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2015.9.30・10.2探索記

9月30日、昼の庭で軽く虫探し。






↑モンホソバスズメの幼虫↑
オニグルミにて。
この後、行方不明になってしまった...。






↑ホタルガ♂↑
年2化するが、近似種のシロシタホタルガは初夏の年1化であり秋にはいない。
夜間灯火にも来るが昼飛性でもあるため、本種の姿を見たことがある人は多いだろう。
触角は♂の方が発達する。







夜、玄関灯に来た蛾。




↑クロハグルマエダシャク♀↑
先日の記事の個体は難しい個体だったが、これはクロハグルマで間違いないだろう...たぶん。
触角が櫛歯状じゃないので♀。






↑イネヨトウ♀↑
6月頃にもいるが、個人的には秋に多いイメージ。
ヨトウガ亜科のクサシロキヨトウあたりに似た見た目だが、本種はキリガ亜科。




顔。
上の画像と比べモフモフ感が無いのは、手乗りしようとしたときに一度落下して犬の鎖に軽く巻き込まれた所為...。







10月2日、また玄関灯に蛾が。






↑ヒメクロミスジノメイガ↑
たぶん合ってる。
擦れの少ない綺麗な個体(´∀`)






↑ハラビロカマキリ♀↑
玄関近くで産卵していた!








尾端のアップ。
泡を出している。





4時間半後、産卵が終わっていた。




触ってはいないが、外見的にはもう固まっているように見える。
来年、孵化のようすを見られるといいな〜







以上、9月30日と10月2日でした。

ハマオモトヨトウ

9月30日、玄関灯にハマオモトヨトウ!!




数年前に一度見て以来の出会い。
やはりカッコイイ...



折角なので手乗りもしちゃおう!




顔は真っ黒。でも口吻は黄色。
脚をばってんにしていて可愛い(*´д`*)




飛び立ちそうな状態。
カッコよすぎ問題。




正面。
触角を伸ばしていると可愛さより、カッコよさの印象が強い。




横顔。
真っ黒もふもふ。







10月5日、ハマオモトヨトウのホストのうち、ヒガンバナやインドハマユウは庭にあるので幼虫を探してみた。






案の定いた(;゚Д゚)
しかしこの幼虫、ほぼ死にかけである...。




こっちは若齢幼虫。
完全に死んでいる。




インドハマユウの根元に目をやると、蛹がコロコロと。
結構な数あったので...




三つほど誘拐。
サイズは隣の定規を見て貰えば分かるとおり、23、4mm前後。




こんな感じで様子を見てみる。
一個体は採集時に枯葉に包まっていたので、ティッシュで再現w







10月6日、またインドハマユウで幼虫の様子を見てみた。




今度はちゃんと生きてる幼虫に出会えた。
あまり元気は無かったが...。




こちらは葉に頭を突っ込んでいるw





そして葉の裏には...


卵まで発見!
この数日で卵から成虫まで全過程の姿を見ることができた(´∀`)
まあこの卵がハマオモトヨトウの物だという確証はないんだけど、幼虫の発生状況的にハマオモトヨトウの卵と考えるのが自然だと思う。







10月8日、飼育容器内に成虫の姿アリ!




まさか早速羽化するとは...。
てっきり越冬するのかと。
というか本種はこの地域でも越冬ができるのか、そこが問題。

羽化したのは現状この個体のみで、あとの二個体は未だ羽化していない。

2015.9.29探索記

9月29日、ケミカルランプを点灯。






↑マサキスガ↑
9月半ば頃に大量にいたが、この時期にはだいぶ少なくなっていた。
隣家のマサキからたくさん発生する。






↑シバツトガ↑
これも大量にいる普通種だが、結構綺麗な個体だったので撮影。
改めて見ると、なかなか良いな...。






↑ウルマーシマトビケラ↑
トビケラには疎いので自信ないが、たぶんウルマーじゃないかな?
よく見かけるトビケラ。






↑シロオビノメイガ↑
翅は擦れていて撮ってもイマイチなので、顔を撮ってみた。
触角をピーンと上に伸ばしていて可愛い。
正面を撮りたかったが、位置的に無理だった(壁の近くで壁の方向を向いていた)。







今回のライトトラップ()に来たのはこれだけ...。
数も少ないし種類も超ド普通種だけという\(^o^)/


玄関灯の方が良いの来てたw




↑シロエグリツトガ↑
個人的にツトガ亜科の中で上位の美麗種!
白い地に、キャラメルのような淡い茶色がイイ...。






↑クロハグルマエダシャク♀↑
色がだいぶ薄く別種に見えるが、多分クロハグルマじゃないかな...。
前翅亜外縁線部に暗色紋があり、これは近似種のハグルマ、マルハグルマには無い特徴。
残る近似種はスジハグルマとアベリアハグルマだが、スジハグルマは外横線が中央付近で外側へやや出っ張るようで、アベリアハグルマは情報が少ないが標準図鑑を見る限り初夏の年1化であり秋にはいないっぽい。
という理由でクロハグルマとした。






↑ネマルハキバガ科の一種↑
ネマルハキバガにありがちな前翅中央の帯が無い。
サイズは結構大きめの6.5mm程でオオネマルハキバガかと思ったが、一部の他種も大型個体ではこの程度のサイズにはなるようなので同定はできず...。






