昨年の我が家は、家族のそれぞれを送り出す年だった。
子どもは社会に巣立ち…
愛犬は天国に旅立ち…

お正月で帰省していた子ども達も
楽しい思い出を残して
またそれぞれの持ち場に帰って行った。

いつも別れは寂しいけど、
卒業していったんだと思えば
いく末の幸を願う事で
心が安らぎ

ありふれた穏やかな日々が
また始まった。


今日は旦那と映画に行った。

「この世界の片隅で」

第二次世界大戦のさなか
おそらくなら
あの時代のありふれた光景なのかもしれない
生活の淡々としたお話。
でも あまりにも不条理で、切ない。

自分に降りかかる全てを受け入れて
生きていく強さ…
家に嫁ぐ 嫁の立場…

私はとても幸せな時代に生まれてきたんだと
つくづく感じた。
自由奔放で気ままに過ごしていることに
罪悪感 感じるほどに…

そこで、
今年はするべきことの
一つ一つ 例えば料理や掃除 洗濯 諸々に
心を込めて丁寧に…
をモットーにしようと思った。

あたりまえの生活 全てが感謝だね。
私も、この時代…
この世界の片隅で生きる
一人なんだな…