前回の続き。
とりあえず一通り糖蜜を見たので、路上の虫を探索。
トビイロサシガメ posted by
(C)独り蛾
↑トビイロサシガメ↑
背中?に黒い紋をもつ。
前脚以外の脚が黄色っぽいのも特徴。
秋に見かけることが多いサシガメ。
エビチャコモリグモ♀ posted by
(C)独り蛾
↑エビチャコモリグモ♀(初見)↑
路上を歩いていた。合計2頭。
たぶん同定してなかっただけで、過去に何度か見ていると思う。
コモリグモは似た種が多くて厄介だが、胸部の模様や脚の模様なんかがエビチャっぽいので。
ネットではそんなに情報が多くないが、普通種なことに変わりはないようだ。
キンナガゴミムシ posted by
(C)独り蛾
↑キンナガゴミムシ(初見)↑
輝いていて綺麗だったのでなんとなく撮影。
同定する気はなかったが、ちょっと調べてみたらアッサリ正体が判明。
ナガゴミムシの中では美麗種らしい。
ナガゴミムシって他にどんなのがいるのか知らないけど(;^ω^)
オオアトボシアオゴミムシ posted by
(C)独り蛾
↑オオアトボシアオゴミムシ↑
アオゴミムシ系の中で一番好きなやつ!
さっきのキンナガゴミムシのようなキラキラ輝く感じではなく、少しぼやけた輝きをもつ。
ちょっとゴミムシに興味が沸いた瞬間である。
路上の観察も一通り終え、帰りに木々を少し見てみた。
ムナアカフクログモ♀ posted by
(C)独り蛾
↑ムナアカフクログモ♀(初見)↑
名前通り頭胸部が赤い。
腹部の模様も意外と特徴的。
図鑑にスギ・ヒノキの樹皮に多いと書かれてあり、この個体もヒノキの隣に生えてる木にいた。
ヒノキとかスギに依存してるんだろうか?
カマドウマ1 posted by
(C)独り蛾
↑カマドウマ↑
名前に何も付かない、スタンダードなカマドウマ。
関東のカマドウマの中では最も個体変異に富むようで、同定には少し時間がかかった・・・
この個体は体が黒く、背中が赤くなっている。
モリズミウマあたりと紛らわしいけど、脚の先端や付け根に模様がなく白っぽいので本種だと思う。
別個体もいた。
カマドウマ2 posted by
(C)独り蛾
こちらは触角の全体を写した。
かなり横に長いので16:9にトリミング。
この個体は背中の赤色がさっきのより弱い。
カマドウマ3 posted by
(C)独り蛾
これは背中の赤色が完全に無い。
大きさから考えてこれは成虫だろう。
前の個体は産卵管があるので成虫になっているのだろうか?
最初の個体は幼虫なのか♂成虫なのか分からない。
そこらへんはネットで調べれば分かるだろうと思ったが、実際に調べてみると本種のことではないページばかりがヒット。
特にカマドウマ嫌い・駆除関連が非常に邪魔。
本種にはアゲハチョウのナミアゲハみたいな、総称との混同を避ける別名は無いの(´・ω・`)?
次回(後日更新)に続く...
11月17日、糖蜜トラップをした。
・・・が、今回は糖蜜以外で見つけた虫が多いので、探索記カテゴリにしておく。
17時になり日が暮れ始めたので、30分ほど前に仕掛けておいた糖蜜を見に行った。
ちなみに今回の糖蜜は庭ではなく、家から100mほど離れた雑木林でやった。
エサキモンキツノカメムシ posted by
(C)独り蛾
↑エサキモンキツノカメムシ↑
これは糖蜜ではなく、近くの木で偶然発見した。
近所では初確認。
ハート形の白い紋が可愛い。
本種なら、カメムシ嫌いな人にも少しは好印象を与えられるんじゃないだろうか?
ウマオイ♀ posted by
(C)独り蛾
↑ウマオイ♀↑
こんな秋遅いのに、まだいたのか・・・
だいぶ衰弱していたので、もう命は長くない。おつかれさま。
ウマオイは「ハヤシノウマオイ」と「ハタケノウマオイ」の二種に分けられるが、違いが殆ど無いので区別できない。
鳴き声はだいぶ違うようだが、そもそも鳴かない♀じゃどうにもならない。
クロサビイロハネカクシ posted by
(C)独り蛾
↑クロサビイロハネカクシ↑
2〜5月にかけて多く見かけるが、秋に見たのは初めて。
この出現時期から考えて、成虫越冬なのかな?
林縁を2、3頭が歩いていた。
糖蜜を見る前にいろいろ出逢ったが、いよいよ肝心の糖蜜。
ヤマトゴキブリ幼虫 posted by
(C)独り蛾
↑ヤマトゴキブリ幼虫↑
合計10頭ほど来た(この時点では2頭)。
結構大きさがバラバラで、この個体が最も大きかった。
ゴキブリは嫌われ者だけど、個人的にはナメクジより200倍マシ。
幼虫は小さくて、むしろカワイイ。
カシワオビキリガ♂ posted by
(C)独り蛾
↑カシワオビキリガ♂↑
キリガktkr!!
