注意事項
・ホラーもどき…いや、もはや『もどき』ですらない
・ほとんどのキャラが空気状態…大人数キャラを動かせる文才がなくてごめんなさい
・いちおう、仮にも、ホラーもどきなのに下ネタ有り(とうか下品…)
・笑っているのを表現するのに「wwww」という表現をあえて使っております(限定一名だけです)
・会話が多いです。誰の台詞かはふぃーりんぐで感じとってくださると嬉しいです文才なくてごめんなさい
・『 』の内の言葉は青峰君達には聞こえていません
・他の作品からキャラが出張出演してます(クロスオーバー?)
・要はカオスなものってことです
・なんでもどんと来いっ!!という猛者の方お待ちしております
C
「ちょっとー大輝!あんたねー、これくらい自分でなんとかしなさいよ!!何のために部活やってんの!?」
「バスケするためだっつーの!!」
「姉ちゃんね、こー見えて色々忙しいのよ!!」
「ムシかよっ!?」
「合コンとか合コンとか合コンとか合コンとかに参加しなきゃいけないの!」
「全部合コンじゃねーか!!ってか今吉さん、アンタまでなんでここにいんだよ!?」
「あー、わしは英子のアッシー君ってやつや」
「ちょっ!何人聞きの悪いこと言ってくれてんの!?アッシーなんて可愛らしいもんじゃないでしょ!!問答無用でここまで拉致ってきたくせに!!」
「それこそ人聞きの悪いこと言わんどいてーな。わしは可愛い可愛い後輩達を思って英子と助けにきただけや。な、花宮?」
「帰れ」
「そんな意地張るもんやないで。お前そろそろ限界なんやろ?ここは素直に優しい先輩達に甘えときー」
「…チッ…」
なんか分かんねーけど、結界は今吉さんが張り直すことになったみたいだ。それで姉貴はというと……日本刀?を振り回してベトベトンもどき達をばったばったと切っていた。
「合コンをドタキャンさせられた恨み思い知るがいい!!」
…何で女子大生が日本刀なんて持ってんだよ!?……はっ!!まさかあの日本刀、昔見たふざけたバットが進化したものなのか!?マジか!?
「お久しぶりです英子さん」
「あ、坊ちゃんいたんだ。久しぶりだねー」
「坊ちゃんはやめてください」
「えっ!?姉貴、赤司と知り合いなのかよ!?」
「あー…うん。まあ、ね…」
「くろちゃんで“OK。特定。今からゴーストバスター(笑)を派遣する。到着するまで何とか持ちこたえて”と書き込みがあったんですが、あれ美咲で間違いなかったようですね」
「そやで。くろちゃんで美咲ちゃんがスレ見つけてわし連絡が入って、英子を拉致ゴホンッ。連れて助けに行くことになったんや」
「おいメガ吉!!今、拉致って言ったよな!!拉致って!!」
ピローン♪
「ん?誰かLINEきたみたいだよって私か」
は?今携帯ってつながらねーはず(くろちゃんは別だ。あれには何故かつながるらしい)なのに、なんで姉貴にLINEが届くんだ!?
ベトベトンもどきを切りつつスマホをチェックする姉貴…。無駄に器用だよなあの人。
「〜〜っんの!あのアマァ!!」
「あのアマって美咲ちゃんやろ?美咲ちゃんなんやって?」
「“英子がドタキャンした合コンに代打で出席することになったから合コンのことは気にしないで心ゆくまで助けてあげてね(はあと)”だとよっ!!」
それを聞いた今吉さんは大爆笑。…さすがにちょっとわりぃーことしたなーっと思わなくもないが俺にはどうしようもできねーから黙っとく。
「ふむ。合コンの代わりになるか分からないですが、涼太なんてどうですか?」
「赤司っち!?」
「涼太って、あの黄瀬涼太?」
なんか面白そうな話になってきたから「いちおー黄瀬はモデル(笑)なんだぜー」とビンジョーしてみる俺。
「モデルやってて黄瀬…。あのさ黄瀬君ってお姉ちゃん二人いたりする?」
「いるっス」
「危なっ!!これが噂の孔明の罠ってやつか…。マジで危なかった…。危うく小悪魔シスターズの格好の餌食になるとこだったわ…危ない危ない」
「あっ!?どっかでオネエサンのこと見たことあるなって思ってたけど、思い出したっス!!姉ちゃん達にキスせまられた人じゃん!!」
「何やってんだよ姉貴!!」
「ちょっ!!シャラップ黄瀬君!!その記憶は今すぐ消去して!!」
「なんでその場に俺を呼んでくれなかったんだんよ!!うらやまけしかん!!ところで黄瀬の姉ちゃん達っておっぱい大きかったか?」
「うん。大輝も黙れ」ちぇ、なんだよ…一番大事なことだろうが。ふと緑間達の方を見てみると…相方の高尾が笑いすぎて呼吸困難になってるっぽかったが、まあほっといても大丈夫だろ。
「ふむ…ならば敦は?」
「ちょっ!?赤ちん何言ってんの!?」
「あー…紫原君ってバイト先の先輩の弟なんだよね。で、先輩から口酸っぱく弟に手ぇー出したらただじゃおかん!って言われてるからナシの方向で」
