11月26日、雑木林の縁の街灯付近を、一頭の蛾が飛び回っていた。
ニトベエダシャク♂ posted by (C)独り蛾
↑ニトベエダシャク♂(初見)↑
晩秋のシャクガの一つ。
普通種とされるが、実は初見(`・ω・´)
模様が特徴的で、他に似た種類はいない。
シャクガでも体が太めで翅の比率があまり大きくないため、飛んでいるとシャクガっぽくない。
顔は・・・・
ニトベエダシャク♂-顔 posted by (C)独り蛾
やはりモフモフだ(´∀`)
触角がけっこう発達している。
11月28日、老人ホーム前へ行くと、無残にもあちこちにウスタビガの翅が落ちていた。
「秋の蛾も消える時期か・・・」と物悲しく感じていると、またしてもニトベさんが。
ニトベエダシャク♀ posted by (C)独り蛾
しかも♀だよ!!!
♀は走光性が弱くて灯りにあんまり来ないらしい。
しかしこの個体は灯りに寄ってきたと思われる位置にいた。
♂♀の違いは触角だけかと思いきや、よーく見るとこの♀個体は前翅外縁が鋸歯状になっている。
こんな違いもあったのか・・・(゚Д゚)
上の写真だと♀と証明する触角が写ってないので、いちおう顔写真も載せる。
ニトベエダシャク♀-顔 posted by (C)独り蛾
触角が糸状。
腹がでかい。かわいい。
はじめまして。
ニトベエダシャクはこの単純な模様がよく目立ち、出現期的にも存在感がありますね。
寒くて動きたくないのか、数日間同じ場所でじっとしていることも多いですね。
蛾の出現が少ない時期に見られますので印象が深いです。
長い櫛歯状の触角が目立っていました。
建物の中で何日も同じ場所に止まっていました。