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黒バスホラクラ夢 短編

夏だ!!海だ!!ホラーだ!!
というわけで、黒バスホラクラ夢の短編版です。
大輝くん視点ばっかりです。
まったく怖くないよ!!
そして分かる人には分かるクロスオーバー。
姉貴=A子さん



【くねくねさん】
ガキのころ姉貴と母ちゃんとでばあちゃん家に遊びに行ったんだ。
外は晴れてて田んぼは緑でいっぱいだった。いい天気だったから姉貴と田んぼの周りで遊んでたんだ。
ふと、姉貴が遠くの方を見ているのに気づいた。
何を見ているのか気になった俺も姉貴が見ている方向を見ると、その方向にはカカシがあった。
「あのカカシがどうかしたのか?」と聞くと「いや、うん…まあね」と曖昧に返された。
それが逆に余計に気になってよ〜くカカシのある方向を見てみたんだ。
すると…遠すぎてよく分かねーけど、人ぐらいの大きさの白い物体がくねくねと動いていた。
周りには田んぼがあるだけで近くに人がいるわけでもねー。
「なんだあれ?はっ!?まさかあれがウワサのアシモか!?」
「あー…違うと思う」
「だったらなんなんだあれ?」
「さあ?」
と、姉貴がそう言ったと思ったらいきなりその場で超高速コサックダンスを踊り始めた。
わけがわからなかった。
しばらく姉貴は超高速コサックダンスを踊っていて、ふと白いくねくねの方を見ると白いくねくねはくねくねするのをやめていた。そして、しょぼーんってな感じで肩を落としてとぼとぼとどこかに行ってしまった。
姉貴に何でいきなり踊りだしたんだ?と聞くと「いちダンサーとして負けられないと思った」とわけのわからんことを言われた。あんたはいつからダンサーになったんだ!?


【隙間女】
夜、自分の部屋でゲームをしていたら、ふと視線を感じた。
んで、視線の先を探して部屋内を見回してみると、家具と家具の隙間に女がつまっていてこっちを見ていた。
「ぎゃぁぁぁああああああああ!!!!!」
絶叫した。
俺の絶叫を聞きつけて姉貴が部屋にやって来て「うっさい大輝!!今何時だと思ってんの!?ソロプレイするならもうちょっと静かにやんなさい!!」と怒られた。
確かにソロプレイしてたが姉貴の言うソロプレイはゲームのことじゃねーよなっ!?と普段ならツッコムとこだったが今はそれどころじゃない。俺は恐る恐る変な女がつまってる方を指差した。
姉貴もつまってる変な女に気づき「あー…」と声をこぼした。
「ところで大輝。あそこの隙間にゴッキーが死んでたよね?もう片付けたの?」
「いや、まだだ」と返したらつまってた変な女がすぱっと消えた。
変な女が消えた後にはゴッキーの死骸だけが残されていた。
そしてその後、二度と変な女は現れなかった。


【人面犬】
ガキのころ、近所で人面犬が出るとウワサがたった。
そのウワサを真に受けたさつきが怖がって外で遊ぶのを嫌がるようになってしまった。
それを聞いた俺達姉弟は人面犬をホカクすることにした。
作戦はこうだ。
なんか知らんがウワサの人面犬は女好きらしく、女の前にしか姿を現さないらしい。だから姉貴をおとりにして、人面犬が出てきたところで近くで隠れていた俺がバスケットボールを全力で人面犬にぶつけ、気絶させホカクする。
結果から言おう。作戦は大成功だった。
気絶した人面犬の顔を見てみると、なんか無駄にめっちゃイケメンだった。
人面犬は気絶しながら「おいど……おいどの匂いを…かがせてください…」とうなされていた。
意味はよく分からなかったがなんかキモいと思った。
姉貴と一緒にキモい人面犬を木の枝でつついていると「すいません」と知らない兄ちゃんに声をかけられた。
ジーパンに黒のTシャツを着てキャスケットを被った兄ちゃんは、人面犬をホカクする為にハケンされたらしく、人面犬を譲ってくれと言ってきた。
人面犬をホカクしてからの事はまったく考えてなかった俺達はすんなり兄ちゃんに人面犬を譲った。
今思うと、むしろ兄ちゃんが来なかったらこのキモい人面犬を飼うはめになってたかもしれなかったから兄ちゃんが来てくれてホントに良かったと思う。
兄ちゃんはお礼にと言って俺達にジュースをおごってくれた。
最近になって姉貴とその時の話をした。
「あん時の兄ちゃんいい人だったよなー」
「あー…あの兄ちゃんたぶん人じゃないと思う」





