落書き:心も身体も死にました・改


前に描いたやつを書き直し





夢日誌:血抜き


寝ていたら突然、相方に襲われた
手にはT字形の金具を持っており、それを脇腹に刺された
刺された瞬間、あまりの痛みに反射的に悲鳴を上げ暴れると無理矢理押さえ付けられ金具をグリグリと更に深く刺し込まれる

金具の丁度Tの横棒にあたる部分の両サイドに穴が開いているらしく、もがく度にどす黒い血が吹き出し布団に血溜まりを広げていった

このままでは死ぬかも知れない…

そう思い、出せるだけの力で無防備な相手の脇腹に、何とか動かせた膝で一撃与えた
油断していたのか相手の身体が吹き飛び、呻きながら床に転がる
その隙に金具が脇腹の奥までめり込んでいる異物感と激痛を堪えながら寝室から飛び出した

背後から絶叫が聞こえた

振り返ると相方が血塗れになった両手を振り回しながら、のそのそとこちらへ向かってくる
その顔は鬼の顔でさえ優しく見えるような、もはや人間とは云えないものになっていた

あまりの恐ろしさに蛇に睨まれた蛙の如くその場に立ち尽くしていると、追い付いた相方に押さえ込まれ、脇腹に刺さる金具を一気に引き抜かれる

例えられないような痛みと共に飛び散った血が、白い壁に斑模様を描いた









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