これは何十…いや、何百年前に書かれた物だろうか?
パプスプルク家・秘蔵図書館の奥棚に【年代物の旅行記】を見つけた私は、極めて軽い気持ちでそれを読み始めた。
それは随分と古そうな日誌で、作られた当時は極めて立派な物であったであろう革張りの表紙も、今となっては所々が剥がれ落ちてしまっていて、取扱いには細心の注意が必要なようであった。
乾ききった頁も慎重に捲らなければならない。
貴重な書物を台無しにしないように、私は少なからず緊張しながら、ゆっくりと日誌を読み進めていった。
どうやら作者は冒険家であるらしかったが、末尾の署名の印字はすっかり薄くなっており、まともに読めたのは【フニャ‥】と云う謎の言葉のみであった。
フニャなんとか‥それが作者の名前なのだろうか?
そんな事を思いながら更に先を読む。
本の内容は、実に奇想天外な冒険譚の連続で、私はいつの間にか時間を忘れて読み耽っていたのだが…
その中の一編に【一夜にして滅亡した幻の古代都市】の話があった。
冒険の途中で作者が偶然に立ち寄ったその都市は、気候も温暖で人々もみな陽気な、非常に豊かな都市であったらしい。
ところが、作者が足を踏み入れた翌日、途轍もないカタストロフィが街を襲ったと云うのだ…
その未曽有の天変地異での始まりは、作者がかつて経験した事の無い程の大地震であったと書かれている。
その推測規模は【マグニチュード4万8千、震度7千万強】と作者は書いている。これはもう本棚の建て付けがどうだこうだと云うレベルの話ではないだろう。
そして、そのような大地震だけでも驚天動地の事態であるのに、更なる災害が立て続けに街を襲ったと云う。
先ずは、高さ2万メートルもある津波が沿岸部を襲い、次いで雷が10メートル間隔で天から落ち、地面を突き刺した。
そこに、雨と雪と雹とケサランパサランが同時に降り注ぎ、同時に、人間を大気圏外へと放り投げるほどの強風が吹き出したと云う。
もう街は完全に街の様相を失い、滅亡が時間の問題である事は一目瞭然であった。
ところが!
そのような極限状態であるにも関わらず、都市の住人達は、全員、余裕綽々でお菓子を食べていたと云うのである!
この“余裕かまし”には流石に作者も驚いたらしく、「何故そんな呑気にお菓子を食べていられるのだ?」と住人達に尋ねたようだ。
すると、どういう訳だか街の住人達は横一列に並んで、カンカン踊りのようなラインダンスを始めたと云う。
そして、唖然とする作者に住人の一人がこう言ったらしい…
『あなたもご一緒に歌って踊りませんか?』
カステラを渡されながら誘われた作者は、仕方なくラインダンスに加わり、皆と共にに踊り、歌ったそうだ。
カステラ一番♪
電話は二番♪
惨事のおやつは文明堂♪
嗚呼!
なんと陽気で朗らかな街なのでしょう!
