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2013.7.18ライトトラップ1/3

7月18日、庭でライトトラップをした。

今回も例によって例のごとく、10Wケミカルランプのみ。




ネグロフトメイガ posted by (C)独り蛾
↑ネグロフトメイガ(初見)↑
庭のフトメイガ、5種目の発見。
フトメイガはパッとしない色合いのものが多いが、本種は白黒模様で目立つ。




チビガの一種 posted by (C)独り蛾
↑チビガの一種(初見)↑
顔の感じや、翅の模様からチビガ科だろうと思うが、種の特定には至らず・・・。
これはネットだと写真が少なくて、自信をもって同定できない。
そもそもこの仲間は外観で同定しようとするのが間違いなのかもしれない(´・ω・`)




ニセアカマエアツバ♀ posted by (C)独り蛾
↑ニセアカマエアツバ♀↑
模様の感じからニセっぽいが、前翅長は18mmと大型なので怪しい。
しかし以前17mmの本種の♂を見たことがある(♂なので同定は確実)ので、18mmの♀がいてもおかしくない。
とりあえずニセアカマエということにしておこう・・・。




羽アリの交尾 posted by (C)独り蛾
↑羽アリの交尾↑
今回も羽アリは大量に来た。
しかし数日前の時とは種類が違うようである(たぶん)。

♀が一ヶ所集中していて、そこに♂が混ざり交尾していた。
前の羽アリと比べるとあまり動き回らないので良かったが、それでもやっぱり邪魔ww

今回はイイ蛾が来るかどうかよりも、来た蛾を邪魔される前に撮れるかの勝負だった・・・。
蛾を撮影しようとセットに近づけば、すぐに羽アリが顔や体を這いまわる。
もうこれは、我慢するしかない・・・




ツマグロヨコバイ posted by (C)独り蛾
↑ツマグロヨコバイ↑
スタンダードなヨコバイ。
人気はツマグロオオヨコバイに負けるが、この色の良さや害虫的観点では本種の方が有名かな?




クロスジオオウンカ posted by (C)独り蛾
↑クロスジオオウンカ(初見)↑
なんかよく分からんウンカ発見・・・
とりあえず撮ったが微妙な写真。

あとで調べると、あまり多くない種らしい(゚Д゚;)
もっとちゃんと撮ればよかったorz




クロスジツマオレガ posted by (C)独り蛾
↑クロスジツマオレガ↑
ネグロフトメイガに続き、また白黒の蛾。
この体型、色・・・個人的にかなりイイ。




キンバネチビトリバ posted by (C)独り蛾
↑キンバネチビトリバ(初見)↑
赤っぽい翅がカッコイイ!!!
銀色の鱗粉も少しあり、美しい。
何気に今年はまだトリバガ撮影してなかった。




アカマツチビキバガ? posted by (C)独り蛾
↑アカマツチビキバガ?(初見)↑
斑点の位置から考えてこの仲間が近い気がするが、ネットに写真が殆ど無くてなんとも言えない・・・。
標準図鑑の解説によると、頭が純白か灰色かが区別点の一つになるようで、この個体は灰色なのでアカマツチビ?

しかし同定自信はない。



次回に続く...

リンゴコブガ飼育記

4月15日、栗畑のサクランボにて幼虫を採集。


リンゴコブガ幼虫1 posted by (C)独り蛾
体長は約6mm。
しかし毛が長いのでもっと大きく感じる。
因みにこの毛は無毒。

本種は脱皮して頭の殻を積み重ねるという生態が特徴的。
正面から見ると...

リンゴコブガ幼虫2 posted by (C)独り蛾
このように、頭が大量にあるように見える。
新しい殻が下になるため、上にいくほど小さい殻になる。




4月18日には11mmになったが、翌日には8mm程に縮んだ。
どうやら脱皮前のよう。

数日間動きが見られなかったが、23日に脱皮を確認。

活動を再開し、25日11mm、26日14mm、27日15mmとすくすく成長。


リンゴコブガ幼虫3 posted by (C)独り蛾
これは26日の状態。
毛がだいぶ長くなっている。



4月30日〜5月1日にかけて、また脱皮した。 


リンゴコブガ幼虫4 posted by (C)独り蛾
黒い毛が多くなり、毛の長さやカール具合も増し、なんかいろいろと凄い...。



5月9日、繭を作った。


リンゴコブガ繭 posted by (C)独り蛾
ティッシュの隙間に、毛などを使って繭を作った。
中の様子はよく見えない。
ちゃんと頭の殻は残してある。



6月13日、なんか羽化が遅いな...そろそろ羽化してもいい頃だろうに。
と思い、ちょっと失礼して繭(というかティッシュ)を破ってみたら...。


リンゴコブガ羽化不全 posted by (C)独り蛾
う、羽化してた!?
どうやら、羽化したものの繭から脱出できずに死亡してしまったようだorz

ティッシュがいけなかったのか、この子のミスなのか。(たぶん前者だろうが...)

