どうも今の時期になると眠りが浅くなる所為か眠っても二、三時間で目が覚めてしまう
そんな訳で毎日二度寝をしている状態なんだが、当然一晩に見る夢の回数も増える訳だ
今回は二回夢を見て、何とか両方とも覚えていたので寝起きにとっていたメモを見ながらまとめてみようと思う
一回目:寂れた遊園地
時々、夢に同じ遊園地が出てくる
寂れて廃虚の様だが乗り物が動いており、疎らにだが人も居るので廃虚ではない様だ
その遊園地に行くといつも夕暮れ時で、空は橙色と黒ずんだ青が混じった色をしている
私は特に其処で何をするわけでも無く遊んでいる人や、闇の落ち始めた乗り物を眺めていた
そして夢の終わり近くに、その遊園地にある『世界一のジェットコースター』に一人乗り込み、ジェットコースターが発車するのを待っているところで目が覚める
遊園地の夢を見るといつもこんな感じ
でも今回は少し違った
いつもは一人だが今回は誰か相方が居た
二人でそれぞれゴーカートに乗って遊んでいる
楽しそうにその相方はカートを運転しながら手を振ってくれたが、その人物が誰なのかは分からない
一頻りゴーカートで遊ぶと、いつも通り遊園地にあるジェットコースターへ乗った
安全装置を付け発車を待つ
ガコン…と軽く身体に衝撃を感じ、ジェットコースターは走り出した
其処で目が覚めた
この夢を見た後、時々思うのだがジェットコースターに最後まで乗ったら一体どうなるのだろうか
二回目:首
家の中から庭を眺めていた
引っ越してきて暫く経つが、忙しくて庭の手入れを殆どしていない
何とかしないとな…と思いつつ窓から生い茂った草を見ていた
と、生い茂った草の中に何かが転がっているのが目に入る
何だあれは?
そう思いながら、その物体を集中して見る
…首だ
髪の短い男の首
何でこんなものが?
驚く訳でも無くまじまじとそれを見詰めていると、不意にそれは閉じていた両の目をカッと開いた
怒っている様な、恨みに満ちている様な恐ろしい目をしている
そんな目に睨み付けられ、思わず身体がびくりと反応し其処で目が覚めた
目覚めた後も心臓がバクバク音を立てていた夢は今回が初めてだ
何かを暗示しているのだろうか…それにしてもあの男の目が忘れられない
2012-7-19 18:54