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2013.8.28ライトトラップ1/2

8月28日、庭でライトトラップした。

ライトはケミカルランプ10Wのみ。
気温や湿度はまあまあだが、若干風が気になる。




アカイラガ posted by (C)独り蛾
↑アカイラガ(初見)↑
いきなり初見蛾とは幸先がいい(´∀`)
初見と言っても、各地に普通に見られる普通種らしいが。

小さい頃、公園の木で本種の幼虫を見つけた時は嬉しかったなぁ・・・
あの独特なトゲトゲスタイルは今でも鮮明に覚えている。




ベニモンアオリンガ posted by (C)独り蛾
↑ベニモンアオリンガ↑
春に出るものは名前通り「紅紋」があるが、夏のものはそれが消失する。
和名詐欺である。

紅紋を欠くことで、「アカマエアオリンガ」に酷似する。
しかし後翅の色が白色ならアカマエ、灰色ならベニモン、という違いがある。

しかし野外観察で後翅を見るのは難しく、この個体も後翅を確認しなかったので同定不確実。
でも庭ではアカマエを見たことがないし、ベニモンだと思う・・・




ギンモンシマメイガ posted by (C)独り蛾
↑ギンモンシマメイガ↑
二つの白い紋が特徴的な、綺麗なシマメイガ。
たまーに見られる程度だが、今まで見た回数で言うとそんなに少なくない種。
でも一度に複数見たことはない。




ホソオビキマルハキバガ posted by (C)独り蛾
↑ホソオビキマルハキバガ↑
この個体は色が濃い。
他に擦れ気味で色の淡い個体が多数飛来したが、この個体が一番濃かった。




クロスジコブガ♀ posted by (C)独り蛾
↑クロスジコブガ♀↑
地味なコブガ。
遠くから見ると普通の模様が見えるが、拡大して見ると鱗粉がかなり粗くて面白い。
触角が櫛歯状ではないので♀。




ソトジロコブガ posted by (C)独り蛾
↑ソトジロコブガ↑
翅の外側が白い。
内側は茶色だが、この個体は擦れていて全体的に色が薄い。

標準図鑑では分布が神奈川県〜富山県以西とあり、茨城は分布に入っていないみたいに書かれているが、普通に茨城にもいるらしい。
・・・標準図鑑はなんで微妙に古い情報が混ざってるんだ?
折角新しい図鑑なんだから、最新の情報もまとめてほしい。

ナカグロクチバとかもそう。
本州は群馬、石川、静岡、神奈川しか書かれていないが、茨城でもずっと前から見られてるし・・・




ベニフキノメイガ posted by (C)独り蛾
↑ベニフキノメイガ↑
黄色と紅色がイイ感じ。
紅色部はかなり暗い色なので、遠目には茶色っぽく見える。




テンウスイロヨトウ♂ posted by (C)独り蛾
↑テンウスイロヨトウ♂↑
これはものすごい地味・・・果てしなく地味・・・
この色が濃い感じとか、腎状紋や環状紋の模様から考えて、本種で合っていると思う。

これでよく似た姿のコウスイロヨトウ、エゾウスイロヨトウ、テンウスイロヨトウ三種が揃った!
三種とも庭にいるとは・・・・・嬉しい。




ヒロバクロヒメハマキ posted by (C)独り蛾
↑ヒロバクロヒメハマキ(初見)↑
ひたすら黒っぽい、地味なヒメハマキ。
でもヒメハマキは真っ黒い種がそんなに多くないので、この特徴で種類がだいぶ絞られる。
しかし同定自信はない。

※後から見直して、擦れたコクリオビクロヒメハマキにも見えてきた。たぶんヒロバクロヒメハマキではなさそう?





次回に続く...