なんとか羽化までいったのに、こんな結末は悲しい。

2013.7.13〜16探索記

7月13日、田んぼ道を散歩。

見慣れない石のようなものに、犬たちが吠える。
それは...


クサガメ posted by (C)独り蛾
↑クサガメ↑
野生のカメはこれで二度目の出逢い。
前見たのは小さめだったが、今回はかなりデカイ!!

やっぱカメは可愛いな〜(´∀`)
また飼いたくなった。




Gynnidomorpha属の一種 posted by (C)独り蛾
↑Gynnidomorpha属の一種(初見)↑
この属は似た種が多く、外観での区別は困難とのこと...。



帰りに雑木林に寄った。


ミヤマカミキリのペア posted by (C)独り蛾
↑ミヤマカミキリ↑
ペア。
他にもペアがいた。
盛ってんなー...





15日、老人ホームポイントへ。


モトキメンコガ posted by (C)独り蛾
↑モトキメンコガ(初見)↑
翅の根元側半分が黄色いから、「モトキ」。
あまりヒロズコガらしくない顔だが、ヒロズコガ科メンコガ亜科に分類される。



ついでに雑木林へ。


ニセウンモンクチバ posted by (C)独り蛾
↑ニセウンモンクチバ↑
よくいる地味な種だが、この個体はまだ出始めなのか、模様が鮮明。

なんか、こんな模様ですら綺麗だと思うようになってきたw
どんどんマニアックな道を進んでいく...。



家へ帰り、外灯に蛾の姿アリ。


クロバネフトメイガ posted by (C)独り蛾
↑クロバネフトメイガ(初見)↑
フトメイガは実はまだ、これで三種目の発見。
ナカムラサキフトメイガも良いけど、これもなかなか...!!



深夜、日付は変わり16日。


ミツボシキバガ科の一種 posted by (C)独り蛾
↑ミツボシキバガ科の一種↑
顔の感じからミツボシキバガ科だと思うのだが、ちょっと白すぎる。
ネットで調べてみたら、この個体に似た白っぽいミツボシキバガの写真が見つかった。
しかし未同定となっていて、種名は不明...。

単に色褪せただけにも見えるが翅頂がやや尖ってるあたり、未記載種だったりするのだろうか?




チャハマキ posted by (C)独り蛾
↑チャハマキ↑
個体変異が多い蛾。
この個体は殆ど目立った模様が無く、網目っぽくなるタイプ。





以上、13〜16日でした。

クワノメイガ飼育記

5月30日、ヒトリガの餌のクワに卵が付いていたようで、幼虫が孵化。
因みに幼虫の数は8頭くらい?だった。


クワノメイガ幼虫1 posted by (C)独り蛾
これはその内の一個体。
サイズは結構バラバラで、3〜6mmだった。



6月2日、大きめの個体も出てきた。

クワノメイガ幼虫2 posted by (C)独り蛾
この個体は脱皮した後なようで、色が白っぽい。



6月5日、7〜16mmとサイズの差が大きくなってきた。



6月7日には14〜21mmに。

クワノメイガ幼虫3 posted by (C)独り蛾
色も緑色が濃くなった。



6月9日、前蛹になったり蛹化したりとみんな成長している中、ある一頭から...。

クワノメイガ幼虫4 posted by (C)独り蛾
寄生蜂の繭が(´Д`;)



そして6月15日、寄生蜂が羽化。

クワノメイガの寄生蜂 posted by (C)独り蛾
まあ当然、種類は判らない。
卵から育てたのに寄生してるということは、クワノメイガが卵の時期に既に寄生しているわけか...。



