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出掛けたくないないないない衣替え

そのなつふくをきーーないでーーー

〈冬の切なさ引きずったままあたしはそっちに行けない〉

まだ仕事では半袖を着ていません


前日の日記を読みかえしたものの、いったい何書いてだ状態でした。すみませんでした。

そしていまからもうひとつ告白します。
今日は、すべきこと全てを放り投げて丸一日サボタージュしていました。
朝起きて八時半過ぎていたあたりでもうなんか諦めてしまった。

とはいっても元々お休みの日なので私用の用事ばかりなのですが、それでも何一つしませんでした。

私用とはいえ自分だけのことじゃないこともあるんだなぁ

あ〜〜

〈実は夢でした、ということにしてくれ。人生に一回だけそういうのがあっても、ええやろう〉

これはとある有栖川作品からの引用です。タイトルは伏せるぜ。

あってもいいけど、ないほうがいい。この作品と同じことをしたわけではないよ。



引きこもっていたら過去の『活字倶楽部』をみつけた!

表紙は羽住都さんです。乙一さんの初期作に添えられた絵すきでした。

かつくら、より、活字倶楽部、のほうが好きなのにな。

有栖川有栖特集!で、有栖川先生とめぐる夕陽ヶ丘ツアーとロングインタビューが載ってました。(ぜんぶ忘れてた)


〈小説を読む人たちの中に「本格はつまらん。本格ってこんなものなの?」という声があることも知っています。そこに、時おり有栖川有栖の名前も入っていることも。
 まあ、そういうときは、わたしが本格じゃなかったら、誰が本格なんだと思う一方で、「もし、これが本格なんだったら、つまらんし退屈」という人に対して、わたしは絶対に負けてはならない。〉

……あれ、こんなシリアスなインタビューだったっけ……あれ……?

『活字倶楽部』は読者からの投稿も多く載せられる雑誌なのですが、なんか今回読み返していて心が痛くなりました。
どこがどうしてというのは明記しないけど、何でだろう……私も歳をとったのかな……。

でも『マジックミラー』はわりと人気があることと、読んだ人の大半があの名前を絶叫していてわらいました。わかるよ。
しかし同号に掲載されている質問コーナーでは、
〈Q.『マジックミラー』の探偵役の再登場はありませんか?
 A. おそらくないと思います。〉

ばっさり斬られてるやないか……なんでやねん……『BB』(ブラックボックス)とかゆうてたやん……

ふたたび告白すると、じつは私かなり前に有栖川先生にサインをしてもらうという機会を得たことがあるのですが、そのときにこう尋ねたことがあります。
「あ……あの……『砂男』は……」

『砂男』とは何ぞやというか私もよくわかってるわけではないのですが
二十年ほど前に連載されていた火村シリーズの単行本未収録作です。

なんでそんなこと聞いたんやってかんじだけど本当になんでそんなこと聞いたんでしょう……

でも『砂男』は(何故すぐ単行本にならなかったのかはわからないけど)古い時期の作品にあたるため、今刊行したとしても現代と当時のギャップというものを強く反映してしまうらしく、そこの兼ね合いが難しいんですよということをもっときちんとした言葉でお答えしてくれました。

そうか……


話が前後しますが活字倶楽部を読んでいて心が痛くなったのはあまりにもあられもない乙女たちの思考が頁から伝わってきたからなのですが、Wikipediaによると

〈『かつくら』(Katsukura)は、株式会 社新紀元社が発行している季刊の女性向け文芸情報誌。(中略) 株式会社雑草社が刊行していた漫画情報誌『ぱふ』に掲載されていたコーナー 「活字倶楽部」が、『ぱふ』別冊という形の雑誌として1994年に創刊された。 〉

という経歴を持つらしく、なるほどもとより女性向けだったのか。そして前身は『ぱふ』だったのか、とやや納得しました。

この号にはほかにも「ハーレクインに挑戦!」という気になる特集があります。
ハーレクイン、私も一度は読んでみたい。ほんとだって。全然知らない世界覗いてみたいでしょ。
この特集、たいへん参考になりましたが詳しくは省きます。


ああ〜〜ハーレクインとか書いてる場合じゃないよ……

もう世界の速度についていくのやめたい

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