話題:文学
序
本の裏表紙と云うのは、なかなか侮れない存在だと思う。
多くの場合、裏表紙には本編の要約のようなものが短い文章で書かれている訳だが、その出来の良し悪しは意外と重要で、ことにその本を買おうかどうしようか迷っている場合などは最終的な判断の拠り所になる事も少なくない。裏表紙をざっと読んで面白そうなら買い、いまいちなら買わない、そんな感じだ。
そんなふうに長年、数々の本の裏表紙を読んできて、ふと思った事がある。それは『裏表紙を独立した一篇の読み物として扱っても良いのではないか?』と云う事である。
実際、裏表紙の面白さに釣られて買った本を、いざ読み終えてみると、結局、裏表紙の部分が一番面白かった…などと云う事も珍しくない。いっそ、本編など無くして裏表紙だけにした方が完成度が高くなったのではなかろうか、と。
思えば、裏表紙と云うのは当然、紙幅が限られているので、どうしても書き手は慎重且つ適切に言葉を選ばざるを得ない。それは詩や俳句、短歌の書法に通じるとも云えるわけで、そう考えると、時に裏表紙に詩性や抒情を感じたりするのも納得がゆく。
そこで今回は、裏表紙を独立した一篇の読み物として提供すべく、架空の短編集の裏表紙を実験的に書いてみようと思う…。
《続きは追記からどうぞ♪》
本
【本編のない短編集】
些細な事から全てを失ったイタリアの天才パスタ職人が失意の果て流浪の果てにたどり着いた日本と云う小さな島国で、四季折々の美しい風景とそこで暮らす純朴な人々の優しさに包まれながらゆっくりと自分を取り戻していく自己再生を描いた表題作『いつの日かカルボナーラをつゆだくで』他、江戸時代の松の廊下から突然現代の日本にタイムスリップした浅野内匠頭(あさのたくみのかみ)が謎の大停電に襲われた東京を救うべく、長すぎる裾を引き摺りながら哀しみに包まれた街に気合いだけで灯りを点してゆく一夜の奮闘劇『電柱でござる!!』、氷河期に突入した地球で人類最期の生き残りとなった歌姫が観客のいない劇場で声高らかに人類のラストソングを歌う『カーテンコールでカーテン凍る』、この世の無常に絶望して禅僧になった男が、夢に出てきた御釈迦様に勧められ初めて食べた日清チリトマトヌードルのあまりの美味しさに感激し、世界一陽気な禅僧になろうと決意するポンチョな諸行無常の物語『色は匂へどチリヌードルを』、風に飛ばされたヅラを追いかける内に偶然幻のアトランティス大陸を発見してしまった万年係長の男が、アトランティス人協力のもと超古代のハイテクノロジーを利用して課長補佐へと上り詰めて行く様子を力強いタッチで描き、全世界のサラリーマンに希望を与えたると同時に、諦めない事の素晴らしさや、ハゲも捨てたものではない、と云う人生における最も大切な二つの事をも教えてくれる奇跡のサクセスストーリー『猫に小判を、係長にはオリハルコンを』、他…時と場所を超えて生きる人間たちの苦悩と歓びを瑞々しくも馬鹿ばかしいタッチで書き殴るように繊細に綴った珠玉の短編集。全202頁、3685編収録。巻末に『カッチョいい紙ヒコーキの折り方』を特別収録。
★★★★★
たかが裏表紙、されど裏表紙。
そして、三三七表紙。
一篇の読み物足り得たならば大幸であります。
【終わり】。
最後の歌姫は中島美嘉のイメ-ジかな‥ってかこのギャグ前にも聞いた事があるような‥勿論様が言ってたね(笑)どんだけこのギャグ気にいってんですか、持ちネタですかコノヤロ-
『電柱でござる!!』
途中で袴が破れ膝をつく浅野『くっ‥これでは歩けぬ‥』『どうしたんだい、辛気臭い顔して。オバちゃんが縫ってあげるから、シャンとしな!!』ペシペシ!←もたいまさこそんなワンシ-ンが浮かんだ♪
『猫に小判を、係長にはオリハルコンを』
主演:阿部サダヲ監督はクドカンでありありと再現された(笑)オリハルコンのパワ-は課長にしてくれたりハゲを治してくれたりはしないんだなその人が持っている元来のチカラをアシストするだけで‥そこがリアルだと思った
このタイトル綺麗な言葉だな濃紫の天鵞絨の上におかれたアンティ-クな鍵みたいで‥謎と神秘をたたえている‥
をみるとグレ-プ王妃を思い出す‥そうそう喫茶店に置いてある卓上おみくじ機がまたブ-ムになってるんだって当時おみくじ機に憧れた子どもがお店を持つ年齢になったから導入しているそうだ♪ヽ(≧∇≦)ノ゙
裏表紙、絶対面白いよね♪ヽ(*´▽)ノ♪
本って、装丁とかも凄く大切だと思うし、なんて云うか全て引っくるめて【一冊の本】なんだと思うな♪(*´∇`*)
で!
