2012-8-5 22:59
未知との遭遇(夏)。
話題:写真日記
夏のとある日、少年の面影を未だ残すパナマ帽の男が川の土手をぶらぶらと散歩していた。
何故、男は誰一人として歩く者がいない、そんな夏草生い茂るような場所を歩いているのか?
そこに答えはない。
強いて云うなら、川の上を歩く事は出来ないから川の横の土手を歩いている、そういったテイストである。
何の目的も無く、ただひたすら歩き続けていた男の足が、ある場所に差しかかったところでピタリと止まった。
男の視線が川の淵の一点を捕らえる。が、そこは周囲と同じくただ夏の草が混沌と生い茂っているだけだった。
にも関わらず、男は視線の先へと歩を進めてゆく。どうやら男は、霊感ヤマ感第六感で其処に何かを感じ取ったらしい。
すると、案の定、其処には妙な穴があったのである。
男が呟く。『ついに、地底王国シャンバラへの入り口を発見してしまった…』
だが、それはとても小さな穴であった。男は膝をついて中を覗き込んだが、暗くて何も見えない。しかし、明らかに何かが居る。そんな気配がする。もしや、シャンバラの王が…
再び中を覗き込むが、やはり暗くてダメだ。男は考えた。この大きさならギリギリ、携帯を差し入れる事は出来そうだ。そこで、携帯のカメラとライトを作動させ、手に持ったまま、穴の中に突っ込み、勘たけでシャッターを切った。
そして、携帯と手を穴から引き抜き画像を確認する。
フッ…。
男の口からペパーミントの吐息が零れる。
どうやら…
ここはシャンバラへの入り口ではなかったようだ。
そして、パナマ帽を少し目深にかぶり直すと再び川のほとりを歩き出したのだった…。
《追記にプチ後書き》。
《プチ後書き》
どうやら私が発見したのは、シャンバラへの入り口ではなく、蟹さんの巣穴だったようです(//∇//)
いや、でも…
今回の本文、ほぼ実話でありまして(パナマ帽はフィクション)、川の土手を散歩していたら、妙な気配みたいなものを感じて、何だろう?と不思議に思いながら気配を感じた場所に行ってみると夏草がボウボウと生い茂る中に小さな穴があるのを見つけて、携帯を突っ込んでヤマ勘でシャッターを切ったら蟹さんが写っていたと…まあ、そんな出来事でした♪ヽ(´▽`)/
<<prev
next>>
カレンダー
最近の記事一覧
アーカイブ
- 2024年4月(1)
- 2024年3月(1)
- 2024年2月(1)
- 2024年1月(1)
- 2023年12月(1)
- 2023年11月(1)
- 2023年10月(1)
- 2023年9月(1)
- 2023年8月(1)
- 2023年7月(1)
- 2023年6月(1)
- 2023年5月(1)
- 2023年4月(1)
- 2023年3月(1)
- 2023年2月(1)
- 2023年1月(1)
- 2022年12月(1)
- 2022年11月(1)
- 2022年10月(1)
- 2022年9月(1)
- 2022年8月(1)
- 2022年7月(1)
- 2022年6月(1)
- 2022年5月(1)
- 2022年4月(1)
- 2022年3月(2)
- 2022年2月(1)
- 2022年1月(1)
- 2021年12月(1)
- 2021年11月(1)
- 2021年10月(1)
- 2021年9月(1)
- 2021年8月(1)
- 2021年7月(1)
- 2021年6月(1)
- 2021年5月(1)
- 2021年4月(1)
- 2021年3月(1)
- 2021年2月(1)
- 2021年1月(1)
- 2020年12月(1)
- 2020年11月(2)
- 2020年10月(1)
- 2020年9月(1)
- 2020年8月(2)
- 2020年7月(1)
- 2020年6月(2)
- 2020年5月(1)
- 2020年4月(1)
- 2020年3月(2)
- 2020年2月(1)
- 2020年1月(2)
- 2019年12月(2)
- 2019年11月(2)
- 2019年10月(1)
- 2019年9月(1)
- 2019年8月(2)
- 2019年7月(2)
- 2019年6月(1)
- 2019年5月(2)
- 2019年4月(2)
- 2019年3月(1)
- 2019年2月(2)
- 2019年1月(1)
- 2018年12月(1)
- 2018年11月(1)
- 2018年10月(1)
- 2018年9月(1)
- 2018年8月(1)
- 2018年7月(1)
- 2018年6月(1)
- 2018年5月(2)
- 2018年4月(1)
- 2018年3月(1)
- 2018年2月(2)
- 2018年1月(2)
- 2017年12月(2)
- 2017年11月(2)
- 2017年10月(2)
- 2017年9月(2)
- 2017年8月(2)
- 2017年7月(2)
- 2017年6月(3)
- 2017年5月(2)
- 2017年4月(2)
- 2017年3月(2)
- 2017年2月(2)
- 2017年1月(2)