黒バスでホラー???クラッシュ夢

注意事項

・ホラーもどき…いや、もはや『もどき』ですらない
・ほとんどのキャラが空気状態…大人数キャラを動かせる文才がなくてごめんなさい
・いちおう、仮にも、ホラーもどきなのに下ネタ有り(とうか下品…)
・笑っているのを表現するのに「wwww」という表現をあえて使っております(限定一名だけです)
・会話が多いです。誰の台詞かはふぃーりんぐで感じとってくださると嬉しいです文才なくてごめんなさい
・『 』の内の言葉は青峰君達には聞こえていません
・他の作品からキャラが出張出演してます(クロスオーバー?)
・要はカオスなものってことです
・なんでもどんと来いっ!!という猛者の方お待ちしております



C
「ちょっとー大輝!あんたねー、これくらい自分でなんとかしなさいよ!!何のために部活やってんの!?」
「バスケするためだっつーの!!」
「姉ちゃんね、こー見えて色々忙しいのよ!!」
「ムシかよっ!?」
「合コンとか合コンとか合コンとか合コンとかに参加しなきゃいけないの!」
「全部合コンじゃねーか!!ってか今吉さん、アンタまでなんでここにいんだよ!?」
「あー、わしは英子のアッシー君ってやつや」
「ちょっ!何人聞きの悪いこと言ってくれてんの!?アッシーなんて可愛らしいもんじゃないでしょ!!問答無用でここまで拉致ってきたくせに!!」
「それこそ人聞きの悪いこと言わんどいてーな。わしは可愛い可愛い後輩達を思って英子と助けにきただけや。な、花宮?」
「帰れ」
「そんな意地張るもんやないで。お前そろそろ限界なんやろ?ここは素直に優しい先輩達に甘えときー」
「…チッ…」

なんか分かんねーけど、結界は今吉さんが張り直すことになったみたいだ。それで姉貴はというと……日本刀?を振り回してベトベトンもどき達をばったばったと切っていた。
「合コンをドタキャンさせられた恨み思い知るがいい!!」
…何で女子大生が日本刀なんて持ってんだよ!?……はっ!!まさかあの日本刀、昔見たふざけたバットが進化したものなのか!?マジか!?
「お久しぶりです英子さん」
「あ、坊ちゃんいたんだ。久しぶりだねー」
「坊ちゃんはやめてください」
「えっ!?姉貴、赤司と知り合いなのかよ!?」
「あー…うん。まあ、ね…」
「くろちゃんで“OK。特定。今からゴーストバスター(笑)を派遣する。到着するまで何とか持ちこたえて”と書き込みがあったんですが、あれ美咲で間違いなかったようですね」
「そやで。くろちゃんで美咲ちゃんがスレ見つけてわし連絡が入って、英子を拉致ゴホンッ。連れて助けに行くことになったんや」
「おいメガ吉!!今、拉致って言ったよな!!拉致って!!」
ピローン♪
「ん?誰かLINEきたみたいだよって私か」
は?今携帯ってつながらねーはず(くろちゃんは別だ。あれには何故かつながるらしい)なのに、なんで姉貴にLINEが届くんだ!?
ベトベトンもどきを切りつつスマホをチェックする姉貴…。無駄に器用だよなあの人。
「〜〜っんの!あのアマァ!!」
「あのアマって美咲ちゃんやろ?美咲ちゃんなんやって?」
「“英子がドタキャンした合コンに代打で出席することになったから合コンのことは気にしないで心ゆくまで助けてあげてね(はあと)”だとよっ!!」
それを聞いた今吉さんは大爆笑。…さすがにちょっとわりぃーことしたなーっと思わなくもないが俺にはどうしようもできねーから黙っとく。
「ふむ。合コンの代わりになるか分からないですが、涼太なんてどうですか?」
「赤司っち!?」
「涼太って、あの黄瀬涼太?」
なんか面白そうな話になってきたから「いちおー黄瀬はモデル(笑)なんだぜー」とビンジョーしてみる俺。
「モデルやってて黄瀬…。あのさ黄瀬君ってお姉ちゃん二人いたりする?」
「いるっス」
「危なっ!!これが噂の孔明の罠ってやつか…。マジで危なかった…。危うく小悪魔シスターズの格好の餌食になるとこだったわ…危ない危ない」
「あっ!?どっかでオネエサンのこと見たことあるなって思ってたけど、思い出したっス!!姉ちゃん達にキスせまられた人じゃん!!」
「何やってんだよ姉貴!!」
「ちょっ!!シャラップ黄瀬君!!その記憶は今すぐ消去して!!」
「なんでその場に俺を呼んでくれなかったんだんよ!!うらやまけしかん!!ところで黄瀬の姉ちゃん達っておっぱい大きかったか?」
「うん。大輝も黙れ」ちぇ、なんだよ…一番大事なことだろうが。ふと緑間達の方を見てみると…相方の高尾が笑いすぎて呼吸困難になってるっぽかったが、まあほっといても大丈夫だろ。
「ふむ…ならば敦は?」
「ちょっ!?赤ちん何言ってんの!?」
「あー…紫原君ってバイト先の先輩の弟なんだよね。で、先輩から口酸っぱく弟に手ぇー出したらただじゃおかん!って言われてるからナシの方向で」
「真太郎ならどうですか?」
「よく知らないけど…電波キャラなんじゃないの?それとアホの美咲からチャリア充に手を出すな!ってよく分からんこと言われてるんだよねー」
「「おい!!やめろください!!マジでやめろください!!」」今までコントくりひろげてた緑間達がいきなり真顔になって全力で否定しだしたが、まあほっといても大丈夫だろ。
「よく分からないですけど、まあいいです。ではテツヤは…」
「妹分に嫌われたくない!!」
「では仕方ありませんね…ぼ「美咲と親戚になりたくないので全力で謹んで遠慮します!!というかですね!高校生はちょっと…」
「だったら姉貴、今吉さんとタメなんだから今吉さんでよくね?」
「ふっ…大輝よ…メガ吉をお義兄さんと呼ぶ覚悟はあるのかい?」
「あっ…やっぱさっきのナシで」