ド普通種だけど、今季初なので嬉しい!
あまり落ち着きがなく、この後どっかへ飛んで行ってしまった・・・
マダラカマドウマ幼虫 posted by
(C)独り蛾
↑マダラカマドウマ幼虫↑
これは糖蜜というか、糖蜜を仕掛けた木にとまってただけ。
糖蜜を舐めてる別個体もいたけど。
そう・・・別個体がたくさんいたんだよ・・・
マダラカマドウマ幼虫の群れ posted by
(C)独り蛾
大量だーーー!!(゜д゜;)
数えてないけど、合計30頭はいたかな。
でも個人的にはこの大群より、この木の根元あたりにいた一頭のナメクジの方が恐ろしかったw
カマドウマって結構好きよ?
何でみんな、そんなに嫌うん?
次回に続く...
11月12日、糖蜜をしていたら、路上に落ちた枯葉にとまっている虫を発見。
クロスズメバチ posted by
(C)独り蛾
↑クロスズメバチ↑
外見的にも、大きさ的にも、あまりスズメバチっぽくない種。
黒い体に、白い線が特徴。
これによく似た種がいて、顔の模様が区別点になるらしいが、そんなこと知らなかったので顔は撮影しなかったorz
でも本種の方が普通種だろうから、クロスズメバチで合ってるさ・・・きっと・・・w
ちなみにこの日の糖蜜の成果は、フサヒゲオビキリガ一頭のみ(写真なし)。
まあ、昨日はカラスヨトウしか来なかったから、この日はマシな方だったな・・・
カラスヨトウは来るのに、キリガは来ないっていうのはおかしいよなぁ。
一昨年はカシワオビとかフサヒゲオビとか雑魚扱いするレベルだったのに。
昨年の秋からずっとこの調子。
やっぱり、キリガ自体が減ってしまったんだろうか・・・
庭で確認している冬季のキリガは27種、その内今年は未だに1種しか出逢えていないとか悲しすぎる(´・ω・`)
11月2日、林縁の路上でアレを発見。
クロイロコウガイビル posted by
(C)独り蛾
↑クロイロコウガイビル↑
このヌメッとしたツヤのある体・・・
キモチワルイ。
でもこいつは、ナメクジを捕食するらしい!
見た目以外も害だらけのナメクジを駆逐する英雄、それがコウガイビル(`・ω・´)
ナメクジの敵というだけで、なんか仲間に思えてくる・・・
ナメクジといえば、最近は普通のナメクジよりもチャコウラナメクジが増えてきている。
ナメクジが減るのは嬉しいけど、代わりに他のナメクジが増えたら意味ないorz
しかもチャコウラは生命力が強い。
普通のナメクジよりも塩耐性が高いのだ。
庭では一昨年あたりに大発生して、夜になるとナメクジだらけ、アジサイとかの葉も穴だらけになったことがある。
その時に塩で駆除しまくっていたので分かる、チャコウラの強さは異常(´・ω・`)
あと、ナメクジには塩じゃなくて砂糖でもOK!
みたいなことが書いてあって試してみたことがあるが、全く効かないw
誰だよこんなデマ流したのは!w
まあ駆除の甲斐あってか、今は一日に多くて五頭くらいしか見なくなったので、あとはコウガイビルさんに任せよう。
そういえば一昨年?にブログにも書いた謎のコウガイビル的な生物・・・
あれが今でも気になって時々調べてるんだけど、未だに正体不明。
見つけた当時はキモッと思って写真も撮らなかったけど、今はすごく後悔している。
アレは新種の生物だったのかもしれない・・・
11月10日、老人ホームポイントで大型蛾を発見!
ウスタビガ♂1 posted by
(C)独り蛾
↑ウスタビガ♂↑
秋のヤママユガ四天王の一人。
本種は四天王の中でも出現期が最遅・・・!
今年はクスサンもヒメヤママユも見れず、今年オワってるわー・・・
って感じだったが、本種には出逢えてよかった。
♂と♀で外見が異なり、♂は翅頂が尖っていて色が橙色。
ちなみに♀は翅頂が丸っこく、色が黄色。
この写真はフラッシュ撮影だが、リングライトでも撮影してみた。
ウスタビガ♂2 posted by
(C)独り蛾
雰囲気がだいぶ変わる。
リングライトの方が実際の見た目を忠実に再現できている。
しかし大型蛾だと被写体との距離があるため光量が足りず、どうしても暗くなってしまう・・・
純正品を買うしかないか・・・
顔も撮影。
ウスタビガ♂3 posted by
(C)独り蛾
これは顔というより、頸板の毛がメイン。
このモフモフ感、堪らん!
そして手乗り。
ウスタビガ♂4 posted by
(C)独り蛾
立派な触角と、素晴らしいモフモフ。
正直、小型哺乳類とかを手に乗せるより、100倍幸せ。
こりゃぬいぐるみ化すべきだな・・・