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ミズバヤックス

アーバンクリフ博士とデッカー博士が共同で開発した人型ロボットから始まり、ついに人間の生体組織を人工のものに置き換えることによりさらなる延命が可能となった現代…

だがあまりにも数を増やした人類の中に人型ロボットの活躍の場は少なく、見せ物や未だ終わらない紛争地域の制圧に米軍が採用する程度でしかなかった

かれこれ、世界の情勢に大きな変化は起きず、人々はただそれぞれの日常を過ごしていた。


しかしその日常は瞬間的に破壊されることになる。

世界各地の原子力発電所など、核の技術に関連する施設が謎のテロリスト集団により次々と襲撃占拠され…人々に戦慄が走る。

テロリストのリーダーのミズバヤックスと名乗り世界の前にその姿を現した男は、人類が地球に行なった汚染を超えるさらなる汚染を望み、最終的に人類の抹殺を宣言した。

これに対し世界各国は弛緩していた関係を再構築し、テロリストに全面対抗を宣言した。

しかしミズバヤックスの持つ戦力はただの自爆するテロリスト達だけではない。

ミズバヤックスの保有する一機の巨大飛行兵器ドミニオンにより戦場の焦土化は加速。ドミニオンを中心とする戦火は今まさに世界の人々を飲み込もうとしていた、だがその一方で戦火に向かう者達もいた。

アーバンクリフとデッカー博士の開発したアンドロイド部隊である。

人型ロボットよりも優れた性能をもつアンドロイド部隊は戦火の中心で軍と共同し、破壊の限りを尽くすミズバヤックスのテロリスト達を討ち

ついにミズバヤックスの乗る巨大飛行兵器ドミニオンは戦争の早急な終結を望んだ世界が放った一発の核ミサイルにより撃墜…

人類の抹殺は果たせなかったミズバヤックスは人類に対する新たな脅威の存在を示唆し海の底に消えた。

世界はこれを機に完全に核の開発と技術の封印を宣言し、それぞれの国が保有する核技術の産物は海底の深くに沈められたのだった。

その後、戦争により傷つき疲弊した人々を支えるためにアンドロイド技術を世界に提供したアーバンクリフは、生き延びているテロリストの残党を倒すためにデッカー博士と共に世界各地を転々としている…

だがまだ知られてはいない、ミズバヤックスと世界の戦いの裏で活動していた邪教集団が秘密裏に邪神の復活を目前にしていたことを…

しかし邪神の眠る海底都市ルルイエを、撃墜されたドミニオンが直撃し邪神の復活は半分阻止された。

半分だけ復活した邪神クトゥルフと魔導士達との人類の戦いは、まだ始まってはいない…
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