話題:読書
ここ数年、明らかに読書量、並びに、読者ペースが落ちている。
全盛期には『姑獲鳥の夏』を約五秒で読み終わる程の速読を誇った私であるが、最近は『四コマ漫画』一つを読むのにも下手をすれば八日も掛かってしまう。二日で一コマのペースだ。
これはいけない。
このまま“遅読化”が進めば、いずれ、本の表紙を捲るのに半年掛かってしまう日が訪れるかも知れない。
そこで、今年は…「去年よりも読書ペースを上げると共に読書量も増やす」…そんな目標を掲げたいと思う。
それでも去年、何だかんだ言いつつも、そこそこの冊数を読んでいる事には変わりないので、本日は私が去年一年間で読んだ本の中から、ちょっと印象に残っている文章や文節を幾つか紹介したいと思う。
紹介スタイルは、
「抜粋した文章」
「著者名」「作品名」
そのような感じで。
☆☆☆☆☆
「カスタードの甘さが絶妙な町だから、僕は引っ越して来たのです」
甘味幸太郎 著『発酵バターから始めよう』より。
☆☆☆☆☆
「自分の耳たぶの固さが【末廣】で売られている一番高い蒲鉾(かまぼこ)と同じだと云う事に気付いたのは、奇しくも僕が小田原城の下、満開の桜並木の道を歩いている時だったのです」
北条和也 著『散るなら桜の花びらのように』より。
☆☆☆☆☆
「なんだか、月曜の朝からウキウキしててスミマッシェン。ほいでほいで、学級委員じゃないのに勝手に学級委員会に出席しちゃって、これまたスミマッシェーン!」
飛翔(カケル) 著『ポジティブ過ぎる中二が世界を動かす』より。
☆☆☆☆☆
「結局のところ、かつて私が日本を訪れた際、東京の下町【合羽橋】で見た【スパゲティ ナポリタン】の食品サンプルにおける“宙に浮いているフォーク”を超える芸術作品は存在しないという事になります」
B・カルボナッリ 著『ワサビ抜き芸術概論』より。
☆☆☆☆☆
「十段を超える跳び箱は、小学生の尾てい骨にとって、やはり大きな試練と言えるでしょう」
鬼塚茂吉 著『跳び箱の踏み切り板の位置設定に妥協は禁物』より。
☆☆☆☆☆
◆続きは追記ページより。
☆☆☆☆☆
「真夏には呆れるほど蒸し暑く、真冬には底冷えがするほど寒い場所…それが体育館なのです。でも、それこそが自然の摂理だとは思いませんか?」
鬼塚茂吉 著『人生に必要な知恵は全て体育館の用具置き場の中に詰まっている』より。
☆☆☆☆☆
「高速道路で、“降りるべき出口を既に通り過ぎている事”に気付いた時の絶望感。しかし、その中でしか見られない風景も確かにあるのです」
種田三頭身 著『まっすぐな道でさみしいけれど』より。
☆☆☆☆☆
「二十年ぶりに中学の同窓会に行ったら、出席者は僕と担任教師の二人だけだった。“先生、お久しぶりです”“おう、二ノ宮!元気にしてたか!”僕らはあくまで、【担任と生徒】として振る舞う事にした。因みに、その担任教師は僕の父親だ」
二ノ宮まなぶ 著『親しき中にも礼儀あり』より。
☆☆☆☆☆
「試しに今すぐマクドナルドに行って“モスバーガーとロッテシェーキを1つずつ♪”と注文しながら“ケンタッキーの携帯クーポン”を提示してごらん? その瞬間から店内の防犯カメラの1つが“君専用”になるから…。
マーク・ドナルド著『I'm lovin it!!』より。
☆☆☆☆☆
「お手……お手……お手…ベルガモットちゃん、お手……はい、お手……ミルク棒美味しいね〜…はぁい、お手…」
犬飼望 著『一向に“お手”を覚える気配のない雑種犬と決して諦めない飼い主の物語』より。
☆☆☆☆☆
「スカリー…どうやら、運転免許証の写真を撮るカメラには、地球外テクノロジーによる未知の画像加工ソフトが組み込まれており、どう撮っても“人相の悪い顔”になるように仕組まれているらしいぞ」
J・モルダー 著『卍ファイル』より。
☆☆☆☆☆
「“まずは俺が手本を見せる!”…そう言うやいなや部長は猛烈な勢いで走り出し、見事なヘッドスライディングで世界一美しい毛並みを持つアルパカのお腹の下をくぐり抜けたのであった」
丹下左遷 著『ヘンダーソン部長は弊社の盗塁王で御座います』より。
☆☆☆☆☆
以上、私が去年読んだ本の中から取り敢えず12冊をピックアップしてみた訳だが、機会があれば第2弾をお届けしようと考えている。
いずれにしても、今年は更なる【名作】に出会いたいものだ…。
《終わり》。
鼓膜をノック
物凄く響きそうです