2013.8.27探索記

8月27日の夜、庭を探索。



アズキノメイガ posted by (C)独り蛾
↑アズキノメイガ↑
なかなか特徴的な模様をしているが、似た種がいる。
なので、あまり同定自信はない・・・




クローバヒメハマキ posted by (C)独り蛾
↑クローバヒメハマキ↑
名前通り、クローバー(シロツメクサ)を食べる。
シロツメクサは草地によく生えているので、本種も草地に行くとよく見つかる。

クローバーは栽培することもあるので害虫扱いされるらしいが、名前が可愛らしくて好き(´∀`)




キムジノメイガ posted by (C)独り蛾
↑キムジノメイガ↑
本当に無地な黄色。
よく見かける種だが、意外と撮影していなかった。

樹液に来ていることもあり、時々ノコギリクワガワの頭に乗って樹液を吸っていることがある。
何度も見ているので偶然とは考えにくく、本種にはそういう習性があるのかもしれない。
クワガタに乗れば、他の虫に邪魔されることなく安全に樹液が吸えるというメリットがあるのだろう。

「マエキシタグロノメイガ」に似ているが、本種の方が下唇鬚が長い。




コウスイロヨトウ♂ posted by (C)独り蛾
↑コウスイロヨトウ♂↑
水辺に生息するウスイロヨトウ。
庭の近くには水田が多いので、そこから発生しているのか?

この仲間はどれも地味なものばかりだが、本種は環状紋が明瞭な黒点なのが特徴。

♂の触角は繊毛状らしく、この個体は若干触角に毛が生えているようなので♂かな?
しかし糸状でも一応微毛が生じるので、あまり断言はできないが・・・
背景が白だと、触角の毛が目立たなくなるのが困る(;´Д`)




ネコハグモ posted by (C)独り蛾
↑ネコハグモ(初見)↑
小さくて可愛らしいクモ。
可愛いクモと言ったらハエトリグモだが、ハグモ科はその次に可愛いかもしれない。

ハグモという名前だけに葉に巣を作るらしい。
この個体は家の壁の隙間にいるけどね・・・w





庭はこれくらいにして、運動公園へ散歩に。



ニカメイガ posted by (C)独り蛾
↑ニカメイガ↑
黒い斑紋のあるタイプと、この個体のように銀色鱗をもつタイプがある。(たぶん)
銀色鱗タイプはヨシツトガに似ているが、ヨシツトガは下唇鬚が黒っぽいので、この個体はニカメイガで合ってると思う。


こんなこと言ったら頭オカシイんじゃないかと思われるかもしれないが、私の一番好きな蛾はヨシツトガですww
たぶんこんなマイナーな蛾が好きな人はいないと思う・・・

蛾を始めてからずっと「一番好きな蛾は?」と訊かれても答えられなかったが、ヨシツトガに出逢ってからは自信をもって答えられるようになった。




フタナミトビヒメシャク♂ posted by (C)独り蛾
↑フタナミトビヒメシャク♂↑
夏型なので模様は不明瞭で、色が暗い。
春型は大量に見かけるが、夏型はそんなに見ない気がする。





以上、8月27日でした。

2013.8.26探索記

8月26日の夜の探索。


庭の外灯に蛾が来た。


ヒロバチビトガリアツバ posted by (C)独り蛾
↑ヒロバチビトガリアツバ↑
夏の終わり頃に多い蛾。
長い下唇鬚や翅の形が特徴的。
パッと見ただの薄茶色の蛾に見えるが、実はピンク色の鱗粉が散りばめられている。





次に田んぼで散歩。


Gynnidomorpha属の一種 posted by (C)独り蛾
↑Gynnidomorpha属の一種↑
この属はどの種も酷似していて、外見での同定は困難。

田んぼなど水辺を散歩しているとよく見かけるハマキガ。
体型的にヒメハマキに見えるが、ハマキガ亜科。


この他にシバツトガとヒメマダラミズメイガが大量、それに次いでオオメイガsp.とフタオビコヤガが多かった。





帰りに雑木林へ寄った。



クロスジキンノメイガ posted by (C)独り蛾
↑クロスジキンノメイガ↑
外縁が黒っぽいという特徴があるが、この個体は外縁があんまり黒くない・・・
でもネット上の写真を見ると、この個体のようなタイプもいるようだ。

