(呼ばれてないのに)帰って来たゾ!なぞなぞ幼稚園。


話題:なぞなぞ?


今夜は不思議の森の宴会です。月が煌々と夜を照らし始めると、森で暮らす様々な小動物や昆虫たちが続々と集まって来ました。動物たちは円座になり乾杯の音頭を待っています。どんな動物たちが集まっているのでしょうか。気になりますよね。それでは、集まった顔ぶれをチラっと覗いてみるとしましょう。

@縞リスAアライグマBフクロウCカエルDカブトムシEカマキリF野ウサギGカワウソHクワガタIハムスターJイリオモテヤマネコK猫ひろし

生息地域や活動季節を無視した素敵なラインナップですね。それぞれの前にはグラスに入った麦酒(ビール)が置かれています。でも…おやおや?…ちょっと待って下さい。一人だけ、麦酒ではなくオレンジジュースです。

さて、ここで《なぞなぞ》です。お酒ではなくジュースで乾杯しようとしているのは、@〜Kの中のいったい誰なのでしょうか?

答えは追記ページに。


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お酒はギョロ目のカンガルー、肴(さかな)はアブダ カダブラー。

話題:おやじギャグとか言ってみたら?


「アンジェラ・アキの歌だっけ?…“肴はあぶった烏賊でいい”っていうのあったじゃん?」

いや、アンジェラじゃなくて八代の方のアキさんね。

「アチョーー!そうだった、そうだった!」

そこ、アチョーじゃなくてアチャーだよね普通。

「重ねてその通り。普段、眼鏡かけてない方のアキさんね」

おいおい、何で眼鏡が判別基準なのよ?通常時に眼鏡をかけてないアキさんなんて山ほど居ると思うぞ。

「まあ、兎に角だ、その裸眼のアキさんの【舟虫】って歌の中では、酒の肴に烏賊を選んでる訳だけどさ…」

【舟虫】じゃなくて【舟唄】な。舟虫なんて歌、30枚ぐらいしか売れんぞ。多分。

「OKOK。で、それはそれとしてだな…確かに、あぶった烏賊もいいんだけど、やっぱ俺としてはだな、脂ののった“ほっけ”が酒の肴、特に日本酒には一番合うと思う訳よ」

まあね…一番かどうかは好みの問題としても、焼き立ての“ほっけ”は美味いよね。

「だろ?脂ののった“ほっけ”を焼いて肉汁がジュワ〜っとしたたっているところを熱々の内に食べる。何と言っても“ほっけ”は焼きたてに限る!君もそう思うだろ?」

ああ。冷めてもそれなりに美味しいとは思うけど、私も焼き立ての方が断然好きだな。

「な。普通そうだよな」

…と思うけどね。

「ところがだな…焼きたて熱々より冷やして食べる方が好まれる地域ってのがあるんだな。地域というか国だけどさ」

へぇー。まあ、国に拠って食習慣は変わってくるからね…。熱いものより冷たいものを好むお国柄なんだろうね。…あ、今のって“ほっけ”の食べ方の話だよね?

「いつ俺が“日経ダウ平均”の話をした?さっきから“ほっけ”の話しかしてないだろ?」

いや、そうじゃなくて、“ほっけ”に限らず魚とか肉とか料理全般の話かな、と思って。

「いや、あくまでも“ほっけ”限定の話だ。虫眼鏡で太陽の光を集めて火をつけるが如く、ピンポイントで“ほっけ”のみに焦点を当てている」

判った判った。…あ、でも…という事はだよ…“ほっけ”は冷たくして食べるけど他の焼き魚は焼きたての熱いのを食べる、と…もしかして、そういう話なのかい?

「お皿」

へっ?

「ソーサー。そうさ、その通りだ。他の焼き魚は普通に焼きたてを食べる。でも、“ほっけ”に関しては何故か、焼いた物をわざわざ冷凍庫に入れて凍らせてから食べるんだよ。な、変な国だろ?」

“ほっけ”だけは凍らせて食べるのが大人気か…。確かに、そりゃ不思議だね。で、いったい何処の国なのよ?

「なんだ…そのチチンプイプイな顔は…ここまでの展開で何処の国か判るだろ?」

チチンプイプイじゃなくてチンプンカンプンね。降参、本当に判らん、お手上げ。

「カナダだよ」

カナダか!いやあ、カナダ人も食べるんだね“ほっけ”。しかも、凍らせて食べるとは珍しい。

「でもさ…よく考えてみりゃ当然の話だよな」

えっ、何で?

