「
莫(ばく)」から「日」を除いた部分は「
艸(そう)」
(草)を2つ上下に書いた形で、草むらのことです
同じように「
艸」を上下に重ねた文字が「葬儀」の
「葬(そう)」です
「
葬」の「
くさかんむり」も「
廾」の部分も「
艸」の形で「
草むら)」のことです
「死(し)」は
「
歹(がつ)」「
匕(ひ)」を併せた字です
「
歹」は、死者の胸から上の骨の形です
「
匕」はその死者の白骨を拝み弔う人です
草は遺体を一時期置き、遺体が風化した後で骨を拾い「
ほうむり」ました、
それが
「葬(そう)」の字です
「
莫(ばく)」から「日」を除いた部分は「
艸(そう)」
(草)を2つ上下に書いた形で、草むらのことです
つまり「
莫」は草の間に日が沈む姿で「
暮」の元の字でした
「墓(ぼ)」は
「
莫」と「
土」を併せた形ですが、
「
莫」は「
暗い」こと
「
土」は盛り土の小高い丘、古墳のこと
「
莫」と「
土」で墳丘状のお墓のことです
でも、漢字の出来た古代殷時代のお墓は地中深くありました。
遺体の安直場所は暗い世界なので、「
墓」の字が出来たようです
「幕(ばく)」も「
幕」を含む字です
「
莫」には「
暗くおおう」の意味があり
「
巾(きん)」は「
ぬの(布)」
「
幕」は
天幕・テントのことで「
幕」で覆えば「
暗くなる」のです