「ハッ!アンタ嫌われてんじゃないのか?」
「ちゃうちゃう花宮。あれは照れ隠しや。ある種のツンデレやと言ってもええやろう」
「ってそういえば、メガ吉!あんたも手伝ってよ!!」
「無理や。一人や二人ならまだしもこれだけの人数を囲う強固が結界を維持しつつ…なんてことさすがのわしも無理やて」
姉貴は「仕方ないわね…」そう言うとスマホをいじり出しどこかに電話し始めた。
「あっもしもし白澤さん?今大丈夫?」
『大丈夫だよ。大丈夫じゃなくても英子ちゃんのために大丈夫にしちゃうよー』(*青峰君たちには聞こえていません)
「あのーちょっと私今困ってて…」
『どうしたの?』
「白澤さん前に言ってましたよね?」
『もしかして、僕は神様だよーって話?』
「はい。もし本当にそうだったら、ちょーっと助けてくれたりなんかしちゃったりしないかなーって思って電話してみました」
『んー…あっ、見つけた。ホントにちょっと面倒なことになってるみたいだね』
「さすがですね!」
『でしょ!でしょ!』
「で、どうにかなんないでしょうか?」
『うーん…僕の専門じゃないけど…なんとかしてみるよ。そのケータイってスピーカーにできる?』
「できます。今スピーカーにしました」
「僕の声聞こえてるよね?」
「ばっちりです!」
姉貴がスマホを操作してスピーカーに切り替えたようで、スマホから男の声が聞こえてきた。
「じゃあ、始めるよ」
男の声が辺りに響く。
「中国語…ですかね?」
「とても近いが違うな…」
テツと赤司がレーセーにブンセキしている。
そーいや、赤司が肩車してもらっているのが羨ましかったのかテツも火神に肩車してもらってる。んで火神は実渕?ってやつと美味しいお菓子の作り方について話し合っているみたいだ。まあ、どうでもいいな。
何語か分からない呪文?が終わる。
すると…なんてことでしょう!タクミの技でベトベトンもどき達はきれいさっぱりいなくなりましたとさ。
「こんな感じでどうかな?」
「ありがとうございます!!今度なんかお礼します!!」
「いいよいいよ。気にしないで」
「そういうわけにはいきません!ちゃんとお礼さしてくださいよ」
「んーだったら今度僕と遊んでよ」
「私はぜんぜんOKですけどそれってお礼になりますか?」
「なるよ!じゃあ、日にちとかはまた改めて連絡するねー」
「分かりましたー連絡待ってまーす」と言って姉貴は電話を切った。
「…あの、英子さん」
「ん?なに花宮?」
「さっきの人のこと白澤さんって呼んでましたよね?」
「うん」
「それって…中国のあの白澤とか言わないですよね?」
「あのって言われてもどの?…あっでも確か出身は中国だって言ってた」
「そんな大物どこで釣り上げたんや?」
「釣り上げたって、あんたね…。街でナンパされて仲良くなっただけよ」
「仲よーなったってどの程度の仲や?」
「あは。あはははは…友達だよ。友達」
「それって友達の前に最初にセがついて最後がスで終わる単語がつくんじゃ…」
「ちょーっと黙ろうか花宮君!!」
「男好きもたまには役に立つんやなー」
「うっさいぞメガ吉!」
「そう言えばな、英子。こっからちょっと走らなあかんけど、いい感じの温泉宿があるらしいけど行くか?」
「行く!行く!!泣く泣く合コンキャンセルしたんだから温泉でしっぽりするぐらいしなきゃ割りに合わないっての!!ってなわけで、大輝。姉ちゃん、ちょっと温泉行ってくるわねー」
「ほな、残りの合宿気張りなやー」
「お、おー…」
姉貴と今吉さんはそう言い残して温泉宿へ旅立って行った…。

