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ウメエダシャク飼育記

4月26日、栗畑のヒメリンゴにて幼虫を採集。


ウメエダシャク幼虫1 posted by (C)独り蛾
体長は約17mm。
黒色の部分が多い。



尺取虫は基本的に体を曲げているので、体長が測り難い。

なので正確かは分からないが、4月29日25mm、5月4日32mmと成長。


ウメエダシャク幼虫2 posted by (C)独り蛾
この写真は5月9日。
頭が隠れてしまっていることに今気付いた(´・ω・`) 
模様が最初は黒っぽかったが、成長するにつれ色が薄くなってきた。



5月15日に前蛹になり、18日に蛹化。


ウメエダシャク蛹 posted by (C)独り蛾
蛹化から二日経った20日に撮影したものなので、色がしっかり赤茶色になっている。
蛹の体長は20mm。



蛹化して早くも二カ月経過。
もう八月近いというのに、未だに羽化しない・・・。

ということは・・・

この蛹、死んでるorz

2013.7.20&24探索記

7月20日の夜、老人ホームポイントへ。



クロオビリンガ♂ posted by (C)独り蛾
↑クロオビリンガ♂↑
夏型は小型で、春型とはだいぶ印象が違う。
アカオビリンガに酷似し、区別は難しい・・・。
この個体はけっこう赤っぽいのでアカオビかもと思ったが、こういう色のクロオビもいるようなのでクロオビってことにしておく。




ハンノトビスジエダシャク♂ posted by (C)独り蛾
↑ハンノトビスジエダシャク♂↑
チビトビスジに似るが、やや大型で外横線の走り方が微妙に違う。
地味だけど、意外と好きな蛾。





次に雑木林へ。



コウスベリケンモン posted by (C)独り蛾
↑コウスベリケンモン(初見)↑
ウスベリケンモンを黒くしたような蛾。
普通のウスベリも良いが、これも素晴らしい(´∀`)

しかも樹皮にうまく溶け込んだ模様。
この擬態っぷりが蛾の大きな魅力。




ウンモンクチバ posted by (C)独り蛾
↑ウンモンクチバ↑
ニセより少数派だが、やや大型なので存在感がある。
しかしこの個体は前翅長22mm・・・
ウンモンの小型個体かもしれないし、ニセウンモンの大型個体かもしれない、微妙なサイズ。 

なので同定自信はない。





家へ帰り、そこらへんで捕獲した初見ノメイガをじっくり撮影。



モンキクロノメイガ posted by (C)独り蛾
↑モンキクロノメイガ↑
絶対初見だと思って撮っていたが、後から調べたら・・・初見じゃない・・・(´・ω・`)
モンキクロは個体変異が結構あるようで、この個体のような斑紋の発達したタイプが偶に現れるらしい。





24日の夜、買い物へ行く序に老人ホームポイントへ。

と、その前に、家で見つけた蛾。


ハガタキコケガ posted by (C)独り蛾
↑ハガタキコケガ↑
ハガタベニは一ヶ月くらい前に多かったが、ハガタキはあまり多くない。
この個体は結構小型で、前翅長9mmだった。



で、肝心の老人ホームでは・・・


ツマグロシマメイガ posted by (C)独り蛾
↑ツマグロシマメイガ↑
目ぼしいのはこれだけ(´・ω・`)
でも本種はシマメイガにしては独特な姿だし、鱗粉が粗めで写真写りが良いから好き!





以上、7月20日と24日でした。

2013.7.18探索記

7月18日の昼、庭を探索。

昼の探索はけっこう久々。




フジの狂い咲き posted by (C)独り蛾
↑フジ↑
もう夏真っ盛りなのに、今更咲いてる・・・
これがいわゆる「狂い咲き」ってやつか。




タケトラカミキリ posted by (C)独り蛾
↑タケトラカミキリ↑
庭のあちこちを飛び回る甲虫の正体はこれ。
こんなに個体数が多いイメージはなかったが・・・
今年が多いだけか?




モンキチョウ♀ posted by (C)独り蛾
↑モンキチョウ♀↑
庭ではなかなか見られないシロチョウ。
しかしこの日は♂と♀が一頭ずつ見られた(´∀`)

この個体は白っぽかったので♀。




シオカラトンボ♀ posted by (C)独り蛾
↑シオカラトンボ♀↑
♀の別名はムギワラトンボ。
確かに模様がムギワラな感じ。

この個体はなんとか近寄れたが、やはりトンボや蝶の撮影は望遠レンズが無いと捗らないorz 
でも今は標準図鑑WやWiiUを買うために金貯め中だし・・・





夜、ライトトラップをしたが、合間に雑木林へ。

しかし大した虫は見つからなかった。
そんな中、唯一の初見蛾・・・


ハジマヨトウ posted by (C)独り蛾
↑ハジマヨトウ(初見)↑
褐色の三角形が特徴。
前翅の色はこの個体のように緑っぽいものから、赤褐色のものまでいるようだ。





以上、7月18日でした。

2013.7.18ライトトラップ3/3

前回の続き。




ニイニイゼミ posted by (C)独り蛾
↑ニイニイゼミ↑
小型蛾ばかりが集まる中では、かなり目立っていた。
暴れて蛾を蹴散らされると困るので少し離れたところに放した。
触った時、若干柔らかかったので羽化後だったか?




