金買取業者の中には、ネットでの申し込みを受け付けているところがあります。
実際に申し込む前に、オンライン査定で大体の目安がわかる店舗も見られます。
直接お店に行かない形式の買取でも、身分証のコピーを送らなければならないことが法律で定められています。
できる限り高額で手放すためには、サイトなどの情報で、店ごとの買取価格を比較することが大事です。
鑑定料や、買取時にかかる手数料を無料にしている店舗も増えてきましたので、それも主軸としてお店選びを進めるといいでしょう。
今の金相場はグラム5000円くらいでしょうか。
それは24金、すなわち純金の話です。
これが例えば18金(75%の合金)のアクセサリーなどであれば、純金5000円に対し、その75%の3500円になるのです。
なので、高額の取引が発生する量、例えば200万円以上となると、その重さは600グラムほどです。
指輪なら数十個、昔流行った喜平ネックレスでも5本以上は必要でしょう。
10金のアクセサリーをお持ちの方もいるかもしれませんが、24分の10は約41%ですから、純金が5000円なら10金は2000円程度です。
10金だけで200万円の買取価格になるためには、必要な量は1キロほどにもなります。
初めて金買取を利用する方に押さえてほしいポイントは、なにを置いても、良い店を選ぶことに尽きるでしょう。
買取額だけに注目するのではなく、その店が本当に信用できるのかどうかを厳しくチェックしてください。
ちょっとでも悪評判が付いている店は手を出してはいけません。
素人は買取金額が高いお店に飛びつきがちですが、鑑定料や手数料と称してお金を取る店もあるので、電話で問い合わせるなどしてよく調べてください。
金持ちは全ての資産を現金で持っておくなどしないものです。
定番といえば、値崩れなどの可能性が低い金の形で持っておく方法です。
まず調べておきたいのは、金を売っている場所や、その購入手段です。
自分も金による資産保全が気になるという方は、購入時の価格や条件が店舗ごとに違うので、そうした情報をサイトに明記している、実績・信頼のしっかりしたお店を選択するようにしましょう。
買った時の店がちゃんとしていれば、逆に売る時も贋物の心配などと無縁で済みます。
金買取は誰でも手軽に利用できて便利ですが、一部においては残念ながら詐欺のケースも存在します。
中でも「訪問購入」のケースは悪質なものが多いので気を付けましょう。
呼んでもいないのに自宅を訪れ、強引に金の売却を迫ってくるものです。
押し売りならぬ「押し買い」と言えるでしょう。
ほとんど二束三文の値段で換金させられたり、廃品回収か何かのように、粗品を渡して金を持って行ってしまう場合すらあります。
少しでも話を聴く余地を与えてしまうと強引に押し切られるので、怪しい人間が訪ねてきたら、きっぱりと拒絶してください。