多くの資産がある方は、なるべく形をバラけさせておきたいものです。
ある程度の資産がある人がよく行っているのは、値崩れなどの可能性が低い金の形で持っておく方法です。
まず調べておきたいのは、果たしてどこで金を買えばいいのかという情報です。
自分も金による資産保全が気になるという方は、ホームページや店頭で金の売買価格をしっかり公表している、ちゃんとした信頼のある店舗で買うようにするといいでしょう。
そういうお店で買った金なら、売却時にも贋物の心配などと無縁で済みます。
年間50万円以上の利益が出ている場合などでなければ、金買取による利益に税金がかかることは無いと考えていいでしょう。
もちろん、買取業者の方では、取引の量が個人とは違いますから、利益分を届け出て何重もの税金を支払っていることでしょう。
その点、個人ではよほどの資産家でもない限り、課税対象になるほどの取引はしませんよね。
基本的には気にしなくていいと言えますが、しかし税法も割と頻繁に変わるものなので、どうにも不安な方は、事前に調べておくというのも一つの手だと思います。
初めて金買取を利用する方に押さえてほしいポイントは、詐欺まがいの店の被害に遭わないよう、慎重に店を選ぶことだといえます。
金額だけを前面に出した広告に釣られることなく、周りの口コミやレビューなどから、その店の信頼性を十分見極める必要があるでしょう。
昨今はネットで調べればすぐ情報が出てくるので、悪いことを書かれている店は買取を依頼するべきではありません。
買取額が他と比べて高い場合は特に注意してください。
それで客を釣っておいて、いざ査定の段で様々な手数料を取ろうとする店もあるので、利用する前に確認しておきたいところです。
金に優るとも劣らない高級品といえばプラチナですが、プラチナの指輪などを店で見てもらうと、それより価値の劣るホワイトゴールドの品だったなどというケースが割と多いようです。
もちろん、両者は別物です。
本来、プラチナは金よりもずっと希少価値が高く、値段も高価だったので、色合いの似ているホワイトゴールドをプラチナの代わりに用いるようになったのです。
ホワイトゴールドは一般に18金か14金です、K18WG、K14WGなどの刻印があれば、金が半分以上含まれているホワイトゴールドです。
ホワイトゴールドも金を含んでいますから、プラチナには価格で劣るとはいえ、買取ショップでお金に変えることは勿論可能です。
ずっと前から使わなくなってしまった指輪などの金製品を持っている人は、金・プラチナ買取系のお店に持って行くのもいいですね。
でも、それぞれのお店で価格は変わるので、色々なお店のウェブサイトなどをチェックした上で、好条件の買取をしている店舗に売るのが得策です。
売却する品物の総量が多ければ、買取総額はかなり変わってきますから、事前の情報収集は欠かせません。