「
兌(えつ)」は、「
兄」の上に「
八」がある形です
「
兄」は、お祭りの際に、神様への祈りの言葉(祝詞)を頭上に乗せている人の姿です
その先祖への祭りは「
兄」の役目でした、そこから
「
兄」が「
あに」の意味になりました
上の「
八」はその祈りに対して神様が降りて来て、
「
口」の上に神様の気配が漂っている状態です
神様が乗り移ると
身も心も脱落した状態になります
「
身」が脱落した状態を表す字が「
脱」ですが
「
心」が脱落してる状態を表す字が「
悦」の字です
更に
「蛻(ぜい)」は
蝉やヘビが外皮を脱落し、脱皮した「
ぬけがら」のことです
ですから「
兌」は、心身脱落して、そのものの中身が引き出されている姿ですから「
蛻」も脱皮しと中身が抜き出されている状態でもあります
そうして
「税(ぜい)」も中身を引き出す字です
左側の「
禾」は、稲等の穀類のこと、
収穫した米や粟等の穀類の中から一部を「
抜き出し」納めるのが「
税」なのです
「
兌(えつ)」は、「
兄」の上に「
八」がある形です
「
兄」は、お祭りの際に、神様への祈りの言葉(祝詞)を頭上に乗せている人の姿です
その先祖への祭りは「
兄」の役目でした、そこから
「
兄」が「
あに」の意味になりました
上の「
八」はその祈りに対して神様が降りて来て、
「
口」の上に神様の気配が漂っている状態です
神様の気配が乗り移り、うっとりとした状態で神様に誓いながら説く言葉が「
説」です
神様が乗り移るとうっとりてして、身も心も「
脱落」した状態になります
「脱(だつ)」の右側も
「
兌」の字です
「
脱」の「
月」は「
肉づき」で「
身体」のことです
身が脱落するので「
ぬぐ」の意味になりました
「
身」が脱落した状態を表す字が「
脱」ですが
「
心」が脱落してる状態を表す字が
「悦(えつ)」の字です
心が脱落して、うっとりしているので「
よろこぶ」の意味になりました
孔子の言葉を集めた
「
論語」の冒頭に
「
学びて時に之(これ)を習う、また説(よろこ)ばしからずや」
(学ぶことを続け、常に復習する。そうして自分の身に付けているのは、何と愉快なことではないか)とあります
この「
論語」の「
説」は「
よろこぶ」の意味です
今の日本では
説明など「
とく(解く)」の意味で「
説」を使います
この
「説(せつ)」の右側
「
兌(えつ)」は、「
兄」の上に「
八」がある形です
「
兄」は、お祭りの際に、神様への祈りの言葉(祝詞)を頭上に乗せている人の姿です
その先祖への祭りは「
兄」の役目でした、そこから
「
兄」が「
あに」の意味になりました
上の「
八」はその祈りに対して神様が降りて来て、
「
口」の上に神様の気配が漂っている状態です
神様の気配が乗り移り、うっとりとした状態で神様に誓いながら説く言葉が「
説」です、神様が乗り移っているので「
よろこぶ」のです
「
のぎへん」と呼ばれる形の
「禾(か)」には2つの意味があります
1つは
稲等の
穀物の意味です
もう1つは
「
軍門」の意味です
その「軍門」の意味の
「
禾」の意味として
「歴(れき)」の
止を除いた字「
れき(歴の止を除いた字)」です
「
れき(歴の止を除いた字)」は「
厂(かん)」と「
禾」を2つ合わせた字です
「
厂」は
ガケの形です
2つの「
禾」は軍門の左右に建つ
標識として立てられた
木です
そこは
崖下の両側に軍門
「
禾」が建つ所で、軍事に関する大切なことが決まりました
この
「
軍門」の意味「
禾」に関係した文字に、
「平和」の
「和(わ)」があります
「
口」は
神様への祈りの言葉を入れる器の「
口」です
「
口」を「
軍門」
(歴の止を除いた字)の前に置いて、
平和の誓い「
講和(こうわ)」することが「
和」なのです
いろいろな戦いの
「
和議」「
和平」が
「
軍門」
(歴の止を除いた部分)で行われたのです
「
のぎへん」と呼ばれる形の
「禾(か)」には2つの意味があります
1つは
稲等の
穀物の意味です
もう1つは
「
軍門」の意味です
その「軍門」の意味の
「
禾」の意味として
「歴(れき)」の
止を除いた字「
れき(歴の止を除いた字)」です
「
れき(歴の止を除いた字)」は「
厂(かん)」と「
禾」を2つ合わせた字です
「
厂」は
ガケの形です
2つの「
禾」は軍門の左右に建つ
標識として立てられた
木です
そこは
崖下の両側に軍門
「
禾」が建つ所で、軍事に関する大切なことが決まりました
この「
れき」に
「曰(えつ)」を加えたのが
「暦(れき)」です
「
曰」の「
口」の部分は
神様への祈りの言葉の祝詞を入れる器です
曰は
口に「横棒」を一本入れる形ですが、「
曰」の中に祈りの言葉の祝詞がある形です
その
「
曰」を軍門の前に置いて、戦争の功績を表彰することを
「暦」と言いました
「
こよみ」の意味に「
暦」が使われるようになったのはずっと後のことです