スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

hear,listen,ask;inquire

ぶつけて割れた男の子の頭
ずっと思い出してた
14年もまえの
水道、汚れた蛇口の
あの角の血は先生が拭いた
廊下も
雨の日

みてた ずっと


ちいさい上履きの音が頭から離れない
一日中


ヒヤシンスが腐って
ジャングルジムから出られなくて
うさぎ小屋は空っぽになって
もう動物には触らない、とおもった


サッカーボールを入れるネットで自分の首を絞めた日も
ブランコから落とされた日も
人の顔は全部黒に塗ってた


せんせい、そらはあかいよ
うそじゃない

麻痺、ぬいぐるみ、「おやすみ」

瞼があつい
とけそうだ
顔を見せるな
比較対象について



涙が出るようになってから困ることが増えたように思う
こんなふうに、剥き出しの時はほんとうに困る
泣く事は許されていなかったな
そのままで良かったのかもしれない
感情は本当に要っただろうか
影響を考えると無いままで居ればまだマシだったな
借り物の感情に寄生されて世話無し
未だ飼う
「少し、離れなさい」



明日は何度赤なんだろう

go back,black



前をいつまで引き摺るんだろう
入ってしまえば割とそれなり
入るまでがいつも酷い
すぐに引き戻されてリンクする


久し振りに喋ったあのこが乾いた声に驚いていたっけ 何時間か何日か何分前 便利すぎてまた嫌になる携帯電話 死亡届は多分届かないよ、現実は適度にやさしくて残念ながらうそつきだね
きみはどうするの、





好きなものは多分ある
興味があるものもこれでも多少は
やりたいことはきっと一つだけ
出来ない事は山程ある
やれないことも、山のように


なりたいものは昔からいつだって職業になれないもので
踏み出す足を見失って墜ちたがる
優しさと甘さを知らなかった結果
ぬるま湯でひく風邪
さあ、選んで決めろ













せんせい 三年、三年だけ 待つよ
現実と仲良くしすぎた両目もきっとそれくらいならまだ死にきらないから
三年、三回、それだけ
終わったらなくすよ
それまではなにがあってもどんなことしても生きるよ
生きるんだ



ほんとはさ 変わりたかったよ
みんなと一緒に笑ってみたかった
いつまでも続けたかった
本当にそうおもうよ

でももうここから抜けられそうにないよ
両目も頭も歪みすぎて無理みたいだ
しあわせにいきたいなんて思えそうにないよ
これを望むしかなかったから
その時点で終わってたのかもね



感情が追い付かないくらい振れる
どんどん何かが剥がれて特別高くもない感受性が剥き出しになってくんだ





いつの間に当たり前に残骸でしか描けないって知ってしまってた
それを理解した瞬間が数え切れない記憶と交尾して化け物をうみつづけるよ
こっちを見てる みんな見てる かわいそうなくらいなきながらわらいつづける
みんな この顔で この声で



残骸でしか描けないんだ
絵も、未来も、関係も

かれの讃美歌、発育不全、破滅と水槽

ゆれる、ゆれる、どこかにゆく、


どうしようもなく こえがひびく
おとが追うのか、追われるのか
しんぞうのおとをおもいだす、
皮膜が声帯を被うりゆうのすべて、
あなた の いみ



羊水でききたかったよ
どこにいてもそこにいてよ
だめだ やめて
このひとは螺旋を削ってとどかせる
空間の振動と電気の信号、周波数と神経回路と未完成な不完全へのキス、てのひら、それとだきしめるそのゆううつが掠れさせる発育不全の感覚器官
剥き出しの、さようなら と あいしてる


だめだ やめて
育てないのかい、望んで








あなたのきせきはあなたをあいしてくれないね



あまりにも遠いからよくみえるんだ
代わりに少しもほんものではないけれど


まるで感染症 痛みの連鎖
それでもそれのなまえをあいじょうだと、
前の記事へ 次の記事へ
カレンダー
<< 2009年03月 >>
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
最近の記事一覧
アーカイブ