6月17日、羽化。

クワノメイガ羽化直後 posted by (C)独り蛾
まだ翅を立てている。
ノメイガは基本的に翅を立てないので、この姿勢はちょっと新鮮。

この日はもう一頭も羽化した。
どちらも前翅長は10mm。



蛹を撮るのを忘れていて、17日に蛹も撮影。

クワノメイガ蛹 posted by (C)独り蛾
実際蛹化したのは9、10日くらいだと思う。



6月20日、残りの二頭も羽化。

クワノメイガ posted by (C)独り蛾
今度は表面を撮影。
因みにこの個体は撮影したのは20日だが、羽化したのは19日。
前翅長は10mm、もう片方が11mm。





今回は合計四頭も羽化させられた。
多頭飼いするといつも1、2個体しか残らないので嬉しい。
多少は飼育技術が向上したか...。

2013.7.11探索記2/2

前回の続き。




シロシタケンモン posted by (C)独り蛾
↑シロシタケンモン↑
ケンモンヤガの中には樹液に来る種が幾つかいるが、本種は最もよく樹液に来る。
白っぽいので、樹液酒場ではなかなか目立つ。




キシタバ-顔 posted by (C)独り蛾
↑キシタバの顔↑
背景の茶色と同化してて、ちょっと分かりづらいかな...
もうちょっと低いアングル、または横から撮れれば良かったのだが、位置的に無理だった(´・ω・`)




フクラスズメ posted by (C)独り蛾
↑フクラスズメ↑
越冬個体は姿を消し、今いるのは新成虫。
この個体も羽化したばかりなのか、すっごい綺麗(´∀`)
後翅はもっと綺麗なのだろうが、正直前翅だけで十分満足できる美しさだw


顔も撮影。

フクラスズメ-顔 posted by (C)独り蛾
愛嬌のある顔。
口吻が赤かったり、裏側が白っぽかったり、表面からは見えない特徴も多い。
顔にピントを合わせたつもりだが、何故か中脚の方がめちゃくちゃ鮮明に写ってるw





家へ帰ると、外灯にはいつの間にか蛾が増えていた。



ホソバコスガ posted by (C)独り蛾
↑ホソバコスガ(初見)↑
パッとしない模様なので同定できなさそうだと思ったが、顔の感じからヒロズコガとかスガとかの類だと判断できたのでアッサリ同定できた。
こういう小型蛾は、科を調べるのに顔が重要だったりする。




キバガ上科の一種 posted by (C)独り蛾
↑キバガ上科の一種(初見)↑
またしても同じ模様の種が見つからないキバガを発見。
この前のマルハキバガのような特徴的な模様ではないので、ただ単に図鑑を見足りないだけかもしれないが...。




ギンスジトガリホソガ posted by (C)独り蛾
↑ギンスジトガリホソガ(初見)↑
白黒が美しい。
この白色の部分は、光の当て方(?)によっては銀色に輝く。

以前(去年の秋くらい)に、不明蛾として写真を載せた蛾も本種だったようだ。

一眼とリングフラッシュを買ったことで小さい蛾を大きく鮮明に撮れるようになったし、標準図鑑Vで同定が楽になったし...。
こうしてミクロが好きになった。
今年はやけに小さい蛾にばかり出逢うなーと思ったが、それは小型蛾ばかりに出逢っているわけではなく、私が小型蛾に目を向けるようになったのだろう。


こういう小型美麗種を見つけると、小さくて目に付きにくいお宝を見つけたような気分が味わえて楽しい。





以上、7月11日でした。

今回の後半の画像、なんか黄ばんでね?と思った方がいるかもしれない...。
そうです、実際少し黄ばんでます。
新しいリングフラッシュに換えたので。

ホワイトバランスはちゃんと手動で調整して黄ばみは殆ど消せているのだが、この記事の後半の画像は黄色い外灯が傍にある状況なので、その光によって黄色っぽさが強まってしまっている。
今まで使ってたのはオートで大丈夫だったが、新しいのだとプリセットマニュアルを使わないといけないので周りの光にも気を付けないと...。

しかし前のより電球数は少ないのに、明るさでは勝っている。
光量調節もしやすく、カメラ電源ONと同時に強制的に点灯することがないので省電力で助かる。
ツイッター
プロフィール
独り蛾さんのプロフィール
性 別 男性
年 齢 27
誕生日 5月26日
地 域 茨城県
職 業 自営業
血液型 O型
図鑑サイト

茨城の蛾

私の蛾観察記録を、図鑑形式でまとめています。
ゆっくり更新なのでまだ掲載種は少ないです。
表示の関係上、PCでの閲覧推奨。
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