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:p-KbHgu,uydj//代筆



効かないアメダマを飲み込んで
追想の真似事に釘を刺す
液体に溺れる脳の痛みに
戯ける靴音のように呼吸が点滅する
ぎらぎらぐるり、がちゃがちゃ ゴトリ



「なかったらつくればいい」
「無かったら作ればいい」
「なかったら造ればいい」
そんな風にしていたのは 求めても求めきれない自分をしっているから

いつでも死ねると夢視るのは
いきて逃れられる場所など何処にも無いから

「考えが甘い」「迷惑」「苦労したことなんてないだろう」と言われ黙るのは
開けようとしてみた窓をその瞬間に閉じて二度と開かないように締めることを選ぶから
「恵まれてる癖に」「もう要らない」「君には出来ないよ」と言われ目蓋を下ろすのは
何を言おうと言い訳や屁理屈と見做され疎通する可能性が極めて低い遣り取りに遣う時間の無駄さと 乱射される「正しさ/僻み/自己主張」という罵倒の後処理に遣う時間や労力を計算し溜め息を我慢するから


信じられるものがなくても生きられる
奪うように搾り取るように求めるばかりで与えられることを当然だと望む視線なんかと
同類と括られるくらいなら生きていたくない

信じてもらえなくても、

iaPh.bw




渾名に抉られようとも
いきるべきか

わからない
うしなうものなどひとつも持っていないのに


下がらない体温に刺さるようなみずいろを

多すぎる命日と脂肪


わすれられないのは
凶悪そのもの


いま あのひとたちがいきているかすら知る術もないのは
真実、この存在の所為なのか
それならば
そうであるなら

おわるしかない

bqKSK@IZ@Q



いまは拙い
暴発しかけている澄み切った殺意
不揃いな呼吸で白濁


おわったら どこへゆこうか
誰のでもないてをつないで
月が蜂蜜に熟れるころに
おわったら あの みずのなかに
さくらの貝殻をまぶした絶望に
欲室を添えて
すべてとつながって
「左様なら」



わたしが設計した「わたし」の構図に
誤った建設も構築も速度も可塑性も整列した数字の僅かな乱れも一切認められなかった
「おやすみなさい」



どちらが先か 眺める

fH/Efr



器官が擦れる
なみだというものを どこかに落としてきてしまったまま、拾っていない
どうにも見当たらない

肢体が臆する
「また」というものを どこか理解しきれないまま、来てしまった

巣くっている
どこにも、




「はは、君には人格が居るじゃないか」
「見込みはないかもしれないね」
「もう手に負えないなら」
刺さってわらった


「これも駄目だった?」
「気分は落ち着いたかな」
「もう逃げるしかないよ」
溜め息混じりを直視して帰り道



「広すぎる範囲で不幸を比べるのも良くないね」
「君は確かに不幸だよ」
「自傷行為なんて馬鹿な事は辞めないと」
「どうしてそんなに死にたいのかなあ」
「今日は誰?」
「演技だとしても異常だよ」
「幸せになりたいとは思わないの?」
「充分細いんだから落ち着いて」
「勿体ないなぁ、折角綺麗なのに」
「日常的にそんなに酷いことをされてるのに?」
「うーん、よく分からないな」
「大変だね 難しいね 入院はやっぱり出来ないの?」
「そう、巧妙なんだね」
「君は自分を幸せにする為のものを、心を削ってまで人に使っている」
「繊細で儚いから壊れそうだとは思うよ」
「何もないより良いじゃないか」
「揚げ足とるのは止めようよ」
「結婚して逃げる、っていうのも無理?」
「そんなに傷付こうとしてたら良くならないよ」
「可哀想だね 恋人はいないんだっけ?」
「大人になって年を取れば見なくなるよ」
「仕方ないよ、どっちも選べないからね」
「折角生まれてきたんだからさあ、もうちょっと頑張れないの?今までみたいに」
「ああ、うーん 環境が環境だからね」


しろい部屋を出るとき いつもこの口は最後に「さようなら」と無機質に動く

「またちゃんと来てね お大事に」


ねえ センセイ
当然だけど きっとセンセイも 話したことを半分も聞いていない

気付いていないとおもっているみたいだからまだ言わないけれど


しってるよ その感じ
とてもよく しっている


求めているのは救いではない
この支配や洗脳共を突破したとしても
その後にはその次にはレベルが遥かに上がった「現実」が淡々と細やかに紡がれている

その時 どうなるとおもう



やり直せるのは極めて稀だと解っている筈

そんなことはない、だとか
考えすぎている、だとか
努力だとか生活だとか環境だとか年齢だとか甘えだとか無職だとか金だとか不摂生だとか不幸面だとかあれだこれだそれだとか

分かるはず
簡単なものなんてない
適当にすらし損ねる
責任転嫁は恥曝し
見掛け倒しの五体満足で
悦に入っているようにしか映らない


「ほんとう」なんて幾つでもあるけれど
それが正しいのか真実なのかは 最高に良くてもこの未だ降り続ける現在の一つ後ろにしか残らない


暗転
繰り返す
暗転


張り裂けてゆく脳
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