daydream/peel-off(smash)

被害者面した加害者
自意識過剰



真実わたしだけが悪いのなら死なせてほしい


「二度とメールしてこないでほしい、ひどいよ、ひどい。
そうしてまた、裏切られたかわいそうなアタシ（笑）でいたらいいよ
」



例外(特別、の意味です)以外、誕生日は成る可く覚えない こわいから、うまれた月しか覚えない

「おめでとう」「ありがとう」「素敵な一年になりますように！」「おめでとう」「出会えてよかった」「あいしてる！」「おめでとう」「おめでとう」「おめでとう」「おめでとう」「おめでとう」「おめでとう」
誕生日を祝われる事を嫌うヒトだって居る、生まれてきたくなかったヒトだって居る、忘れたいことがあるように そう考えるヒトは居る

あなたは、そうだった
わたしも、同じ

過去形
あなたは、祝福されたいヒトに成った
わたしはそれを知らなかった 察する事ができなかった
タイミングも性格も頭も顔も身体も声もいのちも存在自体も悪いわたしは見事に精神が破裂した
「誕生日も覚えてない癖に」


ああ
だめだ
こわくてしかたがない



「被害者面した加害者」
逮捕して





手前だけが我慢しているなんて よくもまぁ宣えたもんだ
手前が引き裂いたもんは後戻りなんざ叶わんもんだ
どうオトシマエつけてくれんだい

逃がしゃあせんよ
骨の一つも遺してやらん

「被害者面した加害者」
言われ
肯定、前提としていると答えれば
「ふーん、自覚してたんだ」



十年間のうち八年間
我慢し続けたと言われ
それが深夜に遂に爆発したと言われ
書ききれない程に浴びたあらゆる憎悪
「八つ当たりも含んでいる」と自身を認められるカノジョは正しく人間だ


730
若しくは
133225


病に関して
人間性に関して


抉りが過ぎると感じなくなると識った



もう甘えない
もう頼らない
もう縋らない
もう振り向かない
もう語らない
もう晒さない
もう見詰めない
もう泣けない

幾つ実行出来る



「被害者面した加害者」

強く在らないと不要、だなんて
思わせ追い詰めたわたしは罪人極まりのない最低です

「どうでもいい」


労働いているひとは素晴らしく普遍的であり社会の現実

追い付かない紛い物のわたしはその仕組みに組織に所属せず息を


「どうでもいい」
そう
「どうでもいい」
存在



出会った十年前
十年間
十一年目



崩壊してゆく




社会のゴミ以下
もう聞きたくない
社会のゴミ以下
それが現実 現実 現実

呼吸も心音も辞めたい



現状
労働くことは正しい姿
社会は泥濘であっても正義


金
金
金
金
金
金
金
金
金
金
金
金
金
金
金
金
金
金
金
金
金
金
金
金
金
金
金
金
金
金


あなたはただしい

おもいでは、うっかり踏み付けて割ってしまった鏡とおなじだった

中途半端に砕けた残骸


なんて馬鹿なんだろう




楽器に触れたい
彼等や彼女等は極めて植物に近く
その「植物」はアンドロイドに似ていて
けれどわたしにとっての「植物」は無機質な無機物であって
わたしが焦がれる「植物みたいなひと」とはそれで
わたしはその意味に当て嵌ることはなく
頭痛が成長するばかり



楽器




喉を潰す


慣れない仕草でショータイム
物真似の真似事の真似事
強い自己嫌悪とあらゆる不可能が軸のような根源
冷めた血を吐く度ショータイム
根を絶てば絶命
汚れ汚した濁った声帯

最早ストリップ
まさかのショータイム
的外れのサーカス
一人上手はオリジナル？



こんな声でうたっても
死んだきみは、あの日とおなじことを言えたのか
わたしの粗末なアコースティックギター
きみの恥ずかしがるヴァイオリン
戯れで演った放課後の貸切器楽室
夕闇時には人集りができていた雪の凍る校舎の奥
こんな声の前の声
なにをうたったか 覚えているとしたら死んだきみだけ


おもいで それごと棄てた
下品なまま突き刺さる




(「」)


寧ろ今だって 届かないでほしいくらいだよ

恵まれている

まだ大丈夫 全然大丈夫
恵まれている
たのしいことあったでしょう




それなのに余りに愚者
ああリハビリテーション



燃え尽きてゆく神経
邪魔なものと要らないもので創られている存在
見下す？
かわいそうな振りをしているんだろう
そうみえるでしょう
いいよそれで
正しくないわたしは
悟っているようなヒトを正しいと



たのしいことあったでしょう
たのしいことあったでしょう
たのしいことあったでしょう