こういう模様のノメイガは多いが、本種はサイズが結構大きいので一目で判る。




アワノメイガ posted by (C)独り蛾
↑アワノメイガ↑
この属も似た種が多いが、たぶんアワノメイガだと思う・・・
あちこちでよく見かける種だが、これほど鮮やかな個体は初めて見たかも(´∀`)




シロスジアオヨトウ posted by (C)独り蛾
↑シロスジアオヨトウ↑
雑木林でお馴染みのヨトウガだが、今年は撮影する機会に恵まれず、今回が今年初の撮影となった。
左側の翅の一部が切れてしまっているが、鱗粉は殆ど落ちていない。

♂の触角は繊毛状らしいが、普通に撮影するだけだと繊毛状なのかどうか分からないことが多い。
櫛歯状とかなら分かりやすいのだが、繊毛状の場合はかなりアップで撮らないといけない。





以上、8月26日でした。

2013.8.22&24探索記

8月22日の夜、庭の外灯を確認。



ニカメイガ posted by (C)独り蛾
↑ニカメイガ↑
よくいるのでいつも撮影してなかったが、この期を逃すと今年は撮影せずに終わりそうだったので・・・

けっこう似た種が多くて、あまり同定自信がない。

名前の「ニカ」は年二化なことに由来するらしい。
年二化する蛾は数多くいるが、本種はイネの重要な害虫であるため、発生周期から名前をとったのかな?
他にもサンカメイガっていうのがいるくらいだし。




ウンモンオオシロヒメシャク posted by (C)独り蛾
↑ウンモンオオシロヒメシャク↑
春にも出るらしいが、秋の方が多い。
これも出だして、蛾も秋っぽくなってきたなぁ。

白い翅に、墨を垂らしたような模様が美しい(´∀`)
色もただ真っ白なだけではなく、一部が黄色っぽいものイイ!




シロヒトリ♂ posted by (C)独り蛾
↑シロヒトリ♂↑
これも夏の終わり頃に多くなる蛾。
純白の翅は、自然下にいると一際目立つ。
真っ白な蛾は結構いるが大抵は小型種で、本種ほど大型で真っ白な種は少ない。


手乗りもした。

シロヒトリ♂-威嚇 posted by (C)独り蛾
指にとまったら、腹部を曲げ、翅を立てた。
これはたぶん威嚇?
腹部や脚の鮮やかな赤色も見せてくれた。





8月24日の夜、田畑道を散歩。


サトクダマキモドキ-交尾 posted by (C)独り蛾
↑サトクダマキモドキの交尾↑
アカメガシワの葉上にて、交尾中。
しかし・・・なんか・・・すごい体勢だな(;´Д`)
あまりバッタとかの交尾は見たことないからよく分からないけど、本種はこれが普通なのか?




ツマテンコブヒゲアツバ♀ posted by (C)独り蛾
↑ツマテンコブヒゲアツバ♀↑
以前(6月)このポイントで♂を見たが、今回は♀。
触角の一部がコブ状になっていれば♂だが、この個体にはそれが無いので♀。

このザラッとした鱗粉の感じが、けっこう好き。
クルマアツバの魅力の一つだと思う。



他に、初見のノメイガを見つけた。
撮影の際に逃げられたら困るので、お持ち帰りして撮影。


スカシトガリノメイガ posted by (C)独り蛾
↑スカシトガリノメイガ(初見)↑
よく似た「クロスカシトガリノメイガ」というのがいるが、本種の方が黒っぽさが弱いらしい。
しかしネットの写真だとかなり微妙な個体も多くて、この個体もあまり自信がもてない・・・
しかも結構スレてるし(´・ω・`)





