みんなのブログから来た大和

「寺」が手で持つ事の元々の字でしたから「寺」を含む字には持続する意味があります

「時（じ）」は
時間が持続すること
「待（たい）」は時をかけて持続的に「まつ」と言う状態の事です


日本の「さむらい」の意味に使う
「侍（じ）」は偉い人の近くに仕え「はべる」事です
そういう状態が持続してる人で「侍者」「侍女」の用法があります

「詩（し）」の「寺」も持続してる意味で
これは呪（まじな）い的な言葉が持続してる「うた」の事です

プライドどの事を「矜侍」と書いて
この「侍（じ）」の形は
心の中に、自分に頼むものが持続してある事です

「寺（じ）」は
現在は「土」と「寸」を併せた字ですが古代文字では「之」と「寸」を併せた文字でした

「之」は、「止」と同じく「足」の事で
「寸」は「手」の意味です
この「之」が寺の音に関係した部分で、
意味は「寸（手）」の方にあります

「寺」は
「手」で持つ意味の字で「持」の元の字でした
その「寺」に「手偏」を加えて「もつ」意味の「持」の字が出来ました

このように
「寺」が手で持つ事の元々の字でしたから「寺」を含む字には持続する意味があります

「寺」は後に役所の意味に使われだし、寺院の「てら」の意味は、中国で外国の使節を迎える役所（こうろ寺）を後に僧の宿とした事からです

「席」と「度」の字は似てますね

更に
「度」は、「渡世」の（渡）にも含まれます

「渡（と）」は
「度」の「わたる」「わたす」の意味意味を「水を渡る」の意味に使用した字です
更に「譲渡」等の
財産や権利を譲り渡す意味にもなりました

金属の薄い層にかぶせる
金属を「めっき」と言います
これは漢字で
「鍍金」と書きます
この「鍍（と）」の字は、
「席」を敷くように金属を「塗（ぬ）り渡す」と言う意味の字です

「席」と「度」の字は似てますね

更に
「度」は、「渡世」の（渡）にも含まれます

「度（ど）」は
「席」の省略形と「又」を併せた形です

「又」は「手」を意味する文字です
つまり
「度」は「手（又）」で敷きものの「席」を広げる形です
その「席」ね大きさを物差しとして長さを測る事です
ですから「はかる」「ものさし」の意味になりました
その「ものさし」の意味から「制度」「法度（はっと）」等の「おきて」「のり」の意味になり、更に「席」を広げて端から端まで敷き渡すので「わたす」「わたる」「こえる」等の意味にもなりました

「今度の選挙で議席を確保する」の
「席」と「度」の字は似てますね

更に
「度」は、「渡世」の（渡）にも含まれます

「席（せき）」の古代文字は
「厂（かん）」と「蓆（むしろ）」を合わせた字です

この「厂」は建物の事で
この中に蓆を敷く形なので「むしろ」「せき」「しく」の意味になりました

より詳しく分類すると
地面に直接敷くむしろは
「筵（えん・むしろ）」と言います
その「筵」の上に更に重ねて敷くものが「席」と言います