3月17日、玄関の灯りに蛾が来ていた。






↑ホソウスバフユシャク♂↑
フユシャクの中では出現期がかなり遅い種。
三月頃になってやっと現れる。

外見がウスバクロテンに似ているが、本種は外横線が薄く、横脈点は小さい。



一応、顔も撮った。


まあ、普通のフユシャクって感じ。





その後、老人ホームポイントへ。




↑アトジロエダシャク♂↑
春のエダシャクを代表する普通種。
でも色が渋くて結構好き。

名前は後翅が白いのが由来。
蜜を吸う時は翅を立てていることが多いので、この白い後翅を見る機会は意外と多い。



顔は... 


かわいい(確信)






↑ホソバキリガ♂↑
近似種がいくつかいるが、この個体は外横線が前縁部で曲がっている特徴や、サイズ的にもホソバで合ってるはず。
触角がよく見えないが、僅かにモサモサが見えるので♂だと思う。






↑ウスベニスジナミシャク↑
これも春の最普通種の一つ。
帯模様の色は緑色タイプと薄紅色タイプがあり、この個体は緑色タイプ。
和名は薄紅色タイプによるものだろうが、個体数は緑色のが多いのでちょっと紛らわしい。





以上、3月17日でした。

久々の探索記、春お馴染みのメンツに出逢えて満足。
冷静に考えると残念な成果だけど、気にしない。