Summer vacation 続く。
髪を切りにいくと、お店がもうすぐお休みになるという。建物を新しくするらしい。今年は改装ラッシュだ。そのあいだ従業員のみなさんは別店舗に散り散りになるそうで、「それはそれで面白そうだから、そのときにあわせて行ってみたい」というとそれに合わせて次の予約を提案してくれた。ビジネスとしてもわくわく感としてもうまくまわっている。
いつもの人にいつもと違うお店で切ってもらうのは不思議な感じでいいと思う。楽しみだ。

とある心理学の本(だいぶ前に買ったきり積んでいた)を読みながら夕寝をする。ひきこもりの体験談などが書いている。
寝ているときに夢を見て、私は体育館倉庫に閉じ込められていた。正確に言うとどこのスイッチを切っても電気が完全には消えなくて、鍵閉め当番の私は出るに出られなくなっていたのだ。ブレーカーを落としてもだめ。外ではもうバスに荷物を積みこんでいるのに……。(バスがどこに行くかは知らない)こんな形でひきこもりたいわけじゃないんだよと焦ってあせって、どのスイッチを入れたのか消したのかもわからなくなる。
起きるとちょうど母から電話がかかってきた。父に電話がつながらないという。親子そろって働かない装置に困っていたらしい。寝ぼけ眼で階下に降りると父は……父も寝ていた。

読みかけの本をもう一度ひらく。装置は人間関係のなかでも存在するという。頭が眠くてあまり理解しきれない。

ブレーカーを落とせなかったように、使い方を間違えている、と思うことはそれはもうたくさんあるんだけど…………。
だめ。今日は書き物も落とせません。
ある意味落としてる。無理矢理落としてる。


山名沢湖『レモネードBOOKS』
この本で描かれている「本という存在についての意識」が私の持つ感覚とほぼ同じで、読んでいると気持ちがぐわ〜〜ってなります。
とてもわかるから楽しいけれど、わかってほしくない、私だけの意識だと思っていたのに〜〜という嫉妬もちょっと生まれる。

登場人物全員が本好きなのかと思いきや主役の女の子は普通の子でした。そこがいいと思うわ。



仲良くなれないけど更新されるインスタはまぁ嫌いじゃないよ、っていう同級生みたいなスタンスで読む本。soupと同じですね。
嫌いじゃない。沈殿しない"可愛い"だし、それこそ「使い方」をよくわかってる子(人じゃないけど)だと思う。コピーのセンスは文字のデザイン含めて好き。