9月19日の夜、庭の灯下で待ち伏せ作戦。
シバツトガ posted by
(C)独り蛾
↑シバツトガ↑
この時期は特に多いようで、毎日みていると言っても過言ではない。
その為すぐ逃がそうと思ったが、よく見るとこの個体、かなり綺麗。
新鮮な個体を見たおかげか、本種の見方が少し変わった(´∀`)
ウスアトキハマキ posted by
(C)独り蛾
↑ウスアトキハマキ(初見)↑
最近多い「チャノコカクモンハマキ」や「リンゴコカクモンハマキ」に似ているので、それらかと思って撮影した。
でも何か違和感があったので確認したら、本種だった。
ハッキリとした黒帯が、後縁で消失するのが特徴。
その後、老人ホーム前へ。
ヒメハナマガリアツバ posted by
(C)独り蛾
↑ヒメハナマガリアツバ↑
名前の「ハナマガリ」は下唇鬚を鼻に見立て、それがかなり反っているため「鼻曲がり」なんだと思う。あくまでも自己流の考えです。
「ハナマガリアツバ」に似るが、無印は白紋が弧状なのに対しヒメは丸っこい。
キノカワハゴロモ posted by
(C)独り蛾
↑キノカワハゴロモ(初見)↑
こうやって人工物にとまっていると目立つが、木の幹にいたら擬態職人と化すだろう。
翅の付け根の方が出っ張っているのが印象的。
他のハゴロモと比べると形が全然違うので独立した科にでも属してるのかと思ったが、なんと「アオバハゴロモ科」。
まあ、前翅の付け根が出っ張ってる特徴は一致してるな・・・
9月20日の夜、久々に運動公園で収穫(撮影だけだが)あり。
コロギス幼虫 posted by
(C)独り蛾
↑コロギスの幼虫↑
成虫は何度か見たことがあるが、幼虫は初見。
顔や脚、そして無駄に長い触角など、成虫の特徴がそのままなので同定しやすかった。
クロフタオビツトガ posted by
(C)独り蛾
↑クロフタオビツトガ(初見)↑
このポイントにのみ、大量にいた。
去年のこの時期にもここに来ていたのにも関わらず初見なので、実は去年も見たがスルーしていただけ・・・?
「ニカメイガ」に似ているので、今までそれと誤同定していた確立が高い。
肝心のニカメイガとの違いは、クロフタオビでは外縁の黒点列が後角付近に2、3個あるだけで、ニカは外縁全体に黒点が均等に並んでいる。
というのが独自の区別法なので、確実じゃないかも・・・
そしてまた老人ホームへ。
こう連日通っていると、ガードマンはどう思ってるんだろう?
たまに見つかってしまい、話しかけられる前に急いで逃げるので不審に思われてるか・・・?
でもここは虫の宝庫。
来ないわけにはいかない。
シマフコヤガ posted by
(C)独り蛾
↑シマフコヤガ(初見)↑
このように今も尚、続々と初見蛾に出会える数少ない大切なポイント。
以上、9月19日と20日でした。
20日夜は風もあり、汗一つかかないほど涼しかった(´∀`)
ナメクジが活発になるのは嫌だが、それと同時に蛾の第二ピークもやってくる。
20日2時30分から4時にかけてライトトラップしたので、次回からはライトトラップ編です。
今のところ、3分割の予定。