この間、部活をおやすみして観劇という名のリフレッシュをしてきました。
(団員にはほんとーに申し訳なかったけど、後ろめたさ全開で行ってまいりました…)
会場がそこそこ近かったので、おもいきってハシゴすることに♪

1本目は、天王洲銀河劇場でやった『ヴェニスの商人』。
 (*´艸`)エヘ
あのね、藤原竜也サンはどこまでもかっこよかったですよ…vv
(いちいちかっこいいの!´`)
(ポワン´`)←
3階席だったんでまったく期待してなかったんですが、だいぶ1階席にかぶさるような造りになっていて…。
意外に舞台が近くかんじられてよかったです☆
(でもオペラグラスで舐めまわすように観ちゃった人…)
(いやいや、周りにもたくさんいたよ?笑)
作品については映画を観て予習していったので、まぁまぁ余裕をもって観れたかな。
映画観たときより、やたらシャイロック(市村正親サン)に同情してしまって、自分でもびっくりでした。
市村サンはほんと、存在感も演技力も格がちがいますね…。
明暗だとか喜怒哀楽だとか、きっちり演じわけられる器用な方だなぁー、っておもいました。
相変わらずダンディーで素敵でしたよvv
藤原サンも、いい意味で大げさであり、わざとらしさ全開の演技をされてるのを拝見すると、やっぱり舞台人なんだなぁとかんじてしまいますね。
他にも西岡徳馬サン、寺島しのぶサンなど、出演者はとても豪華!
あっという間の3時間でした^^

2本目は、東京芸術劇場でやったStudio Lifeの『決闘』。
うん、これはほんとにほんとに行ってよかった!!
演出がすごく素敵で、とくに最初のシーンには「うわぁー」ってなりました´`
フェンシング部に所属するふたりの少年が主人公なので、彼らが剣を交えるシーンからはじまるんですけどね。
暗闇の中に響く、剣と剣が擦れあう音。
次の瞬間、スポットライトにうかびあがるまっしろなユニフォーム姿のふたり。
たがいに譲らず、永遠につづくともおもえる攻防。
…まさに“青春の煌めき”をあの空間に閉じ込めたようで。
なんだかもう、一瞬一瞬が美しすぎてトリハダがたちました。
実は感極まって泣く寸前だったけど、頑張って耐えましたよ`´
あのシーンを観れただけで、来てよかった〜!って思っちゃいました…。

「君の心臓の音が聴こえる…」とか、セリフがいちいち少女漫画ちっくなので、その点はちょっとばかりはずかしかったですね^^
しかし、とくに主役のお二方の好演っぷりはおみごとでしたよ!
自然とふたりの距離がちかづいていく(心に身体が従ったような)シーンには、おもわず呼吸すら忘れて見入ってしまいました´`
最初のこの甘い雰囲気があったからこそ、後半の痛々しくてやるせないかんじが引き立つのね…。
てゆか、エリック役の三上サンが素敵すぎてまいってしまいましたよ´`
すごく繊細そうで、影とか秘密が似合う方だなぁ〜、っておもいました。

(思春期の怖いくらいまっすぐでひたむきな姿だとか、葛藤する姿だとか…。
どうしようもなく醜いはずなんだけど、どこか美しくもあって。
…なにかは自分にもわからない。
けれど、確実に身体の奥に眠っている熱くたぎるもの。
このなにかを目覚めさせてしまったら、自分が自分でいられなくなるかもしれない…。
コドモはみんな、恐怖している。
その熱いなにかを抑えつけ、それを抱えながら生きていく術=自制心を身に付けること。
それが、オトナになるってことなのかもしれない。)

おまけのお話^^
Studio Lifeって、開演前の物販係をその日控えの役者さんがやってくださるんですよ☆
わたしが行った日は、以前拝見した舞台で主役やってらした方が普通に売り子しててびっくり!(笑)
すごいなぁ、主役級でもお手伝いはするのね…、なんて(笑)
(チキンなので遠巻きに愛でていただけですが…)←
役者を身近にかんじられるし、なにより“舞台はみんなで創るものだ”という意識の高い、いい習慣なんじゃないかな^^
サービス精神たっぷりの、あのアットホームなかんじ、すごくすきですよ!

この劇団てもともと、今回のような耽美的な作品を得意としてるみたい…。
(説明しわすれてしまいましたがStudio Lifeは男性のみで構成されている劇団です。女性は脚本・演出担当の方お一人だけ)
彼らが『トーマの心臓』を演っておもしろくならないはずがない!
これはちょっとハマりそうでやばいです…^^
ぜひまた行ってみようとおもいましたよ♪

素晴らしい時間が過ごせてしあわせでした…´`
これを励みに、来週末の大会頑張るぞ!(`ω´)/