夜刀神とは『常陸風土記』の行方郡段に見え、行方郡の郡家の周辺の原野に群棲する蛇体で頭に角を生やした神で、その姿を見た者は一族もろとも滅んでしまうと伝えられている神(妖怪とも云われている)だ
継体天皇の時代に箭括氏の麻多智が郡家の西の谷の葦原を新田として開墾する際に、妨害した為に打殺されたりして山へ駆逐された

これはその生き残りで、今日まで人間の振りをして交わりながらひっそりと生きてきた夜刀神の一人
とても長い間、人間として生きてきたので変化は慣れたものだが驚いたり感情のコントロールが出来なくなると角が生えてきてしまう
但し、元の姿を忘れてしまったのでそれ以上戻れない




因みに今のプロフ画像