次に、雑木林へ。


アヤナミノメイガ♀ posted by (C)独り蛾
↑アヤナミノメイガ↑
今まで何度も見ているが、あれ・・・こんなに綺麗だったっけ?
銀色の鱗粉が輝いてて美しい。
去年とはカメラや撮影方法を変えたので、この美しさに気付くことができた。
やっぱり蛾の撮影にリングフラッシュは欠かせないと感じた。

そういえばエヴァのヒロインって綾波っていうんだね。
実は最近(一年前くらい?)知ったw

アニメ好きと言っても、ほんと最近のしか知らない。
にわかアニオタの萌え豚ですがなにか?(^q^)




ササキリ♀ posted by (C)独り蛾
↑ササキリ♀↑
下草のササ類によくいる。
以前♂を撮影しそびれたが、今回は♀だけど撮影できた。
ちっちゃくて、黒い背中がカワイイ。





以上、8月の22日と24日でした。

2013.8.19ライトトラップ

8月19日、庭でライトトラップをした。

ライトは今回もケミカルランプ10Wのみ。




コスズメ posted by (C)独り蛾
↑コスズメ↑
よくいるスズメガ。
セスジスズメとキイロスズメの中間的な感じ。
そういえば今年はキイロスズメを撮影してない気が・・・




コイチャコガネ posted by (C)独り蛾
↑コイチャコガネ↑
遠目にはただの茶色いコガネムシに見えるが、近くで見ると細かい毛が密に生えているのが分かる。
コガネムシの中でも、けっこう可愛くて好き(´∀`)




ヒメアオモンツノカメムシ posted by (C)独り蛾
↑ヒメアオモンツノカメムシ(初見)↑
何気に庭でツノカメムシを見たのは初めて。
背中の赤褐色の模様が特徴的。




オオウスベニトガリメイガ posted by (C)独り蛾
↑オオウスベニトガリメイガ↑
もう何度も撮影しているが、この模様はやっぱり好き。
シマメイガは個人的に好みな蛾が多い。




マダラトガリホソガ posted by (C)独り蛾
↑マダラトガリホソガ(初見)↑
以前これに似た別種(未記載?)を見たが、本物のマダラトガリは初見。
ピンクっぽい色が綺麗!

本種の幼虫は、他の幼虫が加害した果実、ミノガの蓑、ハチの巣など、他の虫が作ったものを食べるらしい。




ヤママユ♀1 posted by (C)独り蛾
↑ヤママユ♀↑
もう今日はダメだな・・・と電気を消した直後、どこからか飛んできた。
何も珍しくないけど、この大きさが嬉しい。

手乗りしようとしたら飛んで、ズボンにとまった。 

ヤママユ♀1-顔 posted by (C)独り蛾
かわいい。
顔も良いけど、このモコモコの脚がかなりポイント高い。



よく探したら、別個体も来ていた・・・! 


ヤママユ♀2 posted by (C)独り蛾
こっちは色が濃い。どっちも♀。
本種は♂も♀も普通に見られるはずだが、私はいつも♀にしか出逢えない。
♂は見たことがないw

よくライトトラップの写真で、本種とかの大型蛾が幕に大量にとまってる写真があるけど、ああいう光景を一度は見てみたい。 
まあ平地では無理だろうが、いつか山でライトトラップを・・・





以上、8月19日のライトトラップでした。

今回は風もあったからか、かなり微妙な結果になってしまったorz 
でもヤママユと戯れられたから良かった。
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プロフィール
独り蛾さんのプロフィール
性 別 男性
年 齢 27
誕生日 5月26日
地 域 茨城県
職 業 自営業
血液型 O型
図鑑サイト

茨城の蛾

私の蛾観察記録を、図鑑形式でまとめています。
ゆっくり更新なのでまだ掲載種は少ないです。
表示の関係上、PCでの閲覧推奨。
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