「カナダだけに“アイスほっけー”が大人気……ナンチャッテ(爆)」

…何が(爆)だ。貴重な私の五分間を返しなさい。


〜おしまい〜。



ディスコの若大将。

話題:ちょっwおまw



『ああ、ディスコかあ…昔はよく行っとったばいね…』

へぇー、それは意外だな。どう見てもディスコとは縁が無さそうな狸林ポン吉くんがディスコ通いしていてたとは。

『初めてディスコ行ったのは、確か幼稚園の時だす。おパパちゃんと一緒に』

ナヌッ!子供の頃からディスコ通いだと!?

狸林ポン吉くんの見た目は“はだかの大将”こと山下清画伯そのもの。事実、彼は白のランニングシャツと膝までしかない七分丈のズボンで会社に出社し、その格好で営業の外回りにも出ている。しかし、誰もその事に文句を言わない。何故なら、その姿があまりにも自然だからだ。

『あ、おパパちゃんというのはね……』

判っている。父親の事だろう?

『お母さん、の事ぽん』

…ややこしい。どこの地方の出身なのだろう。まあ、それはいいとして…幼稚園の頃から母親と一緒にディスコ通いとは、実にソウルトレインな親子だ。

『子供の頃からディスコ通い…そんなに珍しいだすか?』

珍しいと思うよ。

『ふんだども…おいぽんの地元では、それがスターダストだすけどな』

それを言うなら“スタンダード”では?…いや、待てよ。ポン吉くんの地元ではスタンダードの事をスターダストと言うのがスタンダードなのかも知れないぞ。

それにしても…。子供の頃からディスコに通うのが当たり前……何というか、非常にトラボルタな地域性だ。

『そう言えば…今は“ディスコ”って呼ばないらしいだすね』

確かに。現代では“クラブ”って言うよね。

『んう?クラブ?…そんな名前じゃ無いだらばっち』

えっ?…クラブだと思うけど。

『うんにゃ。今は確か…“イーオン”って名前ぞなもし』

あ、あの……
ポン吉くん……

それ……
ディスコではなくて……

ジャスコ(JUSCO)では?



【おしまい】。



ダジャレの前菜三種盛り合せ(哀しみの冷菜)。

話題:突発的文章・物語・詩


☆一品目『三蔵法師に会いに』


空き地に三蔵法師らしき人物がいると云う噂を聞きつけ、一目見ようと行ってみた。

着くと、確かに其処には何者かが
いるようだった。しかし、それは常に空き地の中を高速で移動しているらしく、まるで実体を掴む事が出来ない。辛うじて捉えられるのは、移動する半透明の影像のみであった。

そう。それは三蔵法師の偽者…

“ざんぞう法師”(残像法師)

だったのだ。


☆二品目『海のように泣く』


泣いている人がいた。

瞳からは涙の代わりに海洋生物が流れ落ちていた。

海のような泣き方をする人だ、私は思った。

その人は、それほど“さめざめ”と泣いていた。



☆三品目『まわり道』


有給休暇を利用して訪れた観光先でレンタカーを借り、気ままなドライブへと出た。

見知らぬ土地を車で行くのは楽しい。映る風景の全てが新鮮だ。

好天にも背中を押され、私は気の赴くまま車を走らせ続けた。

ところが、そんな上々な気分に水を差すように、道は途中で【通行止め】となっていた。

私の借りたレンタカーにカーナビの装備はない。道路地図もない。おまけに土地勘もない。さあ、困った。

かと言って、このまま進む訳にも行かない。回り道を探さなければ。

判りやすい国道を離れて見知らぬ一般道に入る事に不安はあったが、背に腹は変えられない。仕方なく私は目に着いた横道へと車を向けたのだった。

それがドツボの始まりだった。

まさか、その回り道を選んだ事により人生がガラリと変わろうとは、その時の私には知る由もなかったのだ。

かくして私は今、川に舟を浮かべている。そして、鵜を使って鮎などの魚を捕って暮らしている。

道を迂回するつもりが、気づいたら…

“鵜飼い”になっていたのだ。

川に架かる鉄橋の線路をJR の列車が通り過ぎて行く。

私はそれを見上げながら、こう呟く…

「これが本当の…“JR と鵜飼い”(JR 東海)だ」と。


〜おしまひ〜。



一分で読めるシリーズ「いわゆるひとつの優・良・不可」(映画の宣伝文句編)。


話題:おやじギャグとか言ってみたら?

よくある、映画における宣伝文句の優・良・不可。


【優】

『全米が泣いた!!』


【良】

『善兵衛が泣いた!』


【不可】

『煎餅が無いだ!』


―――――

「一分で読めるシリーズ」は文芸のヴィダー in ゼリーを目指しています。




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