この 鬱陶しさを通り越したセンチメンタルを
どうにかできたら
挙げ句の果てに 擦り寄りたくなる卑劣さを
棄て斬ることができたなら
すこしは 生きたいとおもえるんだろうか
すこしは 上手く関係できたんだろうか
結局 なにもだいじにできないまま
また夏にくわれるのか いきるのか
どうしてだろう どうするんだろう
みぎては ほんとうに要るんだろうか 要ったんだろうか
もしかしたら わたしがわたしをおわらせる時
間違っても誰かの所為になどしたくないから してしまいたくないから
絶対にそんなことをしたくないきもちの為だけに
描く為にいきようとおもったのかもしれない
悪い道化はずっと踊る
頭の中の無数のこえは誰なんだろう
酷い道化はずっと廻る
そこで笑っているのは誰なんだろう
どうしたって、死んでみたところで それも変わらずに迷惑なだけだと解りきっているというのに
鬱陶しさは絶えるどころか 破裂するように増殖してゆく
しあわせにわらってほしい
シュガーキューブを頬張って目覚めうたう花びらのように
ひとりでたたかうほうがいい いつまでも
いたみを食べて いきている 当たり前 無意味に
きっとまた 多分 やらかしたんだろう 何か 悪を
枯れそうな絵筆 割れた絵の具 尽きかけの紙
やけに鋭利な色鉛筆 0.25oのペンの反抗期
不味い夢の中 たたかうあなたが倒れている
どうしたのですか、と呟くと あなたはわらって「助けて」と言う
うつくしくないなみだが無意味にこぼれる度
ひとでなしは それなりに ひとであると 安心して畏怖する
わたしが王子様だったら あなたをお姫様にできましたか
青蝶 絵をすて殺す為のひとり いつでも
ステンドグラス いつかは正常に似ていたわたし
ああまた下らない日記 ぶくぶく肥るけこの身体のように
無駄ばかりの