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2015.9.11ライトトラップ1/3

9月11日、庭のケミカルランプ(20W)を点灯!






↑キマエホソバ↑
これはケミカル点灯前から玄関灯に寄ってきていた個体。
何故か左側だけ発光が弱いのか、左に強く影が出ている...。
左右から発光するフラッシュはこれが困る。






↑カバイロトガリメイガ↑
これも玄関灯に来ていたもの。
何気に二度目の出会い。
前に見たのより色が薄い印象。
♂っぽいが、確信できないので性別は書かないでおく...。






↑クロスジコブガ♀↑
内・外横線の間が暗色になる。
触角が鋸歯状じゃないので♀。






↑スギヒメハマキ↑
実物を見ると地味な印象が強いが、写真に撮ると鱗粉が金色に反射してなかなか綺麗。
前翅後角の白紋が目立つ。






↑アカビロードコガネ↑
よくいるけど、撮りやすい位置にいたので撮ってみた。
反射により虹色に見える部分が。






↑ナミスジチビヒメシャク↑
最もよくいるヒメシャク。
同定しやすく、結構好き。
この個体のような新鮮個体は、散りばめられた黒色鱗がイイ感じ。






↑モンクロベニコケガ↑
これもよくいるが、擦れてない綺麗な個体だったので撮影。
しかし本種は擦れてない個体を見かけることも多く、似たような写真が溜まりまくってるww






↑ワモンノメイガ↑
秋に多いノメイガ。
他のノメイガと比べるとかなり細長く、斑紋もあまりノメイガらしくなく独特な種。






↑オオゴミムシ↑
でかくて大顎の発達したゴミムシ。
もちろん同定自信はないw







次回に続く...

2015.9.5ライトトラップ3/3

前回の続き。




↑キノコヨトウ↑
8〜9月に普通に見られるキノコヨトウ。
緑色っぽい個体や、この個体のように褐色の範囲が広い個体など、変異がある。




横顔。
キノコヨトウは胸部や翅の粗い鱗粉が魅力。
顔をアップで写せばこの粗い鱗粉も写せるし、顔自体もそれなりに可愛くて一石二鳥。






↑コナガ↑
よくいる小蛾。
静止時に両翅の後縁の白色部が結合して、白い背中になる。
名前は粉蛾、ではなく小菜蛾、らしい。







↑コフサキバガ↑
黄褐色の翅に二対の黒点が特徴の、小さいフサキバガ。
この個体のように、暗色鱗が多く出る個体もいるようだ。






↑アシナガグモ・シロカネイソウロウグモ↑
アシナガグモの巣に居候するシロカネイソウロウグモが、食べ残された獲物(オオシロカゲロウ)を食べようとしている図。





ここから日付が変わって6日。
とはいえ深夜2時なので、5日の記事にまとめさせていただく。




↑スズムシ♂↑
カブトクワガタに次いで飼育されることの多い虫。
近所では野生もたまに見られる。
今まで♀ばかりに出会い、♂はこれが初見。




顔。
触角は白い。






↑アカアシアオシャク♀↑
裏返しになって弱っていた。
表にしても暴れてすぐ裏になってしまう状態。







以上、9月5日でした。





【おまけ】
キアゲハの幼虫。


この限られた範囲を写した写真に、12頭ものキアゲハが!
3頭は小さすぎて見えにくいので、とりあえず9頭探してみよう!w

2015.9.5ライトトラップ2/3

前回の続き。






↑アオマツムシ♂↑
今の時期大量に見られる。
結構飛翔能力があり、飛んでいる姿が一瞬蛾っぽく見えるので紛らわしいw
背中(前翅)がこのように茶色になっているのが♂、緑一色なのが♀。






↑ミツボシキバガ↑
黄褐色の翅に3つの黒点が特徴。
この仲間はどれもよく似ているが、ノーマルミツボシはサイズが小さい・翅色は黄色みが強い傾向・縁毛に帯が無い、などが区別点となるようで、この個体はその特徴に全て当てはまる。
でもやっぱり外見だけでは確実性ないよなぁ...。






↑シロスジシマコヤガ↑
赤みがかった褐色の翅色で、内外横線は淡色で直線的。
見た目では結構印象に残るが、言葉ではイマイチ特徴を表せないorz






↑オオチョウバエ↑
水周りの不快害虫として有名なやつ。
ハート形で可愛いくも見えるが、屋内で多数発生するとこの可愛らしさがかえって不快感を助長させる...。
虫好きとしてあまり不快害虫という扱いはしたくないが、我が家でもよく発生するので本種は好きではない(´・ω・`)






↑ホシオビホソノメイガ↑
最初トガリキノメイガかと思ったが、後でじっくり調べたらホシオビホソっぽいぽい。
何気に秋に見たのは初めてだ(*´∀`)






↑シロマダラコヤガ↑
近似種のニセシロマダラとは、外見での区別は不可能とされている。
よってこの個体もニセの可能性がある。



少し擦れていて微妙なので、顔を撮影してみた。




横顔。これでもまあ可愛いけど、コヤガは正面で本領発揮するタイプ。




カワイイ!!
蛾萌えの代表的な要素「モフモフ感」には欠けるが、丸っこい顔とその小型さから小動物的可愛さが溢れている(*´ω`*)


そしてこの個体は見た目だけじゃない、行動で可愛さを示してきた...!!


頭の上に「?」を付けたくなるような首傾げ!!!
近くで音を立てると首を傾げたりしたが、犬ならともかく蛾は音に反応して首を傾げたりするのだろうか...。
可愛さへの興奮と同時に、蛾の知能(?)はどれ程なのか気になってしまった。






↑アカザフシガ(初見)↑
なんかイイ感じのミクロがいる!と期待して撮ったが、実際いい蛾だった。
普通種ではあるようだがネットにはあまり画像が充実していないし、何より数少ない「外見で同定できるツツミノガ」というのが嬉しい!
名前にツツミノガと付いていないが、どうやら本種はツツミノガ科でありながら蓑を作らないらしい。







次回に続く...

