話題:ちょっwおまw

人は時に、自分にしか通用しないセルフな理論、と云うか論理を持つ生き物でして…


先週、“母方の、更に母方の親戚”が一同に集う親睦会に出席した時の話。

その会合は元々、私から見て“祖母の祖父の弟の兄貴の弟”(アバウト過ぎる)かなんかの法要の集まりだったらしいのですが、詳しい事は実はよく判りません。まあ、その辺りの話を始めるには複雑怪奇な家系図を用意する必要があり正直面倒くさいので省略させて頂くとして、兎に角、出席して来たわけです。

さて、先に話したように起源の古い会合ですから、出席者もみな高齢で、私ぐらいの年齢の人間などピカピカの一年生のようなもので、私はランドセルを背負って来なかった事を軽く後悔したぐらいでした。平均年齢は七十五歳ぐらいでしょうか。

そんな感じの集まりですから、そこで交わされる会話も必然的に『あそこが痛い』『ここが痛い』と云った“人体パーツ劣化報告会”や、『先月まで入院してたんですよ』『あ、私は先週まで入院してましたよ』と云った』“退院時期の話”など、如何にもな話ばかりだったのですが…

その中の一人、七十八歳の鬼瓦源三さん(仮名)も肝臓と腎臓を悪くしてしばらく入院していたのが、半年前に何とかかんとか退院にこぎ着けたものの、以降、大好きなお酒が飲めなくなって、人生に張り合いが無くなったと盛んに嘆いていました。

大酒飲みにとって酒が飲めないというのはキツいだろうなあ、と思いながら彼の話を聴いていたのですが…何かがおかしい…そこで、詳しく話を聴いてみると…

『毎晩、日本酒四合は必ず飲んでるよ♪』との事。

当然、私としてはツッコミを入れざるを得ません。

私『え?…退院してから、お酒は飲まなくなったのでは?』

すると、鬼瓦氏はこう云ったのです。

『いや、“お酒”って云うのは“五合以上から”だから。四合以下はアルコール入ってないから、ジュースなのよ』

(゜〇゜;)?????

出ました!
鬼瓦博士のオリジナル理論!

【四合以下のお酒は全てアルコールフリーである】。

自信に満ち溢れたその表情…

これ以上のツッコミは無意味と考えた私は、笑顔で小さく頷いたのでした。(o^・^o)

おしまい♪