指輪やネックレス、イヤリングなどの金製品は、十年以上前に買ったものでも、ずっと使い続けるのが嫌でもうずっと取り出してもいないという場合もあると思います。
捨てるのもしのびないという人は、買取店に持ち込み、現金化するのもありでしょう。
しかし、偽物はもちろん買い取ってもらえません。
自分は本物だと思っていたのに、鑑定してもらうと贋物だった事例もあるのです。
買取店でそう言われてしまったときは、残念ですが、勉強になったと思って諦める他にないでしょうね。
家に眠っている貴金属を買取してもらおうかと思ったとき、普通に思い至る売却先といえば、「高価買取」などの看板を出している買取店などです。
そうは言っても、一見さんお断りのような雰囲気があったり、裏から怖いお兄さんが出てくるのではないか、などと思っている人が私の周りにも多くいます。
そんな方でも安心して利用できるのが、デパートの金買取ですね。
デパートの中にお店を構えている場合もあれば、催事場でやっている場合もあります。
デパートなら変なトラブルは無いだろうという安心感から、一見さんでも利用しやすいので人気なのでしょう。
昔貰ったけどもう使わない、というネックレスを買取ショップに持っていこうとしている方は、刻印を見てみるのがいいと思います。
市場において金の純度を証明するため、金のグレードを証明する「K24」などの文字が刻印されていることが多いです。
K24が純金で、数字が小さくなるほどに純度が低くなります。
K24というのは純度100パーセント、K18なら純度75パーセントというのが一定の目安になります。
金に限らずプラチナなどの貴金属では、純度の割合で市場価値は変わってくるということです。
貴金属の買取を扱う店舗では、20歳未満からの買取の禁止を設定しているのが普通です。
なので、成人である証明がなければ買取の利用はできないケースが大半だと思われます。
とはいえ、例外的に、成人していなくても、18歳から利用できる場合もあります。
しかし、未成年者単独でお店に行く場合、保護者の同意書が必要になります。
この場合でも、18歳を超えていたとしても、多くの店では高校生からは買取をしてくれません。
手持ちの金製品を買取に出す時には、果たして満足できる金額になるのか、誰しも気にされるところですよね。
しかし金の値段は常に決まっているわけではありません。
金の国際価格やドル円レートは日々変わっているので、同一の金製品でも、売る日によって値段が全く違うということがあり得ます。
そのため、少しでも高い金額で手放したいなら、テレビやネットの情報に目を光らせ、相場変動の情報に強くなっておくことを意識しましょう。