2015.9.5ライトトラップ1/3

9月5日、いつもの簡易ライトトラップをした。






↑クロスジチビコケガ↑
小さなコケガ。
似た種がいるが、暗色帯の内縁が直線的なのが本種の特徴。






↑オオホシカメムシ↑
秋頃にライトするとよく来るやつ。
結構大きいし、綺麗なので好き。






↑スカシトガリノメイガ?↑
クロスカシとの区別で迷っている...。
名前の通りクロスカシの方が前翅が黒っぽいようだが、ネットで画像を見たところスカシの濃い個体の方がクロスカシの薄い個体より黒っぽい感じで、色で区別するのは難しそうだ...。






↑アカアシアオシャク♀↑
名前通り脚が赤いが、翅の縁も赤い。
♂の触角は櫛歯状なようなので、この個体は♀だろう。






↑クロフタオビツトガ↑
今の時期と、6月頃に多いツトガ。
じっくり見ないと赤みがかった前縁や散布された黒色鱗が目立たず、大きめのシバツっぽく見える。






↑コホソスジハマキ?↑
これも同定自信がない。
最初はチャノコかと思ったが、翅が若干細い気がするのでコホソスジ?
もうわからん!!!






↑キカギヒメハマキ↑
一度だけ見たことがあったが、その時の個体より色がだいぶ黄色っぽい。
前見たのが春だったけど、季節による変異はあるんだろうか。






↑オオシロカゲロウ♀↑
変な蛾がいると思ったら、カゲロウだった。
ひっくり返った状態で暴れまわっていて、裏返して元に戻してやっても結局飛べずに暴れまわるだけだった。


とりあえず放置しておいたら、なんか妙な姿に。


卵塊...?
カゲロウの生態は全然知らないんだが、卵塊をぶら下げる、しかも二つに分けるのには何の意味があるんだ...。 
ネットで調べるとこういう状態の個体の画像は結構あったので、この個体がおかしいわけではないっぽい。 







【おまけ】 
9月3日撮影、クルミシントメキバガ。




カッコよすぎかよ(゜∀゜)!!!
最高だ...。




背中側から。
翅頂がカギ状になっているのが特徴のキバガで、この仲間の多くは名前に「カギツマ」と付いている。
本種は幼虫がクルミの新芽を食して成長を阻害することが分かっていたので「クルミシントメ」なんて変わった名前になったのだろうが、それが命名時に判明していなければ「カギツマ○○キバガ」って感じの名前になっていたはず。





次回に続く...

幼虫特集2015

今回は幼虫写真特集!!


まずは8月7日に仕事現場のヒイラギで採取してきたシマケンモン。



鮮やかな緑色で、細い毛が疎らに生えている。
かなり独特な姿である。



翌日、早くも蛹化の準備が始まった。


色がピンクっぽくなった。緑色系の幼虫は蛹化前にピンクになる種が多い。
この場所が気に入らないのか、薄い繭を作っては移動しまた繭を作っては移動し・・・と繰り返す。
試しに土を入れたところ、浅く潜ったところで繭を作って無事蛹化。



そして8月20日、羽化!!


え?蛹の写真?
・・・忙しくて撮影を後回しにし続け、ようやく撮影しようとケースを見たらもう羽化してたorz
しかも擦れてるし\(^o^)/

蛹の期間、約11日。短い(・∀・;)
でも夏季に羽化する蛾としては普通なのかな。20日くらいはかかると思ってた・・・。



折角なので顔も。


眼に鱗粉が・・・







ここから本当の幼虫特集!!


8月7日撮影、ユズにてナガサキアゲハ。


ナミアゲハと違って白い帯が目立つ。そしてデカイ。





8月7日撮影、カキにてアメリカシロヒトリ。


若齢期なので群れている。成長すると独立する。
成長した一部の個体は、このカキの下に生えるシソに移動していた。





9月3日撮影、オニグルミにてトサカフトメイガ。


昨年撮影したものは成長して橙色になっていたが、今年は若齢期を撮影できた。
小さいうちは橙色になる部分が黄褐色なようだ。





9月3日撮影、ミツバにてキアゲハ。


小さめの個体。この頃から既に橙色の点列がある。




こちらは少し成長した姿。橙色点が大きくなり、節に白い線が出始めた。




更に成長した姿。節の白線が緑っぽくなり目立つ。




おなじみ終齢の姿。ガラリと雰囲気が変わる。







最後に、トビズムカデの幼体を。



いつも隠れていてなかなか撮影できない。
この写真も結構強引に撮影した(^-^;)
前より体が黒っぽく、脚も赤みが増して、トビズムカデらしさが出てきた!
サイズも、10mmほどのカマドウマを捕食できる程度には成長した。

ハエやカマドウマばかりというのもアレなので、ノメイガあたりもあげてみようかな・・・
時期的にそろそろマエスカが増えてくるだろうし、それをあげてみるか。







以上、幼虫特集でした。

キアゲハの幼虫って、なんか可愛いよね。
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プロフィール
独り蛾さんのプロフィール
性 別 男性
年 齢 27
誕生日 5月26日
地 域 茨城県
職 業 自営業
血液型 O型
図鑑サイト

茨城の蛾

私の蛾観察記録を、図鑑形式でまとめています。
ゆっくり更新なのでまだ掲載種は少ないです。
表示の関係上、PCでの閲覧推奨。
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