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A子さんネタSS ネタバレ注意!! ゴーストハント編  コイヌに名前をつけました

「ねえ」

「なんだ?」

「僕のことを『おい』とか『なあ』って呼ぶのやめてくれない?今時、熟年夫婦でさえそんな呼び方しないよ」

「そうだよな…じゃあ、これからは太郎って呼ぶことにする」

「やだよそんな名前!!」

「お前……全国の太郎という名前の方々に謝っとけよ。で、どうする?候補とかないのか?」

「………じん……」

「『じん』な。なかなかいいんじゃないか。」

「……うん」

「今日からお前は『じん』だ。漢字で書くときは『仁』な」

「なにか意味があるの?」

「画数が少なくて楽だからだ」

「英次も全国の仁って名前の人達に謝った方がいいよ」





◆◇◆◇◆◇

いつまでも名無しではいられないので名前をつけました。
物凄く捻りのない名前です。


改装

ちょっと気分を変えて改装してみた。

移動あぷ

突発部屋にREBORNネタ2つを移動あぷ

A子さんネタSS REBORN編 標的117ネタの以前の話

誰もいない公園

私はベンチにひとり、月を見つめていた。

今夜は満月――






「今晩は。隣、いいですか?」


いきなり声をかけられて驚く

こんな近くに来て声をかけられるまで気配を感じないほど月に集中していたことに……

声をかけてきた人物はまだ若く、少年と言って差し支えないように見える

短くどうぞとだけ伝え、私はまた月を眺める


「そんなに熱心に月を見つめていると…囚われてしまいますよ」


他にも空いているベンチはあるのにわざわざ私の座るベンチに座ろうとする奇妙な少年


「それとも、すでに囚われているのですか?」

「残念なことに囚われてしまえるほど繊細じゃないんで」

「それはそれは…」


少年が奇妙なら私はなんだろう?

悲劇のヒロインぶった哀れな少女?

それとも――…




















ってことがあったりなかったり?

どっちなんだよ!?

ぶっちゃけると・・・

ぶっちゃけると?

まったくもってなかったわね。

なかったのかよっ!!本当のところはどんなやりとりがあったんだよ!?

え〜っとね…

「ちょっとそこ行くお姉さん、僕と遊びませんか?」

「えっ?それナンパ?」

「ナンパです」

「気に入った!!ナンパだと正直に答える君の心意気が気に入った!!ナンパされてあげようじゃないか!」

「ありがとうございます」

っとこんな感じかな。

現実っていつも残酷だよね……

現実なんてこんなものよ。






◆◇◆◇◆◇


A子さんと骸さんの出会いはとてつもなくしょーもないです。
なんか魔がさしちゃってたA子さんと脱獄して久しぶりのシャバの空気にはじけちゃってた骸さんが運がいいのか悪いのか出会ってしまったわけです。
そこにあったのはノリと勢いで……二人とも最低です。

分かりづらいと思いますが、後半はA子さんと弟の綱吉くんとの会話です。

A子さんネタSS REBORN編 標的117ネタのその未来

俺の母さんは所謂、シングルマザーってやつだ。

周りの人達に助けられたからここまでやってこれたのよと母さんは言うがそれでも大変だったことに変わりはないと思う。






俺は来週から中学へ入学する。

いい機会だと思うんだ。

大人…とは言えないけど子供でもないと思う。

だからもう、俺のことは気にしないでいいんだ。

でもやっぱり、ちょっとは気にかけててほしいかな。






「母さん、雲雀さんと再婚しなよ」






雲雀さんは母さんの昔からの友達で、物凄く多忙な人なのだけど何かと俺達、家族を気にかけてくれている。

現に今も仕事の合間をぬって俺達と夕食を共にしている。

なかなか会えないけど俺にとっては父親みたいな人だ。

母さんは雲雀さんとはただの友達って言うけど、それは俺の事を考えてそう言ってるだけなんだ。

だって二人は仲良くて一緒にいると本当に夫婦に見えるんだ。






いきなりの俺の発言に母さんも雲雀さんも箸を止めて固まった。



「雲雀さん、母さんをよろしくね。おまけに俺も」



先に我に返ったのは雲雀さん。

さすがだと思う。



「誤解してるようだけど、僕とA子はそんな関係じゃないよ」

「そうよ、雲雀とはただの友達よ」



母さんも我に返って雲雀さんに続く。



「それって俺を気遣ってのことだろ?俺のことはもう気にしなくていいよ」

「あのね、太郎。本当に雲雀とはただの友達なの」

「またまたー、もういいって」

「本当だよ」

「雲雀さんまでそんなこと言って…二人共、変に頑固だよなー」

「再婚も何も、母さん離婚してないから」

「あれだろ?未婚の母ってやつだろ」



俺の発言に深い溜息をついた二人。



「母さんはお父さんと結婚して、それから離婚した覚えはないわよ」

「えっ?」

「君の父親は来週辺りにでも帰ってくるはずだよ」

「えっ?」






その日の夜、俺は熱を出した。






◆◇◆◇◆◇

太郎君の母親はA子さんで父親は骸さんです。
A子さんと雲雀さんの間にあるのは熱い友情です。
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