「真太郎ならどうですか?」
「よく知らないけど…電波キャラなんじゃないの?それとアホの美咲からチャリア充に手を出すな!ってよく分からんこと言われてるんだよねー」
「「おい!!やめろください!!マジでやめろください!!」」今までコントくりひろげてた緑間達がいきなり真顔になって全力で否定しだしたが、まあほっといても大丈夫だろ。
「よく分からないですけど、まあいいです。ではテツヤは…」
「妹分に嫌われたくない!!」
「では仕方ありませんね…ぼ「美咲と親戚になりたくないので全力で謹んで遠慮します!!というかですね!高校生はちょっと…」
「だったら姉貴、今吉さんとタメなんだから今吉さんでよくね?」
「ふっ…大輝よ…メガ吉をお義兄さんと呼ぶ覚悟はあるのかい?」
「あっ…やっぱさっきのナシで」
「ハッ!アンタ嫌われてんじゃないのか?」
「ちゃうちゃう花宮。あれは照れ隠しや。ある種のツンデレやと言ってもええやろう」
「ってそういえば、メガ吉!あんたも手伝ってよ!!」
「無理や。一人や二人ならまだしもこれだけの人数を囲う強固が結界を維持しつつ…なんてことさすがのわしも無理やて」
姉貴は「仕方ないわね…」そう言うとスマホをいじり出しどこかに電話し始めた。
「あっもしもし白澤さん?今大丈夫?」
『大丈夫だよ。大丈夫じゃなくても英子ちゃんのために大丈夫にしちゃうよー』(*青峰君たちには聞こえていません)
「あのーちょっと私今困ってて…」
『どうしたの?』
「白澤さん前に言ってましたよね?」
『もしかして、僕は神様だよーって話?』
「はい。もし本当にそうだったら、ちょーっと助けてくれたりなんかしちゃったりしないかなーって思って電話してみました」
『んー…あっ、見つけた。ホントにちょっと面倒なことになってるみたいだね』
「さすがですね!」
『でしょ!でしょ!』
「で、どうにかなんないでしょうか?」
『うーん…僕の専門じゃないけど…なんとかしてみるよ。そのケータイってスピーカーにできる?』
「できます。今スピーカーにしました」
「僕の声聞こえてるよね?」
「ばっちりです!」
姉貴がスマホを操作してスピーカーに切り替えたようで、スマホから男の声が聞こえてきた。
「じゃあ、始めるよ」
男の声が辺りに響く。
「中国語…ですかね?」
「とても近いが違うな…」
テツと赤司がレーセーにブンセキしている。
そーいや、赤司が肩車してもらっているのが羨ましかったのかテツも火神に肩車してもらってる。んで火神は実渕?ってやつと美味しいお菓子の作り方について話し合っているみたいだ。まあ、どうでもいいな。
何語か分からない呪文?が終わる。
すると…なんてことでしょう!タクミの技でベトベトンもどき達はきれいさっぱりいなくなりましたとさ。
「こんな感じでどうかな?」
「ありがとうございます!!今度なんかお礼します!!」
「いいよいいよ。気にしないで」
「そういうわけにはいきません!ちゃんとお礼さしてくださいよ」
「んーだったら今度僕と遊んでよ」
「私はぜんぜんOKですけどそれってお礼になりますか?」
「なるよ!じゃあ、日にちとかはまた改めて連絡するねー」
「分かりましたー連絡待ってまーす」と言って姉貴は電話を切った。
「…あの、英子さん」
「ん?なに花宮?」
「さっきの人のこと白澤さんって呼んでましたよね?」
「うん」
「それって…中国のあの白澤とか言わないですよね?」
「あのって言われてもどの?…あっでも確か出身は中国だって言ってた」
「そんな大物どこで釣り上げたんや?」
「釣り上げたって、あんたね…。街でナンパされて仲良くなっただけよ」
「仲よーなったってどの程度の仲や?」
「あは。あはははは…友達だよ。友達」
「それって友達の前に最初にセがついて最後がスで終わる単語がつくんじゃ…」
「ちょーっと黙ろうか花宮君!!」
「男好きもたまには役に立つんやなー」
「うっさいぞメガ吉!」
「そう言えばな、英子。こっからちょっと走らなあかんけど、いい感じの温泉宿があるらしいけど行くか?」
「行く!行く!!泣く泣く合コンキャンセルしたんだから温泉でしっぽりするぐらいしなきゃ割りに合わないっての!!ってなわけで、大輝。姉ちゃん、ちょっと温泉行ってくるわねー」
「ほな、残りの合宿気張りなやー」
「お、おー…」
姉貴と今吉さんはそう言い残して温泉宿へ旅立って行った…。
「なあ、大輝」
「んだよ赤司」
「英子さんと白澤さんもセフレみたいだが、今吉さんともセフレなんじゃないか?」
「おいっ!!せっかく花宮がにごしたり、俺も俺で気づかないようにしてたことをっ!!」
「つまり、英子さんはヤリ●ンビ●チということですね」
「テツ!お前もか!!」
完