先月から始めた私物整理が概ね完了した。
今日がごみ回収の日なので間に合って一安心だ。
何を捨てるか、何を残すか吟味している内にかなりの時間が掛かったが、すっきりした部屋や納戸の中は何というか清々しい。

昨日は再び納戸の中身ひっくり返して私物の整理をしたが、幾ら片付けても要らないものというのは次々に出てくる。

震災前に集めていた蒔絵シールのコレクションも、貼るようなものもないし取っておいても仕方ないので思い切って捨てた。
それと一時期ハマっていたお香一式も新築に引っ越してから何年も使っていないし、使う機会もないので未使用のセットだけを残して処分だ。

どんなに集めていたものでも、どんなにハマっていたものでも数年放置すると結構どうでもよくなるな。
そうなったら幾らお金が掛かっていたとしても、邪魔にしかならないので気にしないで捨てた方がスッキリする。
頑張って残したとしても死んだら向こうには持っていけないんだし、片付ける家族が困るだろうから捨てるが吉ね。

ただ、処分する際にはやはり勿体無い事をしたなとか、物の神様には申し訳ない気持ちになるけれど。

俗にいう、ごみ屋敷に暮らしている人はそういった気持ちが強すぎて溜め込んでしまうのだろうか。
片付けながら、ふとそう思った。

今後、すっきりした部屋の状態を維持していきたいので余程欲しいものじゃない限り、形が残るようなものは買わないか、不要になったらさっさと処分する事にする。
旅行に行っても、自分用のお土産とかは食べ物みたいに無くなるもので良いかな。