↑チョウバエの一種↑
よくいるやつ。
ホシチョウバエかと思っていたが、自信がない。






↑チョウバエの一種↑
体と翅の基部が黒っぽい。






↑チャノコカクモンハマキ♂↑
前回の♀に引き続き、今回は♂が来た。
♀はやや大型で斑紋が薄く不明瞭なのに対し、♂は斑紋が濃くハッキリと出る。






↑クサヒバリ♀↑
たまに灯火に来ているがあまり見かけないので、いるとちょっと嬉しいやつ。
最近紹介したヒバリモドキ科のマダラスズやヤチスズとは異なり、本種は地表ではなく木や草の上で暮らす。







いったん観察はやめ、日付は変わり深夜に。

前回のようにヤママユが来てないかと寝る前に一度庭の外灯を見に行ったら、外灯の隣のヒイラギに何かが...
高い位置なので脚立を持ち出して近くで見てみると!






↑サザナミスズメの幼虫↑
幼虫は初見!!
ヒイラギに付くスズメガは他にシモフリスズメがいるが、そっちはもう何度も見ているのでサザナミだといいな〜と思っていたら本当に!
色合いや模様はシモフリ幼虫にそっくりだが、シモフリより白い斜線がやや細く鮮明で尻尾の刺は小さく細かい。
そしてなにより異なるのは...




この平たい顔!
何故こういう形なのか...?
これぞ真の平たい顔族。







以上、9月29日でした。

2015.9.28探索記

9月28日、スーパームーンだったと思うが、外灯にはそれなりに蛾が来ていた。






↑スゲドクガ♂↑
クリーム色の翅に黒点列が特徴。
スゲオオドクガに似るが、顔の色が違う。




本種はこのような黄色みの強めなクリーム色で、スゲオオはもっと黄色っぽいらしい。
両方の触角を合わせていて可愛い(*´д`*)






↑ナカグロクチバ↑
秋定番のクチバ。
本来は南方種でありそっちでは多化性なようだが、近所では秋にしか見かけない。
この個体は擦れているが、新鮮個体はなかなか美しい。






↑チャノコカクモンハマキ♀↑
よくいるハマキガ。
ウスコカクモンハマキに酷似するが、ウスコカクモンの分布は静岡が北限らしい(この情報もだいぶ古いと思うので今はどうだか...)ので、とりあえずチャノコカクモンとしておく。






↑ヤママユ♀↑
大物キター!!!
まさか月がでかい日に出会うとは。
毎度毎度♀ばかりで♂に出会いたいと思っていたが、今回も♀だった...
♂は飛来時間遅めだったりするのか?あまりにも♂に出会えなさすぎるorz







以上、9月28日でした。





【おまけ】
9月27日撮影、中秋の名月。




望遠レンズは持っていないので、コンデジの超解像ズームという機能を使って撮ってみた。
確かにコンデジにしてはかなり綺麗な月が撮れている。
この機能なしで撮影したのと比べると差は歴然だった。

2015.9.24・27探索記

9月24日、玄関の灯りに蛾が。






↑ツツミノガ科の一種(初見)↑
当然種名は判らないが、今まで見たのはスジの多い模様であり、この個体のような模様は初めて見た。






↑スジキリヨトウ♂↑
よくいるヨトウの一つ。
この個体は若干色褪せているが、新鮮な濃い個体は結構イイ感じ。
触角が櫛歯状なので♂。






↑モンチビツトガの交尾↑
まさかの交尾個体!
お互い色合いが少し異なる。







9月27日、日中に庭を軽く探索。






↑モンホソバスズメの幼虫↑
オニグルミにて。
このように体をぶら下げて数日間そのままだったが、ある日突然消えてしまった。
無事成長しているだろうか...。






↑ハラビロカマキリの卵鞘↑
オオカマキリは枝とかに、ハラビロは壁などの硬い平面に産み付けてあることが多いイメージ。






↑マダラスズ♀↑
前回のマダラスズは♂か♀か判らなかったが、これは産卵管が見えるので♀。
子ムカデの餌に丁度いいサイズだし、今度あげてみようかな...。

子ムカデはすくすく成長し、色や長さだけでなく幅も増してきて見応えある姿になってきた(*´∀`)
相変わらず写真は撮らせてくれないけどorz







以上、9月24日と27日でした。

いつにもましてパッとしない内容で申し訳ない...(;_;)
おまけ投入するのでお許しください!





【おまけ】
9月24日撮影、ハマキガ科?の繭。




上が以前紹介したハマキガ科の幼虫の繭、下が地面に落ちて茶色に変色した巣の中にあった繭を剥いたもの。
纏わり付いている黒い粒は全て糞である。
今のところ、この糞が腐ったりカビたりはしていない(下の繭の糞は白っぽくなっているが)。
ハマキガ科の繭は糞で覆われてるのが普通なのか、そこが気になる。
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プロフィール
独り蛾さんのプロフィール
性 別 男性
年 齢 27
誕生日 5月26日
地 域 茨城県
職 業 自営業
血液型 O型
図鑑サイト

茨城の蛾

私の蛾観察記録を、図鑑形式でまとめています。
ゆっくり更新なのでまだ掲載種は少ないです。
表示の関係上、PCでの閲覧推奨。
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