小学生くらいの少年達が猿を虐めて遊んでいた。
生き物を虐めるとロクな事にならないと、注意はしてみたが、何で駄目なのか分からないといった感じで、こちらを無視して虐め続けるばかりであった。

説教をするのを諦め、仕方無く彼らの動向を見ていると今まで虐めていた少年達に猿が噛み付き始めた。
痛い!と彼らは泣いていたが、下手に助けに行って巻き沿いを食らうのは嫌だし、云わんこっちゃないと何もせず眺めていた。

一匹が噛み付くと、猿達は狂暴性を増していく。
何だこいつ、そんなに強くないじゃん。ビビってやられてたけど、やっちゃえやっちゃえ。
そんな感じで次から次へと猿達は少年達に噛み付いていった。
噛み付かれた所は段々と赤く染まり始め、少年達は痛みと猿達にやり返される恐怖からか泣いてる。
仕方無い、そろそろ助けてやるか…そう思い、猿を追い払おうとした時だった。
少年のものとは思えない悲鳴が響いた。

驚いて悲鳴がした方を見ると、猿が少年の一人の肉を食い千切っていた。
それを皮切りに少年達の悲鳴が連鎖する。
その悲鳴に逆上したかのか猿達は狂暴性を更に発揮すると、次々と少年達の身体をバラバラの肉塊に変えていく。

手足が千切られる。
頭を顎から分断される。
腹から赤黒い内臓が引きずり出される。

かろうじて猿から逃れた少年達が助けを求めるように、こちらへ走ってきた。その後ろには数匹の猿が着いてきている。

このままだと巻き込まれる。

バラバラの肉塊にされるのは御免だと、その場から走り出した。






あんまりにもエグい夢で目覚めが悪かった('A`)