「食料」の
「料(りょう)」の
「斗(と)」は柄の付いた
柄杓の形です
ヘンの
「
米」は、
米などの穀類な事です
「
食料」は「
食糧」とも書きます
この
「
食糧」の方は
「主に主食にする食べ物」の事ですが
両方の言葉の使い分けはけっこう難しいですね
「
食料」の「
料」は柄の付いた柄杓で、「米」等の穀物の量をはかること
そして
「食糧」の
「糧(りょう)」も「米」等の量をはかること
「
糧」の
「量(りょう)」は
上に注ぎ口の付いた大きな袋を表す象形文字です
今の形は
下部分が袋の「
重り」となる「
土」を加えた形ですから
「
量」は、
「
はかる」「
はかり」「
ますめ」の意味に成りました
そして
「
食糧」の「
糧」は
「
量」の袋で、「
米」などの穀物をはかること
そこから
「一定量」の「
かて」「
食糧」の意味に成りました
「斗(と)」は
柄の付いた柄杓
(ひしゃく)の事です
「魁(かい)」は頭が大きく柄の長い柄杓の事です
そこから、
優れたものの意味となり
その道を初めて開いた
「
さきがけ」の意味に成りました
また
「斗」は北斗七星の事も意味します
「斡旋」の
「
斡」の「
斗」を除いた部分は、吹き流しのある旗竿です
この「
斗」は「
北斗七星」ですから
北斗七星が北極星の周りをめくるように
「めくる」と言う意味がですから
「
斡旋」とは
「事が進展するように、人と人の間をめくる」と言う事です