「なあ、大輝」
「んだよ赤司」
「英子さんと白澤さんもセフレみたいだが、今吉さんともセフレなんじゃないか?」
「おいっ!!せっかく花宮がにごしたり、俺も俺で気づかないようにしてたことをっ!!」
「つまり、英子さんはヤリ●ンビ●チということですね」
「テツ!お前もか!!」














黒バスでホラー??クラッシュ夢

注意事項

・ホラーもどき…いや、もはや『もどき』ですらない
・ほとんどのキャラが空気状態…大人数キャラを動かせる文才がなくてごめんなさい
・いちおう、仮にも、ホラーもどきなのに下ネタ有り(今回はありませんが…)
・笑っているのを表現するのに「wwww」という表現をあえて使っております(限定一名だけです)
・会話が多いです。誰の台詞かはふぃーりんぐで感じとってくださると嬉しいです文才なくてごめんなさい
・要はカオスなものってことです
・なんでもどんと来いっ!!という猛者の方お待ちしております




B
ヤバイ!ヤバイ!!ヤバイ!!!結界?の外にドロドロとした…あー…っとポケモンで言うとベトベトンみたいなやつがうろうろしてやがる!!何だこれ!?
「やばばばばばばば…」
「ちょっと大ちゃん!震えないで!!私まで揺れるでしょ!!」
「ばばばばばっか!こ、これはあれだ!ムシャブルイってやつだ!!」
「っ!?青峰君が“武者震い”という言葉を知っているなんて!!」
「ふっ…テツ。俺だって成長してんだぜ?」
「マジかよ…青峰って頭良いのか…」
「まあな」
「大丈夫です火神君。青峰君が頭良い部類に入るのなら君も入ります」
「マジか!?俺頭良かったのか!!」
「wwwwww…ゼー…ハーwwww」
「高尾!!真っ青な顔して無駄に笑うな!!」
「真ちゃん…俺はどこでもいつでも笑顔を忘れない男。…それが高尾和成ってな」(ドヤァ顔+サムズアップ)
「高尾…お前という奴は…」

「…花宮さん。気のせいだったらいいのですが…疲れてきていませんか?」
「赤司…お前はあの会話を聞いてて疲れないと?」
「まともに取り合ったら負けです」
「…そうか。ところで…お前もお前でいつまで根武谷に肩車してもらうつもりだ?」
「僕の気が済むまでです」
「………。ごほんっ。結界はってそれを維持し続けるのはすげー精神を使う」
「つまり?」
「持って、5分。…いや3分だな」
「それはこの結界の耐久限界が訪れる時間ととってよろしいですか?」
「ああ…」
「何それ。ヤベーじゃん。どーすんの赤ちん?」
「ぎゃー!黒子っち!黒子っち!黒子っち!くぅうううぅrrrrrろこっちぃいいぃいイェア!!」
黄瀬のバカがわめきだした。とりあえずぶん殴ろうと思ったがテツが「黄瀬君うるさいです」と言って「おすわり。お手。おかわり。ふせ。」と次々に命令してそれに黄瀬は従った。
…テッテッテッテッテッテッテッテー♪テッテッテッテッテッテッテッテー♪テッテッテッテッテッテッテッテー♪おや?黄瀬の様子が…?おめでとう!黄瀬はペットモデル(犬)に進化した!!テーテーテーン♪テテテテテテテーーーーン♪
たぶんあれだ。今後は白い犬のお父さんに続くべくトップペットモデルの階段をのぼっていくんだろう。頑張れよ黄瀬(笑)
…………飽きた。なんか飽きた。バスケしてー。………はっ!!
キンチョー感というのは辞書にはのってるけど俺の辞書にはのってないのだ!!
どやぁ!!俺かっこいいこと言った!!とニヤニヤしていると、スパッと切れた。すげーきれーにスパッと切れた。何がかって?空間だよ空間!!
そして切れた空間から姉貴と今吉さんがこっち入ってきた。
…ちょっと…かなり…意味が分からない。


