真面目に一生懸命生きている人を好きでなにがわるいの
あなたが恥ずかしい事を、わたしの所為にしてまで不幸ぶりたいのね
じゃあずっとそうしていればいい
姪の名前が決まってから暫く
今日 呼吸器が外れたと
うまれたてのいのちの重さをわたしは知らないけれど
いきてきたいのちと等しいことは なんとなく知っている
今元気に走り回って、上手にご挨拶もできるあの子だって あの子やあの子も、そうあの子も
そうだった事を聞いている
どうかどうか比べる事のないようにと 身勝手だから思っている
最初だけでもやさしかったらいい
欲を言えば、その最初が繰り返されたらいいのだけど
駄目かしら
届けたくない心配を日毎並べている
あれもこれもそれも 目一杯食べてきたのにね
いつも通り
消化不良を起こしてクラッシュし続ける
正常なバグ
冷たくてあつい
あのあたたかい炎を 意味にも理由にもしてはいけない