- 2016年12月(2)
- 2016年11月(2)
- 2016年10月(2)
- 2016年9月(2)
- 2016年8月(2)
- 2016年7月(2)
- 2016年6月(2)
- 2016年5月(2)
- 2016年4月(2)
- 2016年3月(2)
- 2016年2月(2)
- 2016年1月(1)
- 2015年12月(1)
- 2015年4月(1)
- 2015年3月(9)
- 2015年2月(8)
- 2015年1月(9)
- 2014年12月(10)
- 2014年11月(10)
- 2014年10月(10)
- 2014年9月(9)
- 2014年8月(10)
- 2014年7月(15)
- 2014年6月(13)
- 2014年5月(13)
- 2014年4月(14)
- 2014年3月(15)
- 2014年2月(12)
- 2014年1月(16)
- 2013年12月(14)
- 2013年11月(16)
- 2013年10月(18)
- 2013年9月(15)
- 2013年8月(15)
- 2013年7月(15)
- 2013年6月(14)
- 2013年5月(16)
- 2013年4月(17)
- 2013年3月(15)
- 2013年2月(14)
- 2013年1月(17)
- 2012年12月(17)
- 2012年11月(15)
- 2012年10月(20)
- 2012年9月(22)
- 2012年8月(13)
- 2012年7月(24)
- 2012年6月(23)
- 2012年5月(21)
- 2012年4月(29)
- 2012年3月(33)
- 2012年2月(35)
- 2012年1月(22)
- 2011年12月(26)
- 2011年11月(30)
- 2011年10月(28)
- 2011年9月(21)
- 2011年8月(10)
- 2011年7月(7)
- 2011年6月(1)
- 2011年4月(1)
- 2011年3月(20)
- 2011年2月(30)
- 2011年1月(21)
- 2010年12月(8)
プロフィール
性 別 | 男性 |
系 統 | ゴージャス系 |
職 業 | その他 |
血液型 | AB型 |
なんと!(☆o☆)
これが…巨神兵とも並び称されるカ〜ニmarkWだったとは!!三( ゜∀゜)
しかも、この甲羅は魔闘気を封じる為のものとは修羅の国に渡ったケンシロウもビックリです!(☆o☆)
危なかった…(゜ロ゜;
念のためにATフィールドを全開にしておいて良かったです♪(o・ω・)ノ))
↑
もはや何のアニメか全く不明に(*≧∀≦*)
(*≧∀≦*)ワハハハ♪
いや、特に意識したつもりもなかったんだけどさ(笑)…
どうしても私自身が主人公になると、必然的にナルシシズムが流れるよねヽ( ̄▽ ̄)ノ
↑
あんた、何者ですか?(゜ロ゜;
『強いて云うなら…川の上を…』のくだりは、ちょっと英国ふうのユーモアを意識して書いてみたんだけど、
そこから夏目漱石という連想は面白い!(☆o☆)
ロンドンの街並みが甦るなあ♪(~▽~@)♪
おまけに、
高等遊民って言葉がヨーロッパのポエジーを感じさせて素晴らしい♪ヽ(・∀・)ノ
デトックスされたマツコデラックスって(笑)(*≧∀≦*)
マツコデトックスか?ヽ( ̄▽ ̄)ノ
いやいや、まさか蟹さんの巣穴だったとは私もビックリしたさ!!(゜ロ゜ノ)ノ
なんて種類だろうね?(*_*)
実はその後の確認で少なくとも四匹いるのが判明したんだけど、もう少し色の濃いやつもいたりなんかして…(゜ロ゜;
川だから淡水に生息するタイプなんだろうけど…
図鑑で調べればすぐ判りそうだ(^o^)v
で、そう!
【夏の一期一会】!
それ、私も思って、本文中にどこかで使おうと最初考えてたのよヾ(*T▽T*)
でもまあ、文章の流れで結局使わなかったけど…
なんか、書かれなかった言葉を拾って貰えた感じで嬉しいなあ(*´∇`*)
シャンバラ王国の
対人間決戦兵器カ〜ニmarkW
ですよ
固い甲羅は装甲版と思いがちですが、実はカ〜ニの暴走を制御する為の足枷となっています
これに会って無事でいられたとは奇跡です
以後御注意を
因みに私も川沿いを歩いていたら
対人間決戦兵器カ〜ニmarkU
に会った事があり見事捕獲し近所の野良猫にあげた事があります
不味かったのか一噛みしてポイしてしまいました
夏生茂
ってなんか良い芸名だなあと思ったでも冬にはあまりオファ-が来なさそう
強いて言うなら、川の上を歩く事は出来ないから川の横の土手を歩いている、そう言った風情である
おっ、この自由な心持ちなんか夏目漱石をみたいでイイ〜ネ〜♪ベルト通しに手拭い通してさ黒い鼻緒の下駄を履いてんの高等遊民だわな♪
パナマ帽もファンタ-ジェンではかぶっていたと思う♪ペ-パ-ム-ン紙の月も信じれば本物の月になるってね♪(σ∀<)b⌒☆
霊感ヤマ感第六感
ヤマ感は高校生以来だなあ久しぶりに見たなあ♪で、ココ似た意味を持つ言葉が水切りの石みたいに韻を踏んで素軽く飛んでてニクいね!!