つづく?





黒バスでホラー?クラッシュ夢

注意事項

・ホラーもどき…いや、もはや『もどき』ですらない
・ほとんどのキャラが空気状態…大人数キャラを動かせる文才がなくてごめんなさい
・いちおう、仮にも、ホラーもどきなのに下ネタ有り(今回もない…はず…)
・今回は短いですがA子さんが登場
・要はカオスなものってことです
・なんでもどんと来いっ!!という猛者の方お待ちしております




A
英子は自宅にてルンルンとおめかししていた。これから合コンに参加するのだ。相手メンバーは聞くところによるとなかなか上玉らしい。化粧や服装にも力が入る。「今日も合コン〜♪明日も合コン〜♪あさっても合コン〜♪ビバ☆GW!!」と変な鼻歌を歌っているとスマホが着信を告げた。浮かれていた英子はきっとこれから参加する合コン女子メンバーの誰かだろうと思ったのでかけてきた相手を確認せずに電話に出た。
「はいはーい」
『もしもし。英子?私、私!世界遺産級美人の美咲ちゃんだよ!』
「あっ、間に合ってます」
即座に電話を切るが間髪いれずにまたスマホが鳴る。くっそ!なんで相手を確認せずに出ちゃったんだ私っ!!相手が美咲なら無視したのに!!と思うが一度電話に出てしまったが最後。英子が電話に出るまで永遠とスマホを鳴らし続けるということが今までの経験上分かっていたので渋々電話に出ること決意する。
「何の用だよ。こっちは忙しいんだけど」
『あっそう。そんなことより、あんたの弟達がまた変なのに絡まれてるみたいだから助けてあげなさいよ。足は用意してあげたら心配しないで☆私ってば超優しい(はあと)』
「は?」と疑問の声をあげたタイミングでピンポーンとインターフォンが来客を告げた。「いやいやいやいやさすがにタイミングが良すぎるだろ。まさかそんな…」とこぼしつつ玄関に向かい扉を開けと「よっ!」
片手を上げてテキトーな挨拶をする今吉の姿があった。
「メガ吉っ!?足ってお前のことかっ!?」(※メガ吉→メガネ+今吉して省略したらしいよ!)
「そや。受験勉強の息抜きに車の免許取ったんや。いやー取ったはええけど運転する機会なんて早々来やんやろって思てたらこれや。人生何が役に立つか分からんもんやなー」
「ああ、うん。とりあえずお前は全国の受験生に謝っとけ。悪いことは言わんから…」
『無事合流したみたいだし、頑張ってねー。じゃあねー』
耳に当てたスマホから美咲の陽気な声がそう告げ電話が切れた。




つづく?





黒バスでホラークラッシュ夢

注意事項

・ホラーもどき…いや、もはや『もどき』ですらない
・ほとんどのキャラが空気状態…大人数キャラを動かせる文才がなくてごめんなさい
・いちおう、仮にも、ホラーもどきなのに下ネタ有り(今回はない…はず)
・今回はまだA子さんは登場してません
・要はカオスなものってことです
・なんでもどんと来いっ!!という猛者の方お待ちしております







@
高校バスケ協会?なんかよくわかんねーけど、お偉いさん達が何を思ったのかWCで活躍した選手を招いて親睦会兼強化合宿とかなんとかを開くことにしたらしい。詳しくは知らんし、きょーみねえ。まあ、とにくWCで戦ったヤツらが集まったわけだ。
で、一日目は普通に過ぎていった。二日目に事件は起こった…。