そうです 脳内書房は前頭葉が本館で、海馬には分館があります
是非、タチコマでお越しになってください
と云うか…耳の中に横山ノックが侵入してきた図を思い描いてしまいました
魍魎の匣は…私もかなり時間掛かりました…読みやすいので ストレスは余りないのですけど、やはりあの分厚さが
真ん中あたりを読んでいる時は良いのですけど、最初の方や最後の方は、手に持った時のページの重さのバランスがけっこう厳しいです
まさにまさに(笑)
集中力と視力の低下…全てはこの2点に集約されていると思います
読み返す本があるのも同じです
気に入っている音楽を何度も聴くような感じですよね
あの厚さは故意に作り上げたんじゃないかと思っています
あの本自体を匣に見立てているんじゃないかと
姑獲鳥の夏を速読するならば、京極堂シリーズは1日で読破できますね
そうそう、脳内書房…訪ねてみたいです
先ずは耳の穴から入れる位に小さくならなければ
そして鼓膜をノックしてカタツムリのような迷宮をさまよいながら脳内にダイブ
脳内書房は前頭葉辺りでせうか
著しいものが
あります(T_T)
一番は視力低下
それと集中力の
低下です(T_T)
長い時間
本に夢中になり
ごはんもお勉強も
そっちのけに
なってたころ
娯楽がなかった
んでしょうかね(笑)(^_^;)
でも何度となく
読み返す本がある
のも、嬉しいから
(*^o^*)
ぼちぼちと
読み続けていきます
これらの本は…
脳内書房から発売されています
つまり…
私の頭の中でしか売っていませーん
マクドナルドでケンタのクーポン
お手を巡る絆の物語
私も読みたいです
でも、読む為には自分で書き上げなければならないというジレンマが
ヘイッヘイッヘイッ
テンション高い面々だなあ〜
肩の筋肉とか もうモッリモリになってるんだろうな
カスタードの甘さが絶妙な町… なんか、ほんわかしてていいよね 単館上映の癒し系映画の舞台とかになりそう
で… そうなのよ 決して時間がないわけじゃないのに…やっぱ 集中力と目の疲れやすさの問題なのかな〜って
まさしく!
そうなのです
やっぱり、目の疲れやすさが読書量低下の最大の原因なのでしょう
名作文学の朗読…久しぶりに聴きたくなってきました
やっぱりやっぱり
読むスピードも落ちているし、集中出来る時間も短くなって来ていますよね
と云いますか…
ご飯のランクインの仕方がハンパではありません 一時期の寺尾聰のよう
あ、 今回 紹介した本は全て…私の頭の中でしか売られていないので、お読みになりたい場合は直接私の頭の中にログインしてみてください
一体全体ろこにょ書店に行けばちょんにゃ大変不思議にゃおもろオッカちぃが売ってマチュピチュニャリンかぁ
マクドナルドれぇケンタにょクポンれぇ専用防犯カメラ(≧▽≦)ギャハハハハハハハハッマークドナルド著にょこにょご本がコハル大変欲しいれちゅざん
あと気長にゃお手お手お手お手…躾にチャレンジちゅることを説いている犬にょご本涙出まくりぃ
やっぱりオッカちぃ発言がちゅらちゅらと湯水にょようにれるにょわやっぱり天才紳士トキノ伯爵がこんにゃオッカちぃご本にょ愛読者らかられちゅニャリン
カスタードの甘さが絶妙な町だから、僕は引っ越して来たのです
ここ いいなぁ〜♪
+.(人´Д`*).+゜.
みぃうも読みたいっ
って言うより住みたいっ
みぃうが最近読んだのはねっ♪
『へいっ♪へいっ♪って元気に腕を上げて、挨拶する人達のハナシ♪』
へいっ♪の中の凝りない面々。
〜元気に挨拶すれば肩凝り知らず編〜
…ウソですっ…
みぃう、本 読まなくなったなぁ〜…
キライになったワケじゃないんだけどなっ…
みぃう 読み終わらないと次の本 買わないタイプなんだけど…
それでも、積ん読が増えているっ
なんか、いつも気持ちだけ焦っちゃって…
本 読む時間無い気がしちゃって…
でも、実際は読む時間あるんだけどねっ
読んどけばよかったと後悔
CD文庫などの文学朗読集も最近はヤフオクで少ないですね
こんばんは
読書
私も最近進まないんです
昔は、ご飯食べるのを忘れて読み耽ったのに
今じゃ、
一にご飯
二にご飯
三も四も五も
みぃんなご飯
…てな具合なので、ちっとも進まないんです
ところで、トキノさんの読まれた本の中でいくつか読みたくなり、アマゾンの密林の中を探し回りましたがわかりませんでした
どこで売ってますか