その発行年月日とか書いてあるとこ!!d(⌒ー⌒)!
判る!!ヘ(≧▽≦ヘ)♪
私も必ず読むもんヽ( ̄▽ ̄)ノ
古本屋とかで、第一刷の初版本とか見つけると、メチャラッキー♪とか思うしヾ(*T▽T*)
三三七表紙…
つい勢いで書いてしまった(//∇//)
(〃艸〃)ぷふっ♪
三三七表紙っ♪
(*ノ∀`)ノ゛
ナイスっ♪
裏表紙に目を向けるって さすがトキノっちだなっ
+.(人´Д`*).+゜.
拙者 感服したで御座るでござりましゅっ
裏表紙ってナボナみたいな存在だぉねっ
↑イミフ…
みぃうも裏表紙好きっ♪
買うときにチェックするのがもうクセになってるかもっ♪
『何年 第○○刷』みたいの♪
あっ!裏表紙違いかっ!?
(/∇\*)
でもホントに好きなんだぁ〜
その本の歴史と言うか、時間の流れを感じて、そこだけでも楽しめるのよねぇ〜…
(/∇\*)変かっ!?
なんと…それは残念(>_<)
しかし、
クラリスは、いつかきっと、素敵なレディとなって再びしろのらさんの前に姿をみせる事でしょう♪ヽ(*´▽)ノ♪
なんと!!(|| ゜Д゜)
それは、一生で一度見られるかどうかと言われる、伝説の ゴキブリ富岳三十六景の一つでは!?(@ ̄□ ̄@;)!!
秋の始まりと共にそんな素敵な場面に遭遇するとはなんとも幸運な(*´∇`*)
カリオストロ城のゴキブリもけっこうデカそうヽ( ̄▽ ̄)ノ
余談ですがたった今巨大ゴキブリがゴキブリホイホイにインしました
が、しかし左半身のみ入ったためボート漕ぎの要領でホイホイごと移動中という不思議な光景を目の当たりにしています
どこまで行くのかなクラリス
といった伯爵の気分をゲホンゴホン・・
いや、この記事はだな…実は後ろから読んで行くのが正解なのだよ ヽ( ̄▽ ̄)ノ
全ては三三七表紙から始まり、裏表紙は侮れないと云う結論で終わる…裏から始まる前衛文学なのだヽ(*´▽)ノ♪
それにしても、いろは歌に食いつくとは流石、和の女王アマテラス大ペコリじゃ!!ヘ(≧▽≦ヘ)♪
わびさびと山わさびをよく理解しとる(^_^)v
因みにパクったのではなく、オマージュを捧げたのだ♪(*´∇`*)
此れからも半年に一つはマトモな記事をうぴ〜していこう (~▽~@)♪♪♪
こんばんは
なるへそ
久しぶりにまともな記事がって思ったのに。。。
全てはこの『三三七表紙』のためでしたか
でも、こう読んでいくと裏表紙だけでストーリーがわかっちゃうもんですよね確かに買うかどうかの一番の決め手になるしね
このステキな本のお気に入りは禅僧のタイトルですかねやはりここは『あいうえお』じゃないところが粋ですよねまぁ、私の場合、いくらお釈迦様が夢で勧めてきてもこれは食べませんけどね
あと。。。
猫に聖徳太子〜と噛みヒコーキに何気にパクリ感を感じるのは気のせいでしょうかねぇ
それはそれは♪恐悦至極にて御座りまする(//∇//)
教科書の補助教材、好きなんですよね〜(*´∇`*)
いや、もう本当にオヤジギャグすれすれのところで如何にうっちゃるか?なかなかスリリングで面白いですヽ(・∀・)ノ…って、けっこう勇み足をしてるような気も…(//∇//)
やはり 教科書補助教材として 我が家に一冊頂きます
微妙な言葉遊びの上手なみのさん
…下手すると オヤジギャグ?