スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

カブラヤガ

11月22日の夜、ヤツデの花に蛾が!!






カブラヤガ♀ posted by (C)独り蛾
↑カブラヤガ♀↑
キリガとかを期待してこれだと、流石に残念感が否めない・・・w
今年唯一ヤツデに来てた蛾がこれだけって言うね(´・ω・`)

もうだめだ、蛾運が底を尽いている。



・・・気を取り直して、カブラヤガを軽く解説。

春から秋まで、長期的によく見られる普通種。
特に4月前後と11月前後は姿が目立つ。

斑紋や色彩はけっこう変異があるが、総じて地味。
腎状紋、環状紋、楔状紋が発達していて、いかにもモンヤガらしい。

♂は触角が櫛歯状、♀は糸状なので区別しやすい。
色の濃淡は性別に関係ない。

花や灯火で多く見かける。



せっかくなので、顔も撮った。


カブラヤガ♀-顔 posted by (C)独り蛾
意外とカワイイ。
何故かこの個体は口吻を出しっぱなしにしていた。





幼虫は農作物の害虫として有名、「ネキリムシ」の名で忌み嫌われている。
日中は土に潜っているが夜になると活動し、野菜の根周辺をよく加害するらしい。


その幼虫の姿がコチラ。


カブラヤガ幼虫 posted by (C)独り蛾
色は茶色で地味、背中の細かい黒い斑点が特徴。
ネキリムシにはタマナヤガも含まれていて、お互いよく似ているが、カブラヤガの方がこの黒点が細かいらしい。

幼虫で越冬することが多いようで、寒期の犬散歩の際に路上で多く見かける。
時にはこの個体のように死骸を喰うことも・・・
以前本種の幼虫を飼育したときも、餌が少ないと共食いが頻発したし、意外と凶暴だ(;´∀`)
前の記事へ 次の記事へ
ツイッター
プロフィール
独り蛾さんのプロフィール
性 別 男性
年 齢 27
誕生日 5月26日
地 域 茨城県
職 業 自営業
血液型 O型
図鑑サイト

茨城の蛾

私の蛾観察記録を、図鑑形式でまとめています。
ゆっくり更新なのでまだ掲載種は少ないです。
表示の関係上、PCでの閲覧推奨。
カレンダー
<< 2013年11月 >>
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
フォト蔵