男の口からペパ-ミントの吐息が漏れる
初め読んだ時なんかこの文ミョ〜な感じがするよなあ‥‥?‥で、後でパナマ帽の男=様変な感じ=ナルシシズムだったのかと判明して笑っちまった!!(爆)(爆)(爆)
デトックスされたマツコデラックスみたい!!純粋だ!!大きな体がじっとしててなんかかわいいなあ〜それで目も白いんだなあ‥アルビノ種かな?
しっかし草ボ-ボ-のカオティックな空間の中で蟹さんを発見するなんて蟹さんレ-ダ-が付いてるにちがいない!!精度を高めていって欲しいものだそれがいつの日か世界を救う事になるのだから‥
で、余韻を残すさりげない〆がいいやな♪
パナマ帽を深く被り直す前と後では表情が違うと思うものきっと後の方がいい顔してる♪
この物語を読んでいたらうなじをじりじり焼く太陽の光‥麻のシャツ通り抜ける風や夏草のにおいを感じた
素敵な
夏の一期一会
げっ!!(゜ロ゜)
実は最初、タイトル『夏の心は冒険家』にしたのよヾ(*T▽T*)
なんか、心を読まれたようで一瞬ドキッとしたさ♪(*≧∀≦*)
いや、しかし…これは私もビックリだったなあ〜ヾ(´▽`*)ゝまさか、こんなところに蟹の巣穴があるとは!!三( ゜∀゜)
ヘビの巣穴だったら、たぶん気絶して、今もまだ川の土手で倒れてると思う((((;゜Д゜)))
やっぱ、夏は、心にパナマ帽だよなあ♪(~▽~@)♪♪
すごいっ
すごいっ
すごいっ
なんか 全てがすごいっ
みぃう。カニの巣穴って見たコトない〜
でもっ、ヘビの巣穴じゃなくて良かったっ
なんか、普通の人が歩かないトコロを歩いている トキノっちも凄いしっ
巣穴を直感で感じたコトもっ
思い切って、携帯差し込んだのも凄いっ
何か持ってるなぁ〜
何か呼び寄せてるなぁ〜
って感じがするよっ
さすがっ少年の面影を持つ心はいつでも冒険家っ
いつも心にパナマ帽をっ
いやいや本当に、まさか蟹とは思わなかった♪♪(o・ω・)ノ))
穴の形からみて、なんか生き物の巣穴っぽいなあ〜とは思っていたのだけれども(o・・o)/~
蟹の種類は判らないけど、川べりなので淡水に生息する蟹かなと♪ヽ(´▽`)/
あ、やっぱり気配ってありますよね♪(o・ω・)ノ))
何て言うのでしょう…
目には見えないけれど、気というか思念みたいなものって間違いなく存在しているような気がします\(^_^)(^_^)/
こんなところでも、小さな命が精一杯、脈打っているんだなあ〜なんて思うと、ちょっと感動的な気持ちになったり(//∇//)
いや、本当に、地底怪獣じゃなくて良かったです♪(o・ω・)ノ))(笑)
カニをこんにゃにアップれぇ見れるにゃんてぇにゃんらかドライアイチュみたいにゃにょれてマチュピチュニャリン
カニと言えばコハル赤いちか見たことにゃいくらいにぃカニを見てにゃいれちゅニャリンよん
カニうん食べたいれちゅニャリンよん
こんにちは(^-^*)/
蟹さん
なんかバルタン星人チックに映ってる〜
正体もわからぬまま、スリリングな撮影でしたね
蟹さんでよかったようなホッ
気配感じるのって、わかります
虫と目が合うこともあるし
いや本当に♪( ̄0 ̄;
フランキー堺がびっくりして財津一郎に変身したのを見てしまったぐらいクリビツ仰天でした!Σ( ̄□ ̄;)
これはもう、月影先生とカニしゃぶを食べに行くしかない!(笑)(~▽~@)♪
穴の中に紫のカニの人・・
マヤ、おそろしい子・・
月影先生もびっくり