しかし…残念ながら…
その伝説の都市は、その夜、完全に滅亡し…今ではもう、その名残りすら残されてはいないのでした…。
――――――――
いやはや‥
世の中には私達の常識を遥かに超えるような素晴らしい物事が、まだまだたくさんあるに違いありません。
今夜のお話はこれでお仕舞いです。
それでは皆様‥
ご機嫌よう。
【ダジャレ千夜一夜物語・第4夜】〜終わり。
さすがです
作者はどうして生き伸びて これを書けたのか
その疑問を残したまま、この話は終わっているのでした
その謎はいずれ明かされる事でしょう
ビューティーペアは確か一人はガンで亡くなられましたが…もう一人の方は今も元気に主婦業に専念されていると思います
危機も慌てふためかない素晴らしき人々
しかし大いなる疑問が…(・_・;)
街が消滅したにもかかわらず、この書を書かれた方は生き残った…
のでしょうか?f^_^;
等と頭の中で
♪駆け巡る〜青春〜
ビューティービューティー〜ビューティーペア〜♪
あの女子プロの二人はイズコへ??(^_^;)
コメントがかなり銀河の彼方へワープしました。σ(^◇^;)。。。
いやもう…
私を読むスペシャリストだなあ〜
何だそれ
いやいや…
其処までじっくり読んで貰えるのはダジャレ星人冥利につきる
だから 何だそれって
いや、なんとかダジャレを今までに無い次元まで引き上げようと……これからも精進致しマッスル
…と 自らハードルを上げ ドツボに嵌る私がいる
あ、ありがとうございます
なんか 文明堂の方に怒られやしないかと…
いやはや…
洒落を理解して下さる皆様のお陰でございます
カステラ美味しいよねぇ
そう 牛乳と相性が良いのですよ
さすが判ってらっしゃる
あの 紙にくっついてる部分も けっこう好きかも
あ、
わざわざご丁寧にありがとうございます
私もけっこう料理するの好きなので(たま〜にしかしませんが)
レシピがあるのは嬉しいです
壮大な お話に ほんとメッチャすごいなぁ〜
トキノっち天才だなぁ〜と思いながら…
場面想像しながら読みふけっていると…
あっ!もうそろそろ、ダジャレが来る予感っ…
ダジャレに一撃でやられない様に
気持ち身構え…ゆっくりとスクロールをしながら、話に集中するっ
大丈夫だっ
まだ来ないっ
まだ来ない
あっ!なんか来る予感
う〜、でも想像が出来ない
あっ!トキノっちのダジャレ先に当ててやれっ
そこから、みぃう。の密かな、ダンジョン的野望がっ…
ダンジョン的不思議な冒険がっ
ばきゅん
やられたっ
そう来たかぁ〜
そう来なさったかぁ〜
乾杯でしゅ
みぃう。の頭では思いつきもしなかったでしゅ
惨事のおやつは文明堂とはっ
ラインダンスクマちゃんもビックリ
メッチャ上質の文章にさっ
惜しげもなく、ダジャレつけちゃう ふっとっぱらなトコが…
さすがトキノクオリティだぉなっ
メッチャ感動だぜっ
これまた 一瞬の思いつきで書き始めたのですが…案の定、また長くなって 後半かなり焦りながら書き終えたと云う
カステラ…落ち着きがあるお菓子な感じで最近かなり好きになりました
そこなのですよ
かか‥それ以外か‥見れば見るほど判らなくなるという
さすが老舗は やる事がひと味違います
私は‥大人になってからカステラが好きになりました
どこまで匂わせるか
その匙加減がけっこう難しかったです
で‥ 冒険! いいですねぇ
ヤバヤバのスポットを回避しつつの 成果 楽しみにしてます
朝から、お腹を抱えて爆笑しました〜
この先、『カステラ』を見るたび、笑いが込み上げて来るでしょう
『』の記事以来の面白さ
さすが、伯爵〜
カチュテラコハル大大大チュキれちゅニャリン
カチュテラにょにゃにがチュキかと言いマチュピチュとぉザラメ砂糖がちゅいてる部分とかぁあとちっとりちたカチュテラと牛乳にょコラボレチョンわぁ神ワザとも言える相性れちゅニャリンからぁ
ああウフフフフンカチュテラが食べたくにゃたれちゅニャリン
最近は、男性もお弁当を作るとか…。
そういう方が、イラッとしないようにレシピを載せることにしました。
私は、多めの量を作り、母の一人暮らしの知人にも作るので、かなり緊張して、おかずを考えます。
…でも、食べてくれると、励みになりますね
がんばります
また、覗いてくださいね〜
懐かしいです
3時のおやつは
文明堂♪ですよね(笑)
惨事が3時に行き着く
なんて(^_^;)
なかなか思いつかない
ですよ(笑)
今日も素晴らしく
仕上がりましたね
(^w^)
懐かしのラインダンス
カステラを嫌いだった
是非とも みのさんのラインダンスを見せていただきたい
きょうは以前購入した単眼鏡が見つかったので
週末冒険に行こうかと
危なくない範囲で