「
禾」を2つ並べた形に
「
厂(かん)」を併せた字が「
歴」の上部分で
「
厂」は崖
(がけ)の意味です
2つの「
禾」は、自分の陣地の
軍門の左右に標識を立てた「
木」のこと、そこは崖下の両側に軍門が建つ所で、軍事に関する大切なことが決まりました
ですから「
歴の上部分」は
軍の本陣の事です
そこから「おさめる」の意味があります
この「
歴の上部分」に
「曰(えつ)」を加えたのが
「暦(れき)」の旧字です
「
曰(えつ)」の「
口」の部分は神様への祈りの言葉である祝詞を入れる器
「
口(さい)」です
この「
口」に「横棒」を一つ加えた「
曰」は、
「
口」の中に神様への祈りの言葉である祝詞がある形です
この
「
曰」を軍門の前に置いて、戦争の功績を表彰する事を「
暦」と言いました
「
こよみ」の意味に
「
暦」が使われるようになるのは後の事だそうです
「
のぎへん」と呼ぶ
「禾(か)」には2つの意味があります
一つは
「
稲」などの穀物の意味で
「稲(いね)」にも「
穀」にも「
禾」が含まれるのはこの為です
「
禾」のもう一つの意味は
「
軍の門」の意味です
「
禾」を2つ並べた形に
「
厂(かん)」を併せた字が「
歴」の上部分で
「
厂」は崖
(がけ)の意味です
2つの「
禾」は、自分の陣地の
軍門の左右に標識を立てた「
木」のこと、そこは崖下の両側に軍門が建つ所で、軍事に関する大切なことが決まりました
ですから「
歴の上部分」は
軍の本陣の事です
そこから「おさめる」の意味があります
この「
歴の上部分」に
「止(し)」を加えたのが「
歴の旧字」です
この「
止」は人の足跡の形で
進軍する事などの往来する事です
その軍事行動をたてた功績を
「歴(れき)」と言います
その功績を調べあげる事が
「歴」なのです
軍での「
経歴」と言った意味から「
時がすぎる」の意味に成りました
「説(せつ)」や
「脱(だつ)」「悦(えつ)」の旧字には
「
兌」が含まれます
上の「
八」は
その祝いの祈りに対して
神様が降りて来て、「
口」の上に神様の気配がただょっている様子です
「蛻(ぜい)」の字は
蛇や蝉が外皮を脱落、脱皮した「
ぬけがら」の事です
この「
兌」は
心身脱落して、その物の中身が引き出されてる姿です
「
蛻」も脱皮して中身が抜き出される状態です
そして
「税(ぜい)」も
中身を引き出す意味の漢字です
「税」の
「
禾(か)」は
穀類の事です
収穫した米や粟などの中から一部を引き出して納めさせるのが
「
税」なのです
「説(せつ)」の旧字は
左側の字が
「兌(えつ)」で
「兄」の上に「
八」がある形です
「
兄」は、お祭りの際に、神様へね祈りの言葉を入れた器「
口」を頭の上に乗せている人の姿です
その先祖への祭りは「
兄」の役目でした
そこから「
兄」が「
あに」の意味になったのです
上の「
八」は
その祝いの祈りに対して
神様が降りて来て、「
口」の上に神様の気配がただょっている様子です
神様の気配が乗り移り、うっとりした状態で神様に誓いながら説く言葉が
「説(せつ)」の字です
神様が乗り移っているので「
よろこぶ」のです