二日目、体育館で試合形式の練習をしている時だった。ドンッ!と大きな音がしたかと思ったら体育館ごと地面が揺れた。とっさになんかわかんねーけどとにかくヤバイ!!と思った俺は、とにかくさつきとテツをカクホした。左にさつき「ちょっ!?青峰君!?いきなり何!?」右にテツ「青峰君!?僕自分で歩けますからっ」よし完璧だ。さつきはしばらく騒いでいたが俺が離す気がないと分かると大人しくなった。テツは「…ふむ…」とかなんとかひとり言をこぼしつつなんか考えてるようだ。二人を抱えて体育館の中央にいる花宮ってやつに近寄っていく。理由を聞かれても答えらんねーけど、何故かそれがサイゼンサクってやつだと思った。
「皆さん!ひとまず青峰君に続いてください!青峰君の野生の感が何かを訴えてるみたいです!」
テツにしては珍しく声をはってんなーと思ってたら火神のヤローが近寄ってきやがった。
「おい、青峰」
「んだよ?」
「黒子、俺によこせ」
「あ?なんでだよ」
「いいからよこせよ」
「しつけーな!!」
「よこせよ」
「駄目だ!キンキュージタイの時はちゃんとキチョウヒンをちゃんと身につけとけって昔ばっちゃんが言ってたから駄目だ!」
「だからだろ!こういう時こそマンツーマンディフェンスだろ?」
「なるほどな」
俺はテツを火神のヤローに任すことにした。いわゆるエイダンだな。エーダン。
「絶対手放すなよ!ばっちゃんが言ってたんだからな!!」
「おう!まかせとけ!!青峰のグランマの名にかけて!!」
「ほら皆さん!!野生児コンビがわけの分からないことを言い出すのはいつものことですが、何か身に危険が迫ってるというのが皆さんなら察せますよね?」
「わけ分かんねーって言うけど、これ以上なく分かりやすいぞ」とテツに言えば「はいはい。そうですね」と返された。さすがテツだな。分かってくれたか。
そうこうしてる間に赤司が根武谷ってヤツに肩車されながらこっちに近づいてきていた。
「ただの地震ではないようだな。…何が起ころうとしている…?」
赤司もテツにサンドーする様子を見て他のヤツらも俺達に近寄ってくる。
「ねえ、大ちゃん。何が起こるか分かる?」
「分かんねーけど、何かヤバイってのは分かる」
「俺もだ」と火神も俺の意見と同じらしい。
「いい勘してんじゃねーの」
今まで黙っていた花宮がしゃべりだした。
「さっきの地震は地震じゃねえ。空間が歪んだ音だ」
「中二病乙!…と言いたいところですが、どういうことですか?」
「さすがイイ子ちゃん。こんな与太話に付き合うつもりか?」
「昔、一度だけ与太話の方が良かったと思うような目に合ったことがあるので、一概に与太話にするわけにはいかないだけです」
「僕も与太話のような体験ならしたことがあります。ですから、どういうことなのか教えてください」
「…チッ。…これはおそらく霊障の一種だ」
「れいしょうって、幽霊の霊に、障害の障…ですか?」
さつきが花宮につっかかる。
「ああ」
「つまりこれはオカルト現象だと?」
「信じる信じないはご自由に」
花宮はニヤリとした感じの悪い笑みを浮かべていた。
「僕は信じます」
「テツ君!?」
「テツヤに続くよ」
「赤司君まで!?」
さつきに続くように周りのヤツらもブーブー言っていたテツと赤司が信じると言い切ったことにより静かになった。
「高尾!?」緑間の声が響く。緑間の相方の高尾ってヤツは膝から崩れ落ちたのが見えた。
「だ、い…じょうぶ。心、配すんな、って」
「そんな真っ青な顔して何が大丈夫なのだよ!!」
その様子を見ていた花宮が大きく舌打ちして「…誰かミネラルウォーター持ってねーか!?」と言い出した。「俺持ってるっス!!」チッ!シャラ男が!!男は黙ってスポドリだろうが!!黄瀬が急いでミネラルウォーターが入ったペットボトルを持ってきて花宮に手渡した。
「いいか、よく聞けよ。今から結界を張る。このミネラルウォーターを使って円を描く。円を描いた後は絶対に円から出るな!何が起きても、だ。」
「青峰君。一応言っておきますけど、これはフリじゃないですからね」
「分かった」
「三分後、結界を張る。それまでに体育館にある使えそうなもんを片っ端から集めて来い!」
花宮が言い終えると同時にそれぞれが行動に出たが体育館に持ち込んでる荷物なんてたかがしれている。スポーツドリンク、タオル、携帯、PC…そんなところだ。
荷物を持ち寄ったところで花宮が宣言通り結界を張った。



つづく?




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