イッシキチビキバガ posted by (C)独り蛾
↑イッシキチビキバガ(初見)↑
キバガの中では割と有名な方・・・かな?
似た種類がいるが、多分こっちで合ってると思う。

後縁から出る二本の黒帯が特徴。




ヒロズミノガの一種 posted by (C)独り蛾
↑ヒロズミノガの一種(初見)↑
体型から考えてこの仲間だと思うのだが、ネット上ではちゃんと同定された写真が殆ど無く、ちょっと厳しい・・・
前翅長が4mm前後と小型だったのでノーマルヒロズミノガかもしれないが、色がやけに白っぽいのが引っかかる。
でもコケヒロズミノガは関東にはいないみたいだし・・・

もう、わからん。




ホソガの一種 posted by (C)独り蛾
↑ホソガの一種(初見)↑
初めてまともにホソガを撮影。
記念すべき本種の名は・・・・・不明(´・ω・`)
若干似た模様のは結構な種数があるようだが、ネットだと模様が完全一致する種が見つからない。

早く標準図鑑W買いたい!




マエキリンガ posted by (C)独り蛾
↑マエキリンガ(初見)↑
今回唯一の、マクロレピの初見種。
パッとしない色模様だが、体型がどことなく特徴的なのですぐ判った。




ヤブキリ♀-顔 posted by (C)独り蛾
↑ヤブキリ♀の顔↑
今回来た虫の中では最大。
幕の彼方此方を悠々と歩く姿がカッコイイ(・∀・)!!




アカシマメイガ posted by (C)独り蛾
↑アカシマメイガ↑
個人的にかなり好きなシマメイガ。
大きさもなかなかだし、この鮮やか過ぎない赤色が堪らない。




フトハチモドキバエ posted by (C)独り蛾
↑フトハチモドキバエ(初見)↑
まるで蜂のような姿。
背中側から見るともっと蜂らしさが伝わるだろうが、幕の裏に潜り込んでしまったのでそのアングルからは撮影できなかった・・・

見た目は蜂でも羽音は完全にデカイ蝿そのもので、あの「プ〜ン」って感じの音がかなり喧しかったw




ナシヒメシンクイ posted by (C)独り蛾
↑ナシヒメシンクイ(初見)↑
最後の最後に見つけたから疲れてたし、地味なので同定できるかも微妙だったから、すごくピントが適当・・・
まあ次また出会う目的ができたからいいか。





以上、7月18日のライトトラップでした。

今回の最大の蛾は、前翅長18mmのニセアカマエアツバ。
20mm超えの蛾、せめて一頭くらい来てくれ・・・

今は一眼のおかげでミクロにハマってるから良かったけど、コンデジ時代だったら殆ど撮影せず「成果ありませんでした」って言ってたと思う。

2013.7.18ライトトラップ2/3

前回の続き。




スネブトヒメハマキ posted by (C)独り蛾
↑スネブトヒメハマキ↑
縦スジがイイ感じのヒメハマキ。
初見だと思ったが、以前撮った未同定写真に本種が紛れていたので初見ではなかった・・・。




コウゾハマキモドキ posted by (C)独り蛾
↑コウゾハマキモドキ↑
翅の幅が広く、なんとなく凧を思わせる姿。
一見地味に見えるが、写真に撮ると鱗粉がよく見えてイイ!
裏面はもっと黄色っぽい色をしていて、意外と派手?




マダラチビコメツキ posted by (C)独り蛾
↑マダラチビコメツキ(初見)↑
特徴的な模様のコメツキムシ。
個体変異に富むらしく、この黒色部の範囲や形は個体により様々。

こんな変わった模様をしているのに、大手図鑑サイトではあまり紹介されていない・・・




ツマグロハギカスミカメ posted by (C)独り蛾
↑ツマグロハギカスミカメ?(初見)↑
似た種類がいるようだが、脚がかなり赤いので本種と判断。
しかしカメムシに関しては無知なので、それとは別の似た種がいたりするのかもしれない・・・

この個体は体が緑だが、ネットでは殆ど赤っぽい体をした写真が多いのが不安要素。




ヒメシロスジカバマルハキバガ posted by (C)独り蛾
↑ヒメシロスジカバマルハキバガ(初見)↑
けっこう長い名前。
これはあまり情報が多くなくて少し不安もあるが、真ん中の線より内側が褐色なことや、外側の線がハッキリしない感じなのでたぶん本種・・・。




Lobesia属の一種 posted by (C)独り蛾
↑Lobesia属の一種↑
ホソバチビヒメハマキなどを含むこの属は、どれも外見が似ていて区別が難しい。
正直この属って判った時点で、同定する気が無くなるw




Anatrachyntis属の一種 posted by (C)独り蛾
↑Anatrachyntis属の一種(初見)↑
マダラトガリホソガに似ているが、内横線?が発達していないし、翅頂のy字状の白線も無いので別種な可能性が・・・
というか、カザリバ、キバガ、ヒロズコガ、マルハキバガあたりは未記載種がまだかなりいると思う。




イネミズゾウムシ posted by (C)独り蛾
↑イネミズゾウムシ↑
小っこくて、背中が黒いゾウムシ。
個人的にはけっこう好き。
しかし、名前から察しはつくがイネの害虫である・・・




ウスマダラオオヒロズコガ posted by (C)独り蛾
↑ウスマダラオオヒロズコガ(初見)↑
細長く斑模様な翅なので本種だと思うが、ネット上には情報が少なくてあまり自信がもてない・・・。

今回のライトトラップは外見で同定できない種や、情報が少ない種が多く、かなり同定作業に時間がかかって疲れた。
面白みのないごく普通な虫が淡々と来るよりはいいが、これはこれで困る・・・





次回に続く...
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プロフィール
独り蛾さんのプロフィール
性 別 男性
年 齢 27
誕生日 5月26日
地 域 茨城県
職 業 自営業
血液型 O型
図鑑サイト

茨城の蛾

私の蛾観察記録を、図鑑形式でまとめています。
ゆっくり更新なのでまだ掲載種は少ないです。
表示の関係上、PCでの閲覧推奨。
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