今回は幼虫写真特集!!
まずは8月7日に仕事現場のヒイラギで採取してきたシマケンモン。
鮮やかな緑色で、細い毛が疎らに生えている。
かなり独特な姿である。
翌日、早くも蛹化の準備が始まった。
色がピンクっぽくなった。緑色系の幼虫は蛹化前にピンクになる種が多い。
この場所が気に入らないのか、薄い繭を作っては移動しまた繭を作っては移動し・・・と繰り返す。
試しに土を入れたところ、浅く潜ったところで繭を作って無事蛹化。
そして8月20日、羽化!!
え?蛹の写真?
・・・忙しくて撮影を後回しにし続け、ようやく撮影しようとケースを見たらもう羽化してたorz
しかも擦れてるし\(^o^)/
蛹の期間、約11日。短い(・∀・;)
でも夏季に羽化する蛾としては普通なのかな。20日くらいはかかると思ってた・・・。
折角なので顔も。
眼に鱗粉が・・・
ここから本当の幼虫特集!!
8月7日撮影、ユズにてナガサキアゲハ。
ナミアゲハと違って白い帯が目立つ。そしてデカイ。
8月7日撮影、カキにてアメリカシロヒトリ。
若齢期なので群れている。成長すると独立する。
成長した一部の個体は、このカキの下に生えるシソに移動していた。
9月3日撮影、オニグルミにてトサカフトメイガ。
昨年撮影したものは成長して橙色になっていたが、今年は若齢期を撮影できた。
小さいうちは橙色になる部分が黄褐色なようだ。
9月3日撮影、ミツバにてキアゲハ。
小さめの個体。この頃から既に橙色の点列がある。
こちらは少し成長した姿。橙色点が大きくなり、節に白い線が出始めた。
更に成長した姿。節の白線が緑っぽくなり目立つ。
おなじみ終齢の姿。ガラリと雰囲気が変わる。
最後に、トビズムカデの幼体を。
いつも隠れていてなかなか撮影できない。
この写真も結構強引に撮影した(^-^;)
前より体が黒っぽく、脚も赤みが増して、トビズムカデらしさが出てきた!
サイズも、10mmほどのカマドウマを捕食できる程度には成長した。
ハエやカマドウマばかりというのもアレなので、ノメイガあたりもあげてみようかな・・・
時期的にそろそろマエスカが増えてくるだろうし、それをあげてみるか。
以上、幼虫特集でした。
キアゲハの幼虫って、なんか可愛いよね。