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2016.6.4栗花観察

6月4日は、虫の日!

ということで、栗畑でクリの花に集まる蛾を探してみた。
たまに車が通り、不審人物と思われたら嫌なので普段は遠慮しているが...。






↑クロギシギシヤガ↑
うちのクリの花と言ったら、これは外せない。
色は地味だけど、蛾が好きな人にならきっと分かってもらえる魅力がある。
一瞬別種に見えるほど、サイズには個体差がある。




横から。
裏面は後翅外横線が目立つ。
オオシマカラスヨトウほどハッキリはしていないが、腹部側面は縞模様。




別個体の吸蜜シーン。
今年は本種がやけに多く、この日以降ほぼ毎日クリの花を見ているが、安定して7頭前後見られる。






↑チャオビヨトウ↑
これもこの時期定番のヨトウガ。
ピーク時には雑木林に飛んでいる蛾の半分以上が本種、なんてことも...。
花以外に樹液にも集まるため、目に付きやすい。
この個体は擦れ気味だけど、新鮮個体は意外にも美麗。

因みに右にいるのはマサキスガ。
これもクロギシギシヤガに次いでよく来ている。






↑フジロアツバ♀↑
撮りづらい位置にいたため妙なアングルになっているが、実際はこの写真を左に90度回転させた状態。
前翅外縁の白い紋が特徴的。
♂は触角が櫛歯状なようなので、そうでないこの個体は♀かな?






↑クロスジノメイガ↑
本日一番の収穫。
高い位置だったので遠い&ピントいまいちorz
初見ではないが、筑波周辺で一度見たきりだったので、庭で発見できたのはとても嬉しい。
次は是非とも接近して撮りたい。個人的にかなり好きなノメイガだし...!

右下にいるのはクロギシギシヤガ。
上の写真のものとは別個体。







クリの花はこれくらいにして、何か来ないかと点けておいた蛍光灯を見に戻る。






↑オビカクバネヒゲナガキバガ↑
カクバネヒゲナガキバガ系では一番よくいるやつ。
ぐんま昆虫の森に行ったときは日中にも関わらず多数の個体が低い位置を乱舞していた。






↑ヤマトゴキブリ♀とコメノゴミムシダマシ↑
不本意ながら我が家で同居している虫コンビ。
コメノゴミムシダマシはこの前駆除を行ったので数は減ったが、まだちらほらと見かける。






↑セマダラコガネ♂↑
小さなコガネムシの一種。
最近は特別多く発生することはないが、数年前は庭の外灯に何十頭も集まっていた。
模様には個体差がありコレクション性がある。
触角の先が三つくらいに分かれているのが♂。







以上、6月4日でした。

クリの花はたくさん虫が集まるので観察にオススメ(・∀・)b
花に限らず、葉にはいろいろな幼虫がいる可能性があるし、幹からは樹液が出ることも。
昆虫観察において万能と言える植物。
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プロフィール
独り蛾さんのプロフィール
性 別 男性
年 齢 27
誕生日 5月26日
地 域 茨城県
職 業 自営業
血液型 O型
図鑑サイト

茨城の蛾

私の蛾観察記録を、図鑑形式でまとめています。
ゆっくり更新なのでまだ掲載種は少ないです。
表示の関係上、PCでの閲覧推奨。
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