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無題

亮さんと一緒に居た時間と亮さんのことを考え続けている時間を比べて私は少し絶望した。一緒に居たのは二年にも満たない間なのに、私はもう六年も貴女のことを思っている。

無題

高校生の頃、この時期は何をしていただろう。何を考えて学校に行っていただろう。2月の終わり、あとひと月で卒業式、終業式。高校はたった三年間しかないんだなぁと今更のように気が付いた。時が流れるのは本当に早い。あのこともそのことも今思えば全部夢のようだ。昔のことはどれも夢のようだ。私は生きていた筈なのに、まったく違う人間になってしまったような気がする。つい昨日の自分だって知らない人のように思えるのだ。

早く梅が咲けばいいのに。

無題

水道管が壊れた。らしい。今日仕事から帰ってくると各部屋から駐輪場へと下りてきている排水管からものすごい勢いで水が流れ出していて、おや、と思っいながら自分の家へ入ると、何のことはない我が家の屋根を伝う水道管からザァザァと水が流れ続けているのだった。どうやら止まる様子もなく、明日朝一番に管理会社に電話をしなければならない。溜め息を零してお風呂に入ると、ああここにも水があるなぁなどとよくわからないことを考えた。とめどなく流れ落ちる水がうちの水じゃあなければいいんだけど。一日中流しっぱなしだったら、と水道代のことを考えて戦々恐々とした。でも今は考えてもどうにもならないのでとりあえず寝ることとする。暗闇の中で目を閉じると水が流れる音が雨や川の音に聞こえて、私はなんとなく田舎を思い出した。

御都合主義

ここじゃなければどこでもいい、と思っている時には逃げた先が今より地獄かもしれないなんていう可能性には気づかないものなんです。
そうして、人間というものは自分の都合の良いように物事を解釈するんですよねぇ。

面白かったのは、高級クラブだかなんだかでお仕事をしていた時に短く切り揃えた私の爪を見て男の方が「料理をするから短くしているんですか」と聞いたことで、私は内心げらげら笑いながら「そうなんです、長いと危なくて。短いの、かっこ悪いですよね」なんて言ってみせたら「そんなことないですよ、短い方が清潔感があっていいと思うし、何より料理のできる女性というのはやっぱり良いものですね」などと宣った。
私は料理なんて少しもしないし、短い爪もネイルサロンなんぞに行く金もないほどの貧乏学生だったからというだけのことだった。それでも、その男の方の思い込みで私は料理が好きな女性になれたのです。思うに、ただその男性が料理のできる女が好きだっただけの話だろう。

人間は自分の都合の良いように解釈する生き物なんです。それがわかったところで、私の人生はしかし何も変わらないのであった。自分の解釈がご都合主義じゃないことを祈るばかり。

何がわかったって生きるのはちっとも楽にはならないのです。
話題:虚無感

ケンカをしました。

生理で気が立っているせいですね。彼もストレスを感じているのだろう、なにやら不穏な空気だ。また別れようって言われそう。やっぱり違うような気がするって言われそう。

ああなんだか疲れた。正解がわからない。何が正しかったの?場面場面で選択肢を間違えたのかもしれない。

今は何をすればいい?今すぐメールでしおらしく謝るのか、電話をするのか、何もせずに眠るのか、それじゃあ明日の朝は?

考えたってわからないから、寝ようかな。今メールやら何やらしたところで彼の神経を逆撫でするだけだろう。今は何をしても逆効果な気がする。そうは言っても放置しすぎるとまた夏みたいになるし。彼の機嫌がよくなった頃にピンポイントでメールをしたいと思うけど、そんなゲームみたいにうまくはいかぬ。

せっかくの二連休なのに最低だなぁ
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プロフィール
kさんのプロフィール
性 別 女性
系 統 アキバ系
血液型 O型