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話題:ひとりごと


職場の中堅さんから聞いた話が地味に怖かったんだが、寝ようとしたら唐突に思い出して寝れなくなってしまった。

その中堅さんの友人に超能力的な力を持っている人が居るそうで、ある時、その人が話してもいないのに中堅さんの職場を言い当て、更に唐突に仕事を辞めなさいと云ってきたという。
とはいえ、中堅さんも生活があるし仕事を辞めるわけにもいかず、納得もいかないので何で?と訊ねた。
すると友人曰く、今の職場は土地が悪いのか霊が沢山居てあまり良くないそうだ。しかも中堅さんは憑きやすい体質だそうで、本人に自覚はないものの色々憑いているという。


ただでさえ寒い場所なのに、朝っぱらからゾッとして更に寒くなった。
とはいえ、身に覚えがあるといえばある。
今の職場の休憩所は古い造りのメゾネットタイプのアパートの空き部屋を使っているのだが、上の階からたまに物音がする。
靴を履いた足で床を歩く硬い足音が…上の階は無人にも関わらずだ。
アパートは会社のものだが人に貸しており、他の入居者も居るには居るのでその音が響いている可能性もあるだろう。
ただ、貸し出している部屋の位置や状況的に其処からの音が聞こえる事は無い筈なのだが。

そんな話を中堅さんに聞いた後、寒さをお裾分けしようと思い新人先輩に話したら、事務所の倉庫に備品取りに行くのが怖かったと大不評だった。
まぁ事務所も古くてボロいし、倉庫にしている部屋も私達が仕事しに行く時間は真っ暗だもんなぁ…。

というか夏に聞きたかった。


食べマス ドラえもん

話題:今日のおやつ

Amazonの支払いをしようと思ってコンビニに行ったら見付けてしまった。
レジの近くに置くなんて狡い。
こんなの買わざるを得ないじゃないか!

練り切りで出来ているのだがちゃんと尻尾もあるし、首輪の紐まであって作りが細かい。
味はほんのり桜味だった。


夢日誌:異世界からの転移

話題:今日見た夢


こちらとは違う世界の住人が云った、この病を治す為には、この村を救う為には異世界に転移するしかないと。
確かにその村の住民の多くが罹患する病は私の世界では治療法も確立されているし、万が一罹患したとしても余程の事が無ければ死ぬような病ではない。
しかし、こちらよりも文明が進んでいない彼らの世界では不治の病にも等しいものだった。

彼らは症状の重軽に関わらず、大きな箱型の乗り物に乗った。
乗り物は大型バスに良く似た見た目で、リア部分に螺子巻きが付いており、それを回転させた動力で走る仕組みになっているようだ。
異世界への転移法は魔法陣を使ったものをイメージしていたが、どうやらこの世界での転移方法は違うらしい。
全員が乗り物に乗ったのを確認すると螺子が巻かれ、次々と乗り物が走り出す。
螺子の回転を動力で走るそれは、あっという間に目の前から走り去ると、そのまま猛スピードで直進し、凄まじい勢いで壁に激突した。
喩えるなら、それは射られた矢が風を切りながら的に向かって進むような、そんな勢いであった。

車体がひしゃげ、割れた窓ガラスが砕けあちらこちらに散らばり、窓から血塗れになった乗客が力無く半身を覗かせる。
『失敗だ』と誰かが云った。
その後も続々と乗り物が壁に激突する。しかし転移する気配も無いままスクラップになった乗り物と死体だけが増えていった。
これは異世界転移という名の間引きなのでは無いだろうか…そんな事を考えている間にも、乗り物が壁に向かって突っ込んでいった。
ああ、また死体とスクラップが増えるな。そんな事を考えていると、その内の一台が壁にぶつかると同時に姿を消したのだ。
どうやら成功したらしいと直感で分かった。




視点が変わった。

自身が住んでいる街の中心地を歩いていると、空の様子がどうにも可笑しい事に気付いた。
雲が渦を巻き、禍々しい光を放ちながら空ごと捩れている。アニメやゲームで見るような光景だ。
何事だろうか?
異常に気付いたのか、周りの人間がざわつき始める。

そして、その瞬間は唐突に始まった。
一台の車が空から落ちてきたのだ。呆気に取られ、車が落ちた付近に目を向ける。
余程、地面に叩き付けられた際の衝撃が大きかったのか車体は完全に潰れ、辺りにはガラスやミラーが散乱している。
もしも中に人が居たとしたら助からないだろう。
車の残骸から目が離せずにいると、頭上から聞こえてきた悲鳴に顔を上げる。
空から車や人が落ちてくるのが見えた。
身に危険を感じ、咄嗟にその場から飛び退くとほぼ同時に目の前で人が地面に叩き付けられ、地面の染みと化した。
あちらこちらから人や車が地面に叩き付けられる音がする。
目の前で起きた事に理解が追いつかないまま、その場から逃げ出した。いつ鉄や肉で出来た雨が直撃するかも分からない。

無我夢中で走っていると、有り得ない現象を次々と目の当たりにした。
突然、空間に亀裂が入ったかと思うと中から人が現れたり、まるで底無し沼に沈むかのようにアスファルトやビルの壁に埋め込まれた人達が藻掻いていたり、見えない壁に阻まれ 身動き取れない人達も居た。
いつ巻き込まれるか分からない状況に混乱しつつも、ただただ捩れてしまった世界を駆け抜けた。

世界の捩れが収まった後、シャベルを片手にとある公園を訪れた。
先の現象に巻き込まれ、此処で遊んでいた子供達が地面に沈んでしまったのを助けるのが目的だ。
湿り気を帯びた土にシャベルを突き刺す。普段は踏み固められて硬くなっているが土の表面が反転してしまったらしく柔らかい為、容易に掘り進める事が出来た。

暫く掘っていると、シャベルの先に何かが当たった。
石とは違うその感触に手を使い、その先にある土を払うと白い腕が見えた。
無我夢中で周りの土を掘り返し、そして取り除く。
何かに取り憑かれたように土を掘る私の様子に気付いたのか、周りに居た他の大人達も集まると全員で協力して土を掘った。
あっという間に作業が終わると、土に濡れた小さな体を引き上げる。
其処には五人、折り重なるようにして冷たくなっていた。
いつから土の下に居たのかは分からない。
ただ、暗く冷たい其処に閉じ込められ、どんなに怖かっただろう、苦しかっただろうと思うと酷く悲しかった。



神の視点と夢の中の人物としての視点が両方ある夢だった。
長く内容の濃い夢は見ているだけで疲れる。
結局、最初に出てきた異世界の連中がどうなったかは不明だが、世界の捩れはそいつらが原因だと思っている。

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