みんなのブログから来た大和

「遊の（シンニョウ）と（子）を除いた字」は
吹き流しの付いた旗竿の事です

この「旗」には
一族の霊が宿ると考えられてました
その「旗」をお仕立てて行くことが
「（遊のシンニョウを取る）」意味で「遊」の元の字です

その旗に宿る神様の霊が
気ままに行動する（行く）事から「あそぶ」の意味に成りました
それに（行く）を意味する「（シンニョウ）」を加えて

「遊（ゆう）」と言う字が出来ました

後に
人間が心のおもむくままに行動して楽しむ意味となった字です

「旅」と言う字と「あそぶ」の
「遊（ゆう）」のツクリは似てますね

これは
「遊」から「シンニョウ（しんにゅう）」と「子」を除いた部分が同じ形です

この形は
「旗」や「族」にも含まれる字型ですね

これらに共通する
「遊の（シンニョウ）と（子）を除いた字」は
吹き流しの付いた旗竿の事です

それに
「子」と「シンニョウ」を付けたのが
「遊（ゆう）」です

この場合の
「子」は｀人´の事です

ですから
「遊」の（シンニョウ）を除いた部分は
「吹き流しの付いた旗竿を持つ人」の事です

「麦（麥）」は
（麦踏み）の事です

（麦）の字に「面（めん）」を加えたのが

「麺（めん）」の字ですが

（羊）の事を
「綿羊（めんよう）」とも（緬羊（めんよう））とも書きますが

「麺（めん）」の「面（めん）」は、
この「緬（めん）」とつながっていて、
「緬」は
「細かいもの」と言う意味です

つまり
「麺（めん）」の字は
「麦粉（むぎこ）」の事です

（来（らい）（來）の字は
「麦」の事でした
その字の音を借りて

「くる」「きたる」の意味に使われるように成りました

「麦（ばく）（麥）」の字は
その「来（來）」に「夊」を加えた形です

「夊」は「止」の字を左右逆にした字です

「止」は、足跡の形ですから「夊」は、「下向きの足」の事です
それに「來」を加えた

「麦（麥）」は
（麦踏み）の事です

（麦）の伸びすぎを押さえて、根張りを良くする為に、麦の芽を足で踏む作業が
「麦」「麥」の字になっているのです

（来（らい）（來）の字は
「麦」の事でした
その字の音を借りて

「くる」「きたる」の意味に使われるように成りました

「往来」の意味で
「道を行く」事を表す

「彳（ｷﾞｮｳﾆﾝﾍﾞﾝ）」を加えた
「徠（らい）」の字が出来ました

「徠」の意味は
「きたる」です 

江戸時代の儒学者に
荻生徂徠（おぎゅうそらい）
と言う人が居ましたが
「徂徠（そらい）」とは（往来）、ゆききの事です