齋理屋敷


アルバム:齋理屋敷

今日は丸森にある齋理屋敷を訪れた。

齋理屋敷は江戸時代後期から昭和初期にかけ、呉服・太物の商売に始まり、味噌・醤油の醸造、縫製業等幅広い事業を展開し、七代に渡り繁栄した豪商である齋藤家の屋敷を改装した博物館だ。
齋藤家の歴代当主が齋藤 理助を名乗った事から齋理と呼ばれているそう。
敷地内で開放されている蔵は二階まで見学する事が出来、齋藤氏によって寄贈された収蔵品が展示されている。



この建物は養蚕をしていた建物だそうで吹き抜けの天井になっていたが、下から見上げた眺めはとても良かった。何より柵に施された花の装飾が綺麗。
よく見れば一階の欄間にも同じように花が彫られていた。


雛祭り期間らしく、色んな雛人形が飾ってあった。
古い時代のものもあり、少し怖かったがこれくらい並ぶと壮観でもある。


洋館造りの新館は齋藤氏の収蔵品や丸森の歴史をまとめたパネル、昭和初期の町並みがジオラマで再現されたものが展示されていた。
ジオラマの造りがなかなか細かいので、いつまでも見ていられそうだった。


今日のお気に入り。

因みに施設内に大正浪漫をテーマにしたカフェがあるのだが時間の都合上、
立ち寄る事が出来なかったのが心残りだ。
雛祭りイベント限定のランチが美味しそうだっただけに無念。
とはいえ、年間のイベントが結構あるので別な機会に訪れる事もありそうだ。
その時こそカフェに立ち寄る事が出来たらな…と思う。

変わり寿司


話題:今日の夕ご飯

丸森へ行ったので、夕飯に地元の寿司屋の寿司を買った。
生ものを使っていない面白い寿司で物足りないのではと思ったのだが、どれも美味しくて満足出来た。
個人的には柚子大根の握りが好きだった。
因みに美味しんぼで紹介されたらしい。



Iwaki Drive


いわきまでドライブをしてきた。
高速道路を駆使したが、市内に入るまで3時間半程掛かった。
ただ途中でSAで朝食を食べたので、それが無ければ3時間以内には着くかも知れない。
因みに朝食は山菜蕎麦だった。
味は普通だが、SAの蕎麦って何であんなに美味しそうに見えるのだろう。


偖、いわきに到着してすぐに小名浜にあるいわきマリンタワーへと行った。

タワーからの展望。
眼下に見える公園の生け垣がよく見たら海の生き物の形をしていた。





タワーからの眺めを楽しんだ後は、特に目的地があるわけでもなかったので宛もなく南下し途中、目に入った海岸へと立ち寄った。
漂着物の少ない綺麗な砂浜が広がるこの海岸には、鳥居と巨大な岩、それを囲むようにして並べられた石段があり、これらを見るに何かしら信仰がある場所なのだろうか。
そこそこ人が居たものの、波の音と風の吹き抜ける音以外、殆ど音のしないこの場所はまるでこの世から隔絶されているような、そんな印象を受ける不思議な場所だった。








水が綺麗。

海岸を散策した後は様々な道の駅に立ち寄り昼食を食べたり、その道の駅の名物を購入したりして帰路についた。
その途中、商店やらが軒並み閉店していたり、田畑が荒れていたりとやたら寂れた地域に入ったのだが、相方曰く帰還困難区域を抜けていたらしい。



確かに意識して車窓の外を見てみれば、放射線量を示す電光掲示板、原発関連の看板や崩壊したまま放置された建物、窓やドアを板張りされた民家、持ち主を待ち続ける鉄屑と化した車があちらこちらにあった。
此処は10年前から時が止まったままだ。



いわきに行くのは数年前にアクアマリンふくしまへ行って以来の2回目だが、見どころが沢山ある面白い場所だと思った。
何れまた訪れる機会があった時には、駆け足で巡った道の駅や今回訪れなかった場所をじっくりと見て回りたい。

牡蠣釜飯


話題:昼ご飯

途中立ち寄ったいわきの道の駅で牡蠣の釜飯を食べた。
道の駅の食堂メニューとしてはなかなか本格的な釜飯だった。
牡蠣はふっくら、お焦げが香ばしくて美味しかったので注文して良かったと思う。

因みにこの食堂は券売機で券を買うと同時に厨房に注文がいくシステムになっていた。ハイテク。

Memory deletion

話題:創作小説

 電脳化が進んだ世界というのは便利だ。
 コンピュータと変わらない脳は、かつて多くの人が望んだ願いを容易く叶える事が出来る…そう思っていた。

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