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2012-7-2探索記

7月2日の夜、犬の散歩のために運動公園へ。



建物の壁に、見慣れないクモを発見。

ズグロオニグモ posted by (C)独り蛾
↑ズグロオニグモ(初見)↑
名前通り、頭が黒い。
前の脚は一様に黒っぽいが、後ろの脚は縞模様。
人工物に好んで巣を作るらしい。





次に老人ホーム前へ。

灯りにはそこそこ蛾の姿がある。


ミツテンノメイガ posted by (C)独り蛾
↑ミツテンノメイガ(初見)↑
黄色くて、前縁に二つの環紋がある。
こういう濃黄色系ノメイガはパッと見他種に似ているが、よく見ると結構違うって感じの種類が多い。




キシタホソバ posted by (C)独り蛾
↑キシタホソバ↑
前縁が黄色いのが特徴。
よく「キマエホソバ」と言い間違える(笑)
名前は後翅が黄色いことからだが、このとまり方ではキマエの方がしっくりくる。

ムジホソバの♀に似ているが胸部背面が赤っぽくないのと、地色が本種のが濃いめな点で区別できる。
が、あまり自信がない(´・ω・`)




アカフツヅリガ posted by (C)独り蛾
↑アカフツヅリガ↑
前縁がちょっと赤い。
ツヅリガは特徴的な形なので同定しやすいが、去年は本種そっくりの模様で超大型な個体を見たことがある。
そいつは今でも同定できていない。

そういえば今年は、無印ツヅリガをあまり見かけないなぁ。




ビロードカミキリ posted by (C)独り蛾
↑ビロードカミキリ(初見)↑
体色ビロード状の茶色で、翅鞘の先端が白い。
ネットで画像を見ていると、どうやら写真の個体はかなり白色がハッキリしているようだ。
触角がとても長い。





その後雑木林へ行ってシラフクチバを捕獲したが、落ち着かないので持ちかえる。

この日はまたスジグロシロチョウを確認できた。
だんだん個体数は回復しているのかな?





シラフクチバ(初見)。

シラフクチバ posted by (C)独り蛾
青い線が美しい。
この二つの青い線の間が白くなるタイプもある。

「クロシラフクチバ」という矛盾した名前の蛾に酷似していて、外見では確実な同定は不可能らしい。
でもクロシラフの方がやや小型らしく、写真の個体は前翅長24mm。
ぎりぎりシラフの範囲に入る。(多分)



運動公園でひそかに捕っておいた、フタスジシマメイガ。

フタスジシマメイガ posted by (C)独り蛾
柔らかな色彩で、可愛らしい感じ。
「トビイロフタスジシマメイガ」に似ているが、トビイロフタスジでは横線の前縁部が太くなる。
対するフタスジは、特に目立って太くはならない。





以上、7月2日の夜でした。

初見種も続々と見つかり、とても楽しい(´∀`)
でも熟練になると、こういう感覚は二度と感じられなくなるだろう。


今朝は庭でシロツバメエダシャクが乱舞していた。
夜行性の蛾と思っていたが、実は早朝が最も活発になるようだ。
まるでモンシロチョウのように飛び交っていた。
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プロフィール
独り蛾さんのプロフィール
性 別 男性
年 齢 27
誕生日 5月26日
地 域 茨城県
職 業 自営業
血液型 O型
図鑑サイト

茨城の蛾

私の蛾観察記録を、図鑑形式でまとめています。
ゆっくり更新なのでまだ掲載種は少ないです。
表示の関係上、PCでの閲覧推奨。
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