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2012-9-5探索記

9月5日の朝、雑木林へ行った。

藪ではお馴染みの外来植物「クズ」が、多数の花を咲かせていた。

クズ posted by (C)独り蛾
↑クズ-花↑
しぶとい生命力があるので完全な除草が難しく嫌われているが、花は綺麗。
葉にはコフキゾウムシ、茎にはシロコブゾウムシやオジロアシナガゾウムシが見られる。

場所によってはちょっと繁栄しすぎな所もあるが、外来種である本種も生態系の一部になっている気がする・・・




ヨコヅナサシガメ幼虫-脱皮直後 posted by (C)独り蛾
↑ヨコヅナサシガメ-幼虫↑
幼虫の中でも、脱皮直後のものは体色が赤い。
この写真の個体が、まさにそれ。

幼虫期はあまりカメムシの面影が無いので、知らない人が見たら「何この奇妙な虫!!」と驚くだろう。
それがこんなに真っ赤なら尚更。




スキバツリアブ posted by (C)独り蛾
↑スキバツリアブ(初見)↑
ハナアブのような模様をしたツリアブ。
ハナアブ科と比べると、顔の形が違う。

地上をゆっくりホバリングしては着地、の繰り返しをしていた。
どうやら朝日を浴びていたのだろう。

ツリアブは双翅目の中で一番好き(´∀`)




ヤマトアブ♂ posted by (C)独り蛾
↑ヤマトアブ♂↑
触角の付け根が橙色で、腹部の縞模様も橙色がかっている。
アブらしい姿が、シンプルで良い。

本種含む「アブ科」は吸血で恐れられている。
しかし血を吸うのは蚊と同様に♀だけで、♂は樹液等を大人しく吸っている。

見分け方は、両方の複眼が少し離れていたら♀で、♂はくっついている。
本種に限らず大抵の虻は、♂の方が複眼が発達している。




キマダラセセリ posted by (C)独り蛾
↑キマダラセセリ(初見)↑
茶色と黄色が独特の良さをもつ。
多分小さい頃にも見たことがあるが、ちゃんと同定したのは初なので初見としておく。

この写真、ちょっとピントが微妙・・・
昼の撮影は苦手だ><;





以上、9月5日でした。

この日は紹介した虫以外に、クロカナブンが多かった。
カナブンながらも、必死にバトルしてる姿が面白かった。

そのバトルを動画に収められたら良かったのだが、いきなりだったから間に合わなかった。

その代りに、スズメバチが威嚇しながら向かってくる動画を撮った。
もうちょっと威嚇の「カチッカチッ」という音をしっかり収めたかったが、これ以上ねばるとやばいと思って妥協したら微妙な動画になっちゃった・・・(´・ω・`)

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プロフィール
独り蛾さんのプロフィール
性 別 男性
年 齢 27
誕生日 5月26日
地 域 茨城県
職 業 自営業
血液型 O型
図鑑サイト

茨城の蛾

私の蛾観察記録を、図鑑形式でまとめています。
ゆっくり更新なのでまだ掲載種は少ないです。
表示の関係上